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GMOコマースとのシナジーで実現した、顧客と飲食店のコミュニケーションを創出する新機能「LINE通知連携」とは?

こんにちは。トレタ採用担当の金子です。

先日、トレタは、GMOコマース株式会社(以下GMOコマース)と、飲食店におけるDXの普及を加速させることを目的とし、業務提携を締結いたしました。


2社の強みを活かした取り組みの第一弾として、飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ®」の新しい機能として、LINE通知連携機能がリリースされました!

LINE通知連携 | トレタ 飲食店やレストランを予約したお客さまに、LINEで予約完了やキャンセル通知、リマインド通知を送ることがで toreta.in

サービスの特徴や開発された背景などをプロジェクトを企画したメンバーにきいてみました。

プロフィール


中塚 薫 営業推進担当

数社で事業開発、経営企画や新規事業立ち上げを担当後、起業やフリーランスを経験。2020年トレタに入社し、現在は営業企画チームでアライアンスを担当。

無断キャンセルの防止やLINEを使ったマーケティング活動が可能

---LINE通知連携はどんなサービスなんですか?

「トレタ®」で飲食店の予約を行ったお客様に対して、LINEを使ったCRMを展開することができるサービスです。

「トレタ®」に登録されているお客様の電話番号とLINEの登録情報を紐づけるため、飲食店はお客様とLINEで友だちになっていなくても予約完了や前日確認などの各種通知メッセージを配信することが可能です。


予約完了の通知メッセージ内のリンクから予約内容のキャンセルが行えるため、お客様は電話等の手間が削減できますし、飲食店においては無断キャンセルの防止をはじめ、予約管理の手間の削減やミスの防止につながります。

また、通知メッセージ内のリンクから遷移した特設ページでに、友だち追加の促進やアンケート・クーポン配布も行えるため、マーケティングにもお役立ていただけます。

詳細のサービス説明についてはこちらの記事をご覧ください


---機能を企画することになったきっかけを教えてください。

1年前、GMOコマース様に伺った際に、今回の機能の鍵となる、「LINE通知メッセージ」について教えてもらいました。

LINEのAPIには一般公開APIと特定パートナー企業が扱えるオプションAPIの2種類が存在するのですが、「LINE通知メッセージ」は後者のAPIで実現できる機能です。

通常、LINEでは「お友達登録」をしていないとメッセージが送れない仕組みですが、LINE通知メッセージを利用することで、「お友達登録」をしていなくても、お客様にとって利便性の高い情報を通知として送ることができます。

例えば、予約完了のお知らせや荷物の配送予定のご連絡、公共料金の案内、航空機の遅延/欠航通知など、生活を豊かにする情報に限って、LINE公式アカウントから通知としてお届けするサービスです。

因みにですが、配信されるLINE通知メッセージは、ユーザーの皆さまにとって有益であり、広告目的に該当しないことなども含めて、LINEが適切であると判断した内容に限られます。つまり、ユーザーの皆さまに安心してご利用いただける仕組みとなっています。

まだ、飲食店でこの機能を活用している事例は多く無い段階だったので、これはトレタにとって大きな武器になると思いました。

自ら異動を提案し、サービス実現に近づくことができる部署へ

---どのようなプロセスで進めたのでしょうか?

実は、去年の夏頃までは会社が力を入れている別の新規事業の立ち上げに関わっていて、LINE通知連携は、トレタ内で正式なプロジェクトになっておらず、自分の頭の中にある構想段階の企画でした。

トレタは主体的な動きを推奨してくれる企業文化なので、メイン業務の合間をぬって、GMOコマース様と打ち合わせを重ね、LINE通知連携の実現に向けて準備を進めることが出来ました。

そんな中、新規事業のテストクライアントとの実証実験開始が決まり、メンバーが追加アサインされるなど軌道に乗ったと実感できたタイミングがあったため、「自分はトレタのためにも、思いっきり逆サイドを走ろう!」と思い、自らそのプロジェクトを外れて、自身の企画を実現することを意思決定しました。

具体的なアクションとしては、LINE通知連携自体はトレタサービスですが、開発はGMOコマース様が担当してくれることになったため、トレタとしては営業活動やオペレーション構築などの具体的な顧客向けアクションの方が重要と考え、営業部サイドへの移籍を自身から提案しました。

もともと、お客様や実績数字のコミットに近い場所と視点で仕事をしたいという思いがありました。その思いを伝えた上で、営業部サイドへの移籍後はLINE通知連携のプロジェクトに限らず、様々な営業アライアンス案件も担当させて頂くことが実現できています。こういった自発的な動きを許容してくれた会社と組織に感謝をしています。

ちなみに、今回の取り組みでは「LINE通知連携」の展開と合わせて、GMOコマース様のサービスである「まるっとサポート!O2O LINE公式アカウント」もトレタから飲食店へ対して同時展開しています。

飲食店のLINEの活用度合いが進めば進むほど、LINE公式アカウントの運用代行サービスのニーズが掘り起こされてくるため、飲食店にとって有益なご提案であることはもちろん、トレタとGMOコマース様にとってもお互いのサービスや事業の強みを掛け合わせることができるパートナー体制となっており、今後とも大きなシナジーを生み出していくと思っています。

このように、トレタは強みである店舗ネットワークを有効活用し、アライアンスパートナーとの協力体制によって新しい付加価値を創造するということはとてもやりがいのある仕事だと思っています。

LINE通知を行うことでお客様とコミュニケーションできる可能性が大きく増える

---飲食店は「LINE通知連携」を導入することで、どのような可能性が生まれるんですか?

メールとLINEの開封率の差ってご存知ですか?内容や業界にもよりますが一説によると6倍以上とも言われています。最近は、メールを全く見ない人も多く、僕もプライベートGmailは1日3回くらいで一括既読にしています。

多くの人はコミュニケーションのメインをLINEで行うようになっているため、飲食店がLINE通知を利用できるようになるだけで、お客様と直接的にコミュニケーションできる可能性が何倍にもなると考えています。

また、予約の際に飲食店のLINE公式アカウントとお客様が自然な形で出会うことができるのもポイントです。予約通知が来たことがきっかけで、お店の公式アカウントの存在に気づき、友達登録してもらう機会が増えますので、飲食店のLINE公式アカウントから直接コミュニケーションを取ることができるお客様が増えることで、再来店機会の増加につながる可能性があります。

また、LINE公式アカウントではアンケート機能やクーポン機能もついているので友だち登録したお客様に対してお店によって様々な使い方をすることができます。

トレタにはやりたいことをやらせてもらえる環境やカルチャーがある

---今後の展開や事業で実現したいことを教えてください!

今回のセールス連携事例を根拠に、今後はアライアンスをもっと強化していきたいと思っています。

プロジェクトを成功させるための方法として異動を叶えてもらいましたが、会社のビジョンに沿った方向性であれば、やりたいことやらせてもらえる環境やカルチャーがトレタにはあります。

新しい事業やサービスを創出していくために、常にアンテナを張り、実現するための方法を模索していきたいと思います。

さいごに

トレタでは一緒に働く仲間を募集しています。

トレタに働くことにご興味がある方はぜひカジュアル面談からご参加ください!

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