こんにちは!株式会社トリドリ採用広報担当です。
現在、toridoriでは産休・育休を取得している女性社員が多くいます。
今回は、実際に休業を経て、先日復職した女性メンバーへのインタビューを行いました。
休業前後の変化、キャリアに対する考え方、復職した感想などをお話しいただきました。
ぜひ、参考になさってください!
ーまずは、お帰りなさい!復職初日はどんな気持ちでしたか
復職初日はなんだか不思議な気持ちでした。人見知りが発動して、少し緊張しました!
1年以上お休みをしていましたが、私が所属するコーポレートデザイン統括部は、メンバーの入れ替えなども少ない方で、顔見知りもたくさんいるのでそこは安心できました。
いつも家で会話ができない赤ちゃんと一緒にいたので、久しぶりに大勢の大人と会話をしたことがとても新鮮でした!
社会人としての喋り方ってどんな感じだったっけ?とか、自分がどんな立ち位置にいたのかがよくわからなくなってしまい戸惑いました(笑)
でも、温かく迎え入れていただけてホッとしています。
ー育児休業はどのくらい取得されたのでしょうか
1年4ヶ月ほどお休みをいただきました。元々1歳になるまでは保育園にはあずけず、自宅で育児をしようと決めていたのですが、1歳を迎えた後も保育園が決まらない限り復職ができず。
無事に4月に入園できたので、この度復職をしました。
ー休業中、会社情報のキャッチアップなどはどのようにされていましたか
Slack(社内コミュニケーションツール)や会社のポータルサイトを時々開いて、全社員に向けた重要なお知らせを確認していました。
そんなに頻繁にキャッチアップを行っていたわけではありませんが、時々ふっと会社のことを思い出した時に見ていたという感じです。
育休中に会社のメンバーとランチに行けたらいいなとは思っていましたが、日々の子育てが大変でなかなか時間は作れませんでした。
今後、会社の規模が大きくなって休業するメンバーが増えるようであれば、会社側から休業中のメンバーに対して定期的に情報を発信するメルマガみたいなものを作ってもいいのかもしれませんね。
ー実際に復職してみてどのような変化がありましたか
ものすごく変わっていました。
急成長中のベンチャー企業なので当然ですが、この1年間はtoridoriの歴史の中でも最も変化が大きかった年なのではないかと思います。
新潟支社ができて、グループ会社もいくつか増えて、組織も大きく変化していました。
復職初日は現状の説明で1日が終わるくらい盛り沢山で、今はまだ追いつくことに必死です!
ーお仕事の面ではいかがですか
1年間も休んでいたら普通は鈍ってしまうと思いますが、私の場合は個人事業もやっているので、仕事自体は続けていました。(toridoriは副業が可能です。※条件あり)
なので、パソコン触るの久しぶり!みたいな不安は特にありませんでした。
ただ、会社の現状を把握しきれていないという点では、まだまだ他のメンバーに質問をしながら進めることが多いので、復職前ほどスムーズとは言えないです。
入社したばかりのような気持ちで、頑張っています。
ー産休前の記事で「キャリアが止まることが悔しい」とおっしゃっていましたね
はい。こればかりはどうにもできません。
人工子宮ができない限り、女性はこの問題から逃れられないと思います。
だからこそ嘆いていても仕方ないし、前向きに捉えるようにしています。
休業中にキャリアアップはできませんが、スキルアップは自分次第でできる可能性があります。
例えば、私はスマホのアプリで英語の勉強をしたり、iPadでLINEスタンプの制作をしたり、新しいことにも挑戦をしました。
休業に入る前は焦りもありましたが、今は全く焦っていません。
新入社員と同じように、新鮮な気持ちで復職できたのでよかったです。
チームメンバーや上司からも「やっぱり〇〇さんがいてくれると助かる」と思ってもらえるように頑張っていきたいです。
ー働き方(在宅勤務や時短勤務など)はどのようにしていますか
現在は、在宅勤務をさせていただいています。時短勤務はしていません。
toridoriはフレックスタイム制度があって、コアタイムが11:00〜17:00なのですが、私は基本8:00〜17:00で働いています。保育園の送り迎えもあるので、今はこのスタイルで働かせていただけて感謝しています。
もちろん出社の必要があれば行きますし、送り迎えも夫に頼めるときは17:00以降も働きます。toridoriはこういう部分に関して本当に柔軟だなとつくづく感じています。
朝から仕事をするというのは、悪くないです。午前中は頭がスッキリしていて最も集中力が高まる時間帯だそうです。
これまではコアタイムギリギリの11:00に出勤することも多々ありましたが、子供が生まれてから完全に朝型になって、とても健康的な生活を送っています。
ー妊娠から復職まで全体を通して会社の対応はいかがでしたか
総じて「自分の体調や子供のことを最優先にしてね」という雰囲気でした。
お休みすることも柔軟な働き方をすることも、「申し訳ないと思わなくていいからね」という雰囲気を作ってくれたことが有り難かったです。
特に大手企業などでは、国が定めた制度以外に会社独自の制度が手厚くある場合があります。
toridoriにはそういう独自の福利厚生はないですが、「メンバー同士の思いやり」で成り立っているものがあるように感じます。
一緒に働くメンバーが「気にせず休んで」「あとは任せて」など、肩身が狭い思いをしなくてもいいような雰囲気を作ってくれる文化は、とても素晴らしいものだと実感しています。
今後、他のメンバーがお休みをする場合には私も同じように接してあげたいです。
ー最後にtoridoriへの転職を検討している女性の方やこれから育休を取得する女性メンバーに向けてメッセージをお願いします
仕事とライフイベントのどちらも両立したいと考えている女性の方はみんな共通の悩みを持っていると思います。
私は今回、焦らなくていいんだと実感をしました。
また、制度も重要ですが、人間関係の方がもっと大切だということも実感しました。
toridoriは、その点安心して両立させられるはずです!
とにかく無理せずに体調とお子さんのことを最優先しちゃっていいと思います。
以上、育休から復職したメンバーへのインタビューでした。
この記事が少しでもみなさんの参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。