ザ・ハウス3つの事業に共通する “ HOW ”
ザ・ハウスは、3つの異なるように見える事業を展開しています。
1.家を建てたい方に最適な建築家や工務店をご紹介する「住宅マッチング事業」
2.建築・住宅関連企業様の課題をITやウェブの力で解決する「ウェブシステム事業」
3.高齢者が自由に住まいを選べる社会を目指す「高齢者向け賃貸入居支援事業」
それぞれ異なる対象と手法を用いた事業ですが、実はその根底にはひとつの明確な思想が貫かれています。
“ もしこうだったら=IF ” という理想
私たちが出発点とするのは、「もしこうだったら=IF」という理想です。
現実には届かない理想でも、それを諦めるのではなく、具体的なサービスという形に変えて提供していく── それがザ・ハウスの在り方です。
世の中には多くの解決策があります。私たちの提案も、その一つに過ぎないかもしれません。
それでも、「もし私たちが考えるとしたら、こういう答えになります」というひとつの視点を、責任を持って社会に提示し続けています。その根底にあるのが、私たちの “ HOW(行動の流儀)” です。
・お客様の真の利益を第一に考えること
・長期にわたる信頼関係を重視すること
・自由意志を尊重し、納得を支援すること
このHOWに則れば、私たちの行動は自然と定まります。
お客様の言葉に真摯に耳を傾けつつも、もしその言葉が本当の利益につながらないと判断すれば、専門家として別の選択肢を提案します。
後になって「あのとき止めてくれていれば…」と後悔されるようなことがないよう、状況や優先順位に応じて、前提条件付きの助言を行います。
スタンスの “ 原点 ”
なぜ、こんなスタンスを取るのか──その原点は、創業当初の建築家マッチング事業にあります。
家づくりは、一生に一度の大きな決断です。けれども多くの人が、情報の不足や誤解に基づいて意思決定をしてしまいます。私たちはそこに深い問題意識を持ちました。
お客様が発する言葉は、必ずしも本当の希望や目的を表しているわけではない。むしろ、「適切な言葉を持っていないから」出てくる言葉も多い。
だからこそ、私たちはその言葉の奥にある真のニーズをくみ取り、時に言葉にできない願いを代弁する役割を担ってきました。
誤解に基づく判断は、後の大きな後悔を生みます。
だからこそ、初めから真実を語り、正確な理解のもとで納得の選択をしてもらうこと。それが、私たちの基本姿勢です。
この姿勢は、住宅マッチング以外の事業にもそのまま受け継がれています。
たとえば、ウェブシステム事業では、業界に精通した私たちだからこそ分かる課題を、的確な技術と設計で解決します。
また、高齢者向けの賃貸支援では、社会の構造的な偏見や障壁に対して、「それでも安心して暮らせる仕組み」を提案し、ひとりでも多くの人に住まいの自由を届けています。
いつも根底にあるのは “ HOW(行動の流儀)”
事業の対象も手法も異なりますが、根底に流れるのはいつも同じ「HOW」です。
見た目は違っても、根っこはひとつの企業理念でつながっているのです。
私たちは「家」を提供する会社ではありません。
納得できる選択肢を提示し、後悔のない人生を支援することが、私たちの仕事です。
そして、それを可能にするのは「もしこうだったら」という問いを、誰よりも真剣に考え抜く姿勢です。
この考え方に共感し、「自分ならこう考える」とともに問い、行動してくださる方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。