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【サーバーサイドエンジニア】自分自身も企業も、柔軟に変化し続けられる方が面白い

石谷彰斗
サーバーサイドエンジニア

2013年、大学院修了後スマートフォン向けゲームアプリ開発会社に入社。新規ゲーム開発や既存ゲームの運用などに従事。2019年2月、株式会社トレタに入社。現在、サーバーサイドAPIの設計・開発を担当している。


エンジニアとして、常に成長し続けていたい

学生のころは情報系の大学院で、主にアルゴリズムの研究をしていました。研究テーマはスマートフォンキーボードの配置最適化。一例を言うと、新聞の文章のなかで「あ」の次に続く文字で頻度が高いものは何かを解析し、それをもとに、どのようなキーボード配置だと高速に入力できるのかなどの研究をしていました。

学生の時にずっとスマートフォンを使って研究していたこともあり、自身の知識を活かしたいと思って新卒でスマートフォン向けのゲームアプリ開発会社に入社しました。入社してから約5年間で既存ゲームの運用2案件、新規開発2案件に関わりました。サーバー側の技術はほぼ知らない状態で入社したので、基礎的な技術から実践的技術まで幅広く学べたことはとても良い経験だったと思います。ゲームアプリなので、自分が開発したサービスが消費者へ直接届くことや、ユーザーコミュニティのサイト上でダイレクトにフィードバックが得られることにやりがいと面白さを感じていましたね。

5年経った頃、当時の開発現場で使われてる技術をほぼ習得できていると感じ始めたんです。もっとエンジニアとして成長し続けていくために、技術的に新しいもの、流行っているものを身につけたいと思って転職活動を始めました。

ちょうどそのタイミングで、トレタで働く元同僚と食事をする機会があったんです。かつて同じプロジェクトを担当していた先輩で、自分の将来のことやエンジニアとしてのキャリアをどう積んでいくのかなどざっくばらんに相談したりしていました。その時にトレタがテクノロジーの力で外食産業の課題解決を目指し、様々なサービスを提供していることを初めて知りました。サービスの社会意義性や開発体制などについて聞いているうちに、ジョインしたら面白そうだなと思いました。


トレタを知った時、飲食店を経営する父に使って欲しいと思った

トレタはテクノロジーの力で外食産業の課題解決を目指し、様々なサービスを提供していますが、実は私の実家も創業80年の京料理店を営んでいるんです。父で三代目なのですが、子供の頃から父が紙に書いた予約情報をクリップで止めて管理している姿を毎日見ていました。お店の予約管理は父が全て行なっていたので、父が体調崩しても他のスタッフが対応できなくて無理して店に立っていることもありましたね。そういった属人的なオペレーションを目の当たりにしていたので、トレタで働く元同僚から「外食産業はテクノロジーの力がまだ及んでいない」と耳にした時は、その課題感を直感的に理解することができました。

これまで紙の台帳で行なわれていた予約管理が、iPad上で管理できるようになるなんて画期的だと思ったし、父に使って欲しいと思いました。そういった自身のバックグラウンドもあり、技術や経験を生かして外食産業の課題解決に貢献することができたら、父のように外食産業で働く人々がもっと楽しく働けるようになる未来に繋がるんじゃないかと思ったんですよね。サービスの社会的意義やトレタのミッション「食の仕事を、おもしろく」にとても共感しました。


固まった組織より、組織づくりに参加できる方が面白い

当社はスタートアップなので、組織が現時点で完成されているわけではないんです。そのため、入社前は既に組織が固まってる会社に行くか、組織づくりから携われる会社に行くかで結構迷っていました。基盤が固まっている会社に行ったらお手本が見られて自身の知識は蓄積できるけど、一緒に作っていく、試行錯誤していくという環境の方が挑戦しがいがあって面白いと思ったんです。前職では組織づくりに携わっていなかったので、新しい経験を積めると思いました。

面接でVPoEが「良いサービス、組織にし続けていくためには多様な経験や新しい知恵が必要。だからこそ、即戦力となる中途エンジニア、教育が必要なジュニアエンジニアの双方にとって個々の能力を最大限に発揮できる組織にしていきたい」という話をしていたんです。トレタでは社員一人一人が組織づくりの当事者なんだと感じたし、ここでなら会社の成長とともに自分自身も成長し続けていけると思って入社を決めました。

実際に入社してみて感じるのは、やはり社風が「柔軟に変われる体質」であるということですね。例えば、私の面接時にはフレックスタイム制は本採用になってからだと聞いていましたが、入社してすぐに試用期間中の社員にも適応になりました。社員から出てくる課題や意見に対し、前向きに検討し柔軟に変われる組織だと感じています。

開発メンバーはそれぞれが多様なバックグラウンドや経験を持っていますが、全員共通して「技術の力で外食産業の課題解決に貢献したい」という強い想いを持っていると思います。仲間と共に、私自身も新しいことに挑戦しながら成長し続けていきたいですね。

例えば、前職では自分が担当するプロダクトチームの品質管理をコードのレビュー、インターフェイスやスキーマーの設計レビューを通して行なっていましたが、今後はもう少し俯瞰した開発全体での視点で品質管理を行なっていきたいと思っています。

具体的には開発速度を担保しつつ、新しい要件に柔軟に対応していけるアーキテクチャ設計などですね。当社の各プロダクトはそれぞれがAPIを通して繋がっているため、1つのプロダクトの設計判断を間違えてしまうと、全体で見た時に技術的な負債ができてしまったりするんです。そのため、個々のプロダクト開発で設計判断をする際には、開発全体で見て技術的な負債を作らないかなどの総合的な視点が必要になってきます。開発全体で効率よく安定したプロダクトを開発していくために、そういった視点で開発体制を整えていくことに挑戦していきたいですね。

社風が非常にオープンで馴染みやすく、入社時期に関係なく意見やアイデアをフラットに言いやすいので有り難いです。聞きたいことがあればいつでも気軽に聞ける雰囲気ですし、やりたいことを実現するために知識を増やしたいと思ったら技術書購入補助制度やセミナーカンファレンス補助制度もあります。新しいことに挑戦しながら成長し続けたい私にとってはとても良い環境だと感じています。

トレタでは飲食業界の生産性向上を目指して共に挑戦するメンバーを募集しています。
気軽にお問い合わせください。

▽募集職種ページはこちら
https://www.wantedly.com/companies/toreta/projects

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