つくりたいのは、これからの街と、これからの生活と、これからのカルチャー。
真逆と思えることが、実はつながっている。私たちはもともと、建築や不動産を生業にしてきました。ただ、その視点からだと、 見えないことがあることに気づきました。たとえば人口が少ない、 不動産としての価値はない立地であっても、そこには必ず1杯のおいしいコーヒーを求めている人がいて、しかるべきかたちで届けることができたなら、人はおのずと集まってくると。競争の高い都心で、ハコだけをつくるビジネスよりも、気持ちいい時間、中身を考えて場をつくるほうが、ビジネスとしても価値があるんじゃないかと。私たちが大切にしているのは、両方の、 真逆の視点を必ず持つこと。1杯のコーヒーと都市計画、都心とローカル、日常...