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新卒で入社してもうすぐ1ヶ月。会社の一員になって思ったこと。

まさか自分が会社員になるとは思っていなかったのですが、4月から新卒として名古屋の企業に入社しました。トビラシステムズという会社です。

「会社員になると思っていなかった」と言いましたが、なぜかというと、会社という組織で働く自分の姿が、ずっとイメージできずにいたからです。本当によくわからなかったのです。

トビラシステムズには、大学4年生の後半あたりからアルバイトで行っていましたが、「週に5日、同じ時間に起きて、同じ時間に出社して、働く」という生活は、今までやったことがありませんでした。自分がそれをやったときに一体どんな反応が起こるかは、不安なことの一つではありました。

フルタイムで働きはじめてもうすぐ1ヶ月になりますが、自分の中でいろいろと思うことがあったのでまとめてみようと思います。


#やったこと

最近やった主なことを振り返ってみようと思います。

1.新卒採用

19新卒の採用に携わっています。会社説明会、面接、選考者の面接調整、採用ツール管理などです。現在エンジニア採用を行なっていますが、私だけではできないので先輩エンジニアに力を貸してもらいながらやっています。採用ってはっきりとした正解がないのですごく難しいと思いました、なんせ相手が人間なので。

2.PR

会社のPRとして何ができそうかなと考えていました。ブログを開設したり、弊社の製品を使っていただいているお客様に対するインタビューをやってみたりしました。まだまだ形を整えていく必要がありますが、これからPRをやっていく上での土台づくりや実験的なトライをしている感じです。

3.イベント

社内勉強会や、社外の人に自由に参加してもらう「もくもぐ会」を開催しました。社内勉強会はやり方を工夫する余地がありそうなので、今後も試行錯誤が続きそうです。「もくもぐ会」は結構評判がよく、また開催してほしいという声をたくさんいただきました。「トビラなんとかっていう会社が何か面白そうなことをやっているな」と思ってもらえたら嬉しいです。


#思ったこと

会社で働きはじめて、思ったことを書き出してみます。

1. 生活が安定する

「安定」と聞いて色々な意見があると思いますが、これは会社に入って一番最初に感じたことです。

私は、いまは裁量労働制とかフレックス制の働き方はしていないので、毎朝9時に出社して、だいたい18時過ぎに帰ります。毎日同じ時間に起きなければならないのは、寝るのが大好きな私にとっては大変です(笑)でも、そのおかげで生活のリズムは安定してきた気がします(よく寝ずにYouTubeを見ていたけど、夜になるとちゃんと眠くなるようになった)。

それから、土日に休日がきちんとあることは、自分にとっては結構大切な要素かもしれないと思いました。私の周りにはフリーランスとして働いている人が多いので、私もそういう働き方のほうが合っているのかな?と考えていた時期もありましたが、私は仕事と休みが分かれているのが好きなタイプなのかもしれません。いまの働き方は合っている気がします。

2. 社会のしくみを知らされる

「知らされる」と言うとなんかネガティブに聞こえて、「何か強制的に教え込まれているのか...?」と心配されそうですが、全然そういう意味で言っているわけではありません、むしろポジティブな意味です。会社に入ると、今まで知らなかった社会のしくみや、人やお金の動きが見えるようになります。自分一人ではそういった世界を知ることは絶対にないし、そもそも「知ろう」と思うこともありません。

会社に入って、新しい言葉や概念も知りました(「稟議」とか「発生主義」とか)。いろいろなものの裏側を見ることもできます。たとえば、いつも何の意識もせずタップしているスマホアプリ一つにしても、デザインにこんなにたくさんの時間と労力をかけていたのか、とか、一つの製品の裏側にはこんなにたくさんの人の手がかかっているんだ、とか。

3. 聞ける人・頼れる人がいる

会社のメンバーは、わからないことを聞いたり、やってみたいことを相談できる人です。私は人に聞くことや、誰かに何かをお願いすることが得意ではないので、最初のうちは一人で勝手に苦しんでしまうことがありました。でも、「そもそも、わからないことやできないことがあるのは当たり前か」と思い直したらなんだかどうでもよくなって、今はいろんな人にいろんなことを聞けるようになってきました。

それから、「これをやってみたいけど、自分一人の力じゃ無理だなあ」ということも、会社の誰かを頼れば可能にすることができる、ということがわかりました。いまやっているプロジェクトは、得意分野を持つメンバーの力を集めて進めています。私一人では何もできませんし、メンバーの力を借りた方が、いいものが早くできるからです。「一人では実現できないことをやるためにメンバーの力を借りる」というのは、会社という組織で働くことの特徴かなと思いました。



まだ1ヶ月弱なので、とりあえずこれくらいです。でも、一番思うのは「仕事ってやっぱり難しいな」ということです。最初は何をやればいいのかもわからないので、とりあえずいろいろと試してみて、上手くいったりいかなかったり。でも、それはどんな仕事でも同じだろうし、いくつになっても同じなのかもな、と思います。

それから、トビラシステムズの社風的にも、私の役割的にも、仕事は自分で生み出して取り組むという空気がある気がします。だから、「自分は何をやったらいいだろうか?」を見つけるのがものすごく難しいです。でもそのぶん、やってみようと思ったことにはトライできるし、そうさせてくれる環境があるのはとてもいいことです。

この会社で私が「いいな」と思うところは、みんなが対等に接してくれるところです。若いからとか年上だからとか、役職がどうこうとかは関係なく、一人のメンバーとして。私も、そういう人になりたいなと思うようになりました。

また気づいたことがあれば書こうと思います。


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