こんにちは。株式会社トモノカイ学習デザイン部門の大竹・熊崎です。
私たちは2018年に新卒3期生としてトモノカイに入社し、学校教育を改革するためのプログラムやサービスを開発し、学校へ導入しています。
今回は私たち2人が担当する仕事である「学習メンタープログラム」を通して得た“気づき”についてお話したいと思います!
本題に入る前に…
Q. そもそも 「学習メンタープログラム」とは?
A. 難関大生が「学習メンター」と呼ばれる講師として、放課後の中高生の学習をサポートするプログラムです。学習メンターが「生徒さんのななめ上の存在」となり、教科指導に加え勉強方法のアドバイスや、進路相談を行っています。大学生が中高時代に経験してきたことは、生徒さんにとって貴重なアドバイスになるんです!
Q. 私たち社員は、学習メンタープログラムで何をしているのか?
A. このプログラムの企画・運営や学習メンターが働きやすいように日々裏方からサポートをしています。時々、大学生と共に学習メンターとして生徒さんの指導も行っていますよ!
学習メンタープログラムの概要をご理解して頂けたでしょうか?
次からは本題である、新卒の私たちが感じた「やりがい」をお話します!
気づきのきっかけになった学習メンターとの話
私(熊崎)は、「学習メンタープログラム」が“本当に生徒さんのためになる仕事”だと実感したので、そのことについてお話したいと思います!
熊崎茜(photo by Mizuki Tominaga)
それは、大学生の学習メンターの方からこのような相談をされた時でした。
「Aさん(高校2年生の生徒)に英語を教えていますが、中学レベルで曖昧な点が多いので、まずはそこから復習し直した方がいいんじゃないかなと思いました。今から基礎を固めておけば、授業や大学受験にも役立つから、Aさんのためになるかなって」
この時の私は、生徒さんに向き合ってくれているからこそ出てくる課題意識に感心しました。しかし、彼女は続けてこう言いました。
「ですが、やはり仕事でもあるので目の前のテストの点数をあげることを重視した方がいいですか?塾とかにはよく、点数がアップした実績を示す紙がよく窓に貼ってありますよね。
それを考えると、中学英語の復習がテストに直結するとは限らないので、Aさんの点数を格段に上げることは難しいのかなって」
この言葉を聞いたとき、
「本当に必要なら、生徒さんに中学レベルから教えてあげるべき」であり、そして何よりも「これこそが、学習メンタープログラムでやるべきことかもしれない」と私は思いました。
学習メンタープログラムだからこそできること
たしかに勉強を教えている以上、生徒さんにはテストでも結果が出せるようになってほしいです。それが今後の勉強への自信や、やる気に繋がっていくからです。
しかし、英語が得意ではない生徒さんにテストを乗り切るためだけの指導をして、本当の学びになるのでしょうか?
このように、成績や数字を重視する学校の授業でも塾でもなく、生徒さんに”本当に”必要な学習環境を提供できるのは学習メンタープログラムかもしれないと思ったんです(大げさですが。笑)
たとえ直近のテストで大きな結果が出なかったとしても、生徒さんが英語を一から理解でき、「私も意外と英語ができるかもしれない!」と自信を持てたり、「英語は楽しいかもしれない!」と気づく日が来てほしいです。
これからも“本当に”生徒のためになることを、学習メンターと共に作っていきたいと思います!
生徒さんからの気づきが、私のやりがいに
私(大竹)も学習メンタープログラムを担当しており、日々学びややりがいのある毎日を過ごしています。その中でも一番の大きなやりがいをお伝えします。
大竹円香(photo by Mizuki Tominaga )
学習メンタープログラムが大切にしているのは、生徒さんに「自学力」を高めてもらえるようにすることです。そして、これこそが今の私の仕事のやりがいです。
Q. 自学力とは?
A. 単に自学自習のできる力ではなく、「“自ら”目標を立てそれまでの道筋を考え、主体的に学んでいく力」と私たちは考えています。ただ学習をこなしていくだけでなく、目的や目標を持ち、学びながら学習に取り組むようにするという点がポイントです。
なぜ、"自学力を高めてもらうこと=やりがい"なのか?
これは、私がトモノカイへ入社後にメンターとして生徒さんの様子を見ていたときのことです。自身の過去と今をぼんやりと考えていて、あることに気づきました。それは、「仕事に必要な力と自学力はそれほど変わらない」ということでした。
実は、私は高校まで「考える」ということをほとんどしたことがありませんでした。
暗記をしてテストを受け、何も考えず周りの友人が大学受験をするからという理由で大学へ進学しました。つまり、自学力の身についていない状態で社会に出たわけです。
その点トモノカイでは私のような新卒であっても自分の意思や意見が通ることが多く、自分で考えて動く必要があります。
与えられた仕事を「どうやって進めるか?何を今すべきか?どう計画を立てて進めるか?いつ相談するか?」など、自分で考えなければ何も始まりません。
こんなことを考えていたとき、学習メンターを通して生徒さんが少しずつ自分で考えて学習や目標設定に取り組んでいけるようになる姿を見て、
働くうえで必要な力も「自学力」と同じではないか?と感じました。
そのことに気づかされた時、社会に出ても役立つ自学力を、そして、その力を中高生の時から身につけられるきっかけをもっと多くの生徒さんに届けたいと思いました。
これが、生徒さんの自学力を高めることが私自身のやりがいに繋がったきっかけです。
入社して半年、学習デザイン部門に配属されてまだ3ヶ月ですが、生徒さんからの自学力向上が自身のやりがいに変化しました。仕事から日々気づきや学びを得られる環境で、これからも価値を提供していきたいと思います。
この記事をまとめると
①新卒でも、本当に生徒さんのためになっているプログラムを創ることができる
②プログラムを通して提供している自学力は、社会人の私たちにも当てはまることである
私たちの話を通して、トモノカイでは新卒でも十分やりがいを持って働ける場所だと
いうことを感じて頂けたでしょうか?
私たちの働き方を知って、「私も生徒のためになる教育を作っていきい!」と思った方は、ぜひトモノカイに遊びに来てみてください!
*自己紹介*
◯熊崎 茜(くまざき あかね)
教員を目指していたが、教員の働き方に疑問を抱き、「学校の先生の働き方を学校外から良くしていくことはできないか」と思い、トモノカイに入社。
◯大竹 円香(おおたけ まどか)
大学時代には塾講師やチューターを経験。受験のためでなく目的や夢をもって勉強できるような環境を提供したいという思いから、トモノカイに入社。
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