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挫折からApp Storeランキング1位へ     アプリプロデューサーの苦悩と栄光

インタビュイーのご紹介

O.A.

2016年入社、メディア事業所属のアプリプロデューサー。未経験からプロデューサーに挑戦し、今ではダウンロード数ランキング上位のヒットメーカー。代表作は「stop the flow!」、「Shoot’em all」、「draw flights」など。

アシスタントプロデューサーへの挑戦は苦労の連続                 

O.A.さんのキャリアについて教えて下さい!大学卒業後は進路に悩まれたこともあったそうですね。

O.A.:進路に悩み、就職活動をしたり公務員試験を受けたりしました。そんな折に、友人からECサイトの会社を紹介してもらいアルバイトを始めました。2年ほど勤務していたのですが、会社が解散することが決まったので東京通信グループへ転職。入社当時は新規事業のアシスタントディレクターを担当していました。

当時は別のサービスを担当されていたのですね!現在所属されているメディア事業への異動はどういった経緯なのでしょうか?

O.A.:実は、担当していたサービスが休止することになったんです。一方で新しいことにまだまだ挑戦したいという気持ちがあり、アプリのアシスタントプロデューサーに転向しました。未経験からの挑戦でしたので右も左もわからず、企画したアプリをリリースしてもヒットがでないという日々がしばらく続きました。東京通信グループはアプリのリリース数が多いことが特徴で、今までに4,000本以上をリリースしています。企画においては市場のニーズをキャッチしてトレンドを追うことが重要なポイントなので、企画を出す数も桁違いです。私も常に新しい企画を出し続けるということには苦労しました。また、他社との協業案件や新規プロジェクトの立ち上げに携わる機会も多く、これまでにない業務に戸惑うこともありました。ですが、必死にもがいてきた経験が今に活きていると思いますし、精神的に強くなったとも思います。

もがき続けた経験をヒットに活かす                              ダウンロード数ランキング1位への秘訣

辛いことを乗り越えたからこその今があるのですね。心が折れかけた時はどのように立ち直られたのでしょうか?

O.A.:何度も心折れそうになりましたが、気にして声をかけてくれるメンバーがいたということが頑張り続けられた理由だと思います。本当に感謝でしかないです。他の要素としては、ライフスタイルに合わせた働き方ができるので、上手くリフレッシュできていたのだと思います。私は舞台鑑賞が趣味なのですが、出退社時間が選択できるスライドワーク制度(7時~11時の間であれば出勤時間が自由な制度)のおかげで、平日も趣味に割く時間をコントロールできています。東京通信グループには、多趣味なメンバーやオタクなメンバーが多いので、そういった働き方に対する周囲からの理解もあります。

普段から様々なコンテンツにふれているメンバーが多いのですね。趣味は業務に活きていると感じますか?

O.A.:私の趣味が直結していると感じることは少ないですが、趣味を通じて知り合う性別も年齢も職業も様々な友人との交流や、情報交換を通じて得られる価値観や興味関心、世間の流行りは企画の参考になっています。我々が企画開発するカジュアルゲームは、プレイヤーの対象層が広いことが特徴なので様々な方の価値観に触れることは大切だと感じます。多くの方に出会うきっかけをくれているという意味では、趣味も企画に活きているかもしれません。

O.A.さんと言えば、2022年ゲームダウンロード数ランキング(日本市場)で第1位を獲得された「stop the flow!」や「Shoot’em all」などヒットアプリの企画が印象的です。そういったアプリも趣味や普段の情報収集からヒントを得られたのでしょうか?

O.A.:普段からアプリのダウンロード数ランキングや、世の中のトレンドを見て情報収集をしているのですが、それらのアプリも情報収集の中で閃いた企画でした。我々が手掛けるジャンルのゲームにおいては、多くのユーザーにダウンロードしてもらうことが利益につながるので、トレンドを日々チェックすることが本当に大切です。また、苦しみながらも企画を出し続けたことによって得たデータとノウハウがあってこその結果だと思います。



着実に築き上げてきた経験とノウハウがヒットに繋がったのですね!ダウンロード数ランキング1位という快挙を達成されているO.A.さん、これからの目標をおしえてください!

今手掛けているハイパーカジュアルゲームだけでなく、新しいビジネスモデルのゲームに取り組みたいと思っています。ハイパーカジュアルゲームは、普段全然ゲームをしない方でもちょっとした時間や暇つぶしにプレイできることが特徴です。これからは1日でも長く遊んでもらえるアプリの企画にも挑戦したいと思っています。企画数やゲームの運用数では負けない自信があるので、これまでに築いた知見を活かして既存のゲームとは違った観点のゲーム企画に挑戦したいです!

未経験からアプリプロデューサーに挑戦されたO.A.さん。企画がなかなかヒットせず苦労された時もあったそうですが、そんな経験もプラスに捉えて努力されている姿が素敵でした!スライドワークを利用して趣味の時間を確保し、ワークライフバランスがとれた働き方をされているというお話も参考になります!次回は同じくメディア事業でプロデューサーをされているT.K.さんにインタビューしたいと思います!

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