こんにちは、トラボックス株式会社の採用広報です。
トラボックスは今、大きな変革期を迎えています。この挑戦をエンジニアリングの側面から加速させるべく、強力なメンバーが新たに正社員として仲間に加わりました。
今回ご紹介するのは、エンジニアの櫻谷さんです。
SESやフリーランスとして着実にキャリアを積んだ櫻谷さんが、次なる挑戦の場に選んだのは、トラボックスでの「正社員」という道。AI時代を見据え、なぜ彼がトラボックスという「チーム」に惹かれたのか。その真意をお伺いしました。
櫻谷さんのプロフィール
エンジニア歴9年目。キャリアのスタートから2年間はSESとして2社を経験し、3年目からフリーランスとして独立。その後、6年目からトラボックスにフリーランスとしてジョインし、3年間にわたり業務に携わる。50〜60代を見据えた持続性やキャリアパスの壁、AI台頭による人材価値の変化を機に、9年目となる現在、トラボックス株式会社へ正社員として入社。フリーランス時代の会話不足や技術追求の限界から脱却し、現在はチームマネジメント能力の向上や、利益を生み出す「ビジネスエンジニア」へのシフトなど、新たな付加価値の創出を目指して挑戦を続けている。
フリーランスから正社員へ。9年間のキャリアと「今」の率直な思い
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――櫻谷さんの経歴を教えてください。
新卒でSESの経験を積んだ後、3年目にフリーランスとして独立し、6年目からは業務委託としてトラボックスに携わりました。
フリーランスとしての働き方も順調ではありましたが、50〜60代を見据えたときの持続性やキャリアパスの壁、さらにAIの台頭によるエンジニアの人材価値の変化などを考えるようになったんです。そうした将来への備えや新たな挑戦を見据えて、9年目となる現在、トラボックスに正社員として入社することを決めました。
――実際に正社員になってみて、率直にいかがですか?
正社員になって本当によかったと思っています。私自身の経験社数自体は少ないのですが、忖度なしに、他社と比べても「いい会社」だと心から言えますね。
というのも、フリーランス時代に感じていた会話不足などの不安が解消され、雑談や議論を通じて仲間から刺激を受けられる「チーム」で働く意義を強く実感できているからです。目標にしたいプロフェッショナルな方々が多く、優秀な人材が集まるトラボックスは、エンジニアの成長環境として最適だと感じています。
フリーランスという環境の「ぬるま湯」と、自己成長への危機感
――技術面以外で、フリーランスという働き方に対して感じていたことはありましたか?
正直に言えば、フリーランスという環境が一種の「ぬるま湯」のようになっていることに危機感を覚えていました。
基本的に業務委託契約は、相談されたタスクを完遂すれば評価されます。そのため、少し自発的に動くだけで「よくやってくれる」と驚かれ、過大評価をいただきやすい側面があるんです。感覚としては「少し動いただけで必要以上に褒められる」という状態で。
ただ、それは裏を返せば、契約範囲外のタスクに対する期待値が低いことの裏返しでもあります。低い期待値の中で満足してしまっては、一向に自己成長は見込めない。そうした環境に甘んじる自分への焦りが、正社員への転身を後押しした要因の一つです。
50〜60代を見据えたキャリアの持続性と、AI時代に求められるエンジニアの新たな付加価値
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――順調にフリーランスとしてご活躍されていた中で、なぜ正社員になろうと思ったのでしょうか?
「技術追求の限界」を感じたからです。上級者のエンジニアを見ていると、この働き方をずっと続けていくのは心理的に辛いなと思う部分がありました。体力的にも気力的にも、生涯にわたって技術力を追求し続ける「スペシャリスト」であり続けることに、漠然とした不安を抱くようになったんです。
もうひとつの理由は「キャリアパスの壁」です。組織運営自体には以前から興味があったのですが、未経験のフリーランスがマネジメント業務を受注するのは極めて困難なんですよね。50代、60代を見据えたときに、このままの働き方で持続性があるのかという疑問もありました。
――今後のエンジニアの人材価値について、どのようにお考えですか?
今後は「実装力」だけで高単価を維持するのは難しい時代になると考えています。実装力があるのは大前提で、上流工程の経験も求められるようになるでしょう。
現在はAIの台頭によって未経験分野もある程度カバー可能な時代ですし、技術だけで差別化するのは困難になってきていますよね。開発だけしていると、どうしても「コスト」として見られがち。これからはビジネスを理解し、利益を生み出せる存在へとシフトしていく必要があります。
AI時代を生き残るための選択肢として、私は4つの方向性があると思っています。
1つ目は、究極のAI活用により圧倒的なアウトプット速度を追求する「技術力特化」。
2つ目は、会計ソフトや運送業界といったドメイン知識を武器にする「専門知識」。
3つ目は、AIが最も代替しにくいヒューマン領域である「チームマネジメント」。
そして4つ目は、利益を生み出す「ビジネスエンジニア」へのシフトです。
これらの要素を伸ばしていくためにも、私は正社員という環境が必要だと感じました。
フリーランスという自由な働き方に潜む「業務時間のメリハリ」
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――フリーランスという働き方の中で、日々の時間の使い方はどのように感じていましたか?
実は、自由度の高さゆえに「業務時間のメリハリ」がつきにくいという課題がありました。フリーランスは成果さえ出せれば働く時間も場所も自由で、通勤の労力を節約できるのは大きなメリットです。しかし、裏を返せば仕事モードの切り替えが自分次第であるため、生活のメリハリを保つ難しさがありました。
私の場合、日中にやる気が出なくても「夜に頑張ればいい」と自分を甘やかしてしまい、結果として一日中仕事に追われるような感覚から抜け出せませんでした。物理的な拘束や「通勤」という強制力がなかったことで、かえって仕事のオン・オフが曖昧になり、自由な時間が圧迫され、ストレスを抱えてしまうこともありました。
――正社員として働くようになり、仕事への向き合い方は変わりましたか?
今は、正社員として通勤する生活になりましたが、実はこの通勤時間こそが有意義な時間になっています。動画を見たり勉強をしたりと自由に時間を使えますし、何より帰宅時間の制約があるが故に「仕事のオン・オフ」が明確になりました。勤務時間中に終わらせる必要があるため自然と集中力も高まり、自由時間が増えて心理的にもラクになりました。結果として、今のほうが「仕事」と「私生活」の密度が濃くなっていると実感しています。
「1日の会話が10秒」からの変化。議論がもたらす思考の刺激と将来への備え
――フリーランスの働き方で、不安に感じていた点はありましたか?
「会話不足」への危機感がありましたね。フリーランス時代は、1日の会話が「朝会の10秒程度」という日も珍しくありませんでした。そうした環境にいると、頭の思考と実際の言葉の間に乖離が生まれてしまい、日常的な言語能力や思考能力が低下していくリスクを肌で実感したんです。
だからこそ、些細な雑談や議論を通じて常に思考を巡らせ、仲間から良い刺激を受けられる「チーム」という環境で働く意義を、改めて強く求めるようになりました。
――将来的な生活設計についての影響もあったのでしょうか?
長期的な物価高への不安や、マイホーム購入を考えた際の「社会的信用」の面も大きかったです。例えば2025年時点での住宅ローン金利の相場は、フリーランスだと地銀で0.9%〜ですが、正社員ならネット銀行や都銀で0.4%〜で借りられることも。
私の借入金額で30年間の金利利息を推計すると、約300万円もの差になるんですよね。一度上がった価格は元に戻らないでしょうし、生涯家賃を払い続けることへの不安もありました。
目標となるプロフェッショナルな仲間と、自然に技術が磨かれる高い水準の環境
――数ある企業の中で、最終的にトラボックスで正社員になることを決めた理由を教えてください。
社内に「目標にしたいプロフェッショナルなメンバー」が多数在籍しているからです。例えば、プラットフォーム部のメンバーはビジネスと技術の双方に精通しており、高い基準で確実に自分を成長させてくれます。
また、他事業部のメンバーも業界への理解が非常に深く、圧倒的な行動力や提案力だけでなく、素晴らしい熱量を持っているんです。このような魅力的な方々と一緒にチームとして働けることが何よりの魅力でした。
――エンジニアが成長しやすいと感じる具体的なポイントはありますか?
優秀な人材が集まりやすい「組織力」と、携わるだけでスキルアップできる「質の高い技術環境」が魅力です。
組織面では、「優秀な人材が、さらなる優秀な人を呼ぶ」という好循環が生まれています。ビズリーチ経由や取締役経由で入社するメンバーも多く、社内にはベンチャー気質で多才な人材が揃う環境です。現在は成長フェーズということもあり、人材コストへの積極投資が行われているため、欲しい人を逃さない強みがあります。
さらに、技術資産のクオリティが非常に高いことも特徴です。DDD(ドメイン駆動設計)の実装実績があり、既存の設計やコードの品質自体が高いため、システム開発に携わるだけで自然と技術習得が進んでいきます。
開発環境へのツール投資も迅速で、Figmaなどの必要な有料ツールはすぐに承認されます。また、勉強会やSlackでの活発なコミュニケーション、グループを跨いだナレッジシェアにより、互いを高め合える技術コミュニティが形成されている点も魅力ですね。
本質的なフィードバックが成長の糧に。マルチタスクで実感する自身の確かな進化
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――正社員になってから、大変だと感じる場面はありますか?
周囲のレベルが高く本質的なフィードバックをいただける分、自分の未熟さを痛感してプレッシャーを感じる場面はあります。しかし、それは決して後ろ向きなものではなく、自分自身の「成長」への投資環境だと前向きに受け止めています。
正社員になってからは要件調整や他部署との連携など、開発以外の役割も増えました。マルチタスクを高いスピードで処理する力が求められるため、コードを書くだけではない難しさもあります。しかし、改善の成果が見えやすく、成長をダイレクトに実感できるのがこの環境の魅力です。
――最後に、共に挑戦する仲間へメッセージをお願いします。
私自身、フリーランスから正社員になることで、AI時代に向けたキャリアの不安や、環境面での課題に向き合うことができました。もし、私の話に共感する部分が1つでもあるなら、正社員という環境に身を置くのは非常に合理的な選択だと思います。
トラボックスは「いい会社」だと心から言えますし、優秀な人材が集まるエンジニアの成長環境として本当に最適です。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一緒に挑戦しましょう!
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