- コンサルティングセールス
- フロントエンド/バックエンド
- ビジネス総合職
- Other occupations (6)
- Development
- Business
- Other
Techouseでビジネスインターンの採用担当をしている中村です。
今回はインターンストーリー第二弾として、
「IT企業に興味がある。でも何をするのかよくわからない」「コンサルタントに興味がある。でも実際の仕事のイメージがわかない」「そもそも、自分に何が向いているのか、まだはっきりしていない」
このどれかに少しでも当てはまる方には絶対に読んでいただきたい記事をお届けしたいと思います。
インタビューしたカスタマーサクセスインターンの宮本さんは最初から自分の適性や将来の働き方について、具体的なイメージを持っていたわけではありませんでした。彼女は、Techouseでのインターンを通して、自身のキャリアの方向性を見つけ、第一志望の大手IT企業への内定を獲得しました。
IT企業とコンサルタント、両方の要素を併せ持つカスタマーサクセスの最前線で、日々成長を続ける彼女が実際にどんな業務に携わり、どのようなやりがいや学びを得ているのか、詳しくお伝えします。
目次
可能性を広げる環境を求めてTechouseへ
ITの力で課題を解決する、カスタマーサクセスの仕事
場数が育てた課題発見力と提案力
「自分を知る」きっかけとしてのインターン
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
可能性を広げる環境を求めてTechouseへ
ー まずは簡単に自己紹介をお願いします。
慶應義塾大学商学部4年生の宮本です。
現在はクラウドハウス労務のカスタマーサクセスチームで、いわゆるITコンサルタントに近い仕事をしています。インターンは大学3年生の4月から始めました。よろしくお願いします。
ー なぜインターンを始めようと思ったのですか?
大学2年生の終わり、就活を意識したタイミングで「仕事」というものがどういうものなのかの理解度を上げたいと考えたのがきっかけです。
Techouseに入る前は飲食店で長くアルバイトをしていたのですが、就職活動を意識したときに「他のことにも挑戦してみたい」と思いました。
まだ志望業界も決まっておらず、「文系だから営業なのかな」と漠然と考えていたものの、正直、営業がどんな仕事をするのかもわかっていない状態でした。
もちろんいろいろ調べもしましたが、実際に会社で働いてみないと仕事のリアルは見えないと思い、長期インターンを始めることにしました。
ー たくさんの企業が長期インターンを募集している中で、Techouseを選んだ決め手は何だったんですか?
たまたま募集を見かけたのがきっかけでしたが、詳細を見ていくとTechouseにはインターンでも様々な業務が用意されており、途中でのポジション異動も可能とのことでした。
やりたいことが明確でない自分にとって、選択肢が広い環境は魅力的だと思い、Techouseでのインターンに参加することを決めました。
ー なぜカスタマーサクセスチームに配属となったのですか?
最初の2ヶ月はインサイドセールスチームにいたのですが、ある日カスタマーサクセスチームに異動しないかと上司との1on1の場で提案を受けました。
提案をもらったときは、まだカスタマーサクセスが何か全くわからない状態でしたが、自分の視野を広げる良い機会になるのではないかと思い、異動を決めました。
当時、カスタマーサクセスチームへのインターン配属は前例がなかったので実際に業務をはじめると手探りな部分も多かったのですが、挑戦させてもらえたことは、自分にとって大きな経験になりました。今ではインターンの活動の幅も広がっていて、これからインターンを始める人はより深く業務に関われる環境になっています。Techouseは上司と1on1をする機会が多いのですが、今思い返してみると普段の1on1でのやり取りから自分に適性があると感じて異動を提案してくれたのだと思います。
ITの力で課題を解決する、カスタマーサクセスの仕事
ー では改めて、「カスタマーサクセス」の業務を教えてください。
私が担当しているカスタマーサクセスの仕事は、お客様の課題に対して、自社のサービスをどのように活用すれば解決に繋がるかを考え、提案・設計していくことです。
Techouseが提供している「クラウドハウス労務」は、企業向けのクラウドサービスです。一般的なクラウドサービスは、どの企業でも同じ仕様で使えるような一律の設定で提供されることが多いのですが、クラウドハウス労務は各企業の業務フローやニーズに合わせて細かくカスタマイズできるのが特徴です。
この「細かくカスタマイズ」という部分をカスタマーサクセスが行うのですが、そのためにお客様とのミーティングなどを通じて現状の課題をヒアリングし、最適なシステム構成を提案・構築することが業務の中心となっています。
ー かなり大変そうな業務ですね。ちなみに、いきなりお客様とのミーティングに参加したんですか?
カスタマーサクセスチームに配属されてから最初の2週間は、先輩社員が準備してくれたシステムの仕組みや機能を理解する研修をオンライン・オフライン両方で受けました。
研修後は、先輩社員の方とペアになり、お客様との会議に同席し、ヒアリングや提案の流れを学びました。
約3か月頃からは、自分で会議の中で課題を見つけ、その解決策を考え、自律的に提案するようになりました。徐々に会議での発言機会も増え、今では自分がオーナーシップをもって担当しているお客様もあります。
ー カスタマーサクセスの特徴がよくわかりました。宮本さんが仕事の中で大切にしていることは何ですか?
カスタマーサクセスチームの最大のミッションは、ご契約をいただいたお客様にとって「最も使いやすい状態」をつくることです。そのためには、困っていることや、目指す未来を率直にお客様が伝えてくださるような信頼関係を築くことを私自身は大切にしています。
信頼関係の構築は課題の早期発見やスムーズな解決に繋がるだけでなく、それによる解約率の低下や新機能の導入促進にもつながり、結果的に会社の売上にも貢献できるため、どうすればお客様との関係が良好なものになるかを日々考えています。
ー 他にはどんな仕事をしていますか?
カスタマーサクセスチームのインターンが増えたことを受け、「CSI(Customer Success Intern)」というインターン中心のチームができました。
これまではインターンが担当する業務は契約後から導入までの初期対応に限定されていましたが、導入後のフォローなども任されるようになりました。
後輩もたくさん入社してくれたこともあり、先輩社員の力を借りつつ、インターン同士連携をとり、複数のメンバーのサポートをしながら切磋琢磨して業務の幅をさらに広げています。
場数が育てた課題発見力と提案力
ー 最初に少し、「 ITコンサルタントに近い」とおっしゃっていましたが、どんな違いや特徴があるのですか?
どちらもお客様の会社の課題をITの力で解決する点は共通していますが、ITコンサルタントはまずお客様に合うツールを市場で探すところから始めます。
一方、私たちは自社でITのサービスを提供しているので、自社サービスを用いて、お客様の業務により深く入り込み、具体的な活用方法を提案していきます。ITコンサルタントが全体戦略の設計を担うのに対し、私たちは実際の業務レベルでの課題解決に重点を置いている点が大きな違いだと思います。
また、カスタマーサクセスは表面に見えている問題だけでなく、お客様自身が気づいていない潜在的なニーズにもアプローチしていきます。
よく似た名称のポジションに「カスタマーサポート」もありますが、カスタマーサポートはお客様から相談された悩みを解決していくのに対し、カスタマーサクセスはお客様から悩みを相談される前に解決するという点が特徴的です。
ー 特に印象に残っている仕事は何ですか?
「カスタムフォーム」という新機能を、新規でご契約いただいたお客様に導入したプロジェクトが印象的でした。
カスタムフォームとは:https://cloudhouse-roumu.zendesk.com/hc/ja/articles/43151106803993
新機能の導入ということで、最初は使い方を理解することに苦労しましたが、お客様と意見をすり合わせながら、自分で提案を重ねてシステム設計を進めていく過程に大きなやりがいを感じました。
スケジュールが厳しい中、1回のフィードバックで指摘された部分だけでなく、それに共通する課題も自分で見つけて改善を行い、期待以上の成果を目指して円滑なやり取りを実現できました。
不安もありましたが、自分の力が試される中でわくわくもあり、完成したときの達成感は今でも忘れられません。
日々の業務から課題発見力や問題解決力、コミュニケーション能力など、仕事に必要な幅広いスキルが身に付くと感じていますが、このプロジェクトを通じて、特にそれらの力が向上したと思います。
ー カスタマーサクセスの仕事の醍醐味は何ですか?
「お客様にとっての最適」をとことん追求できることだと思います。ただ、これは非常に難しく、ヒアリングを通じて本質的な課題を探りながらも、納期という制約がある中で、どこかでちょうど良い妥協点を見つけなければいけない場面もあります。
機能の設定ひとつをとっても、クラウドハウス労務はカスタマイズ性が高い分、こだわろうと思えばどこまでも突き詰められます。限られた時間で「お客様に満足していただけるもの」と「自分が納得できる提案」の両方を実現するのは簡単ではありません。
それでも、自分の提案によってお客様の業務がスムーズに進んでいたり、実際に使い方が浸透している様子を見られたりすると、「ちゃんと役に立っているんだな」と実感します。
大変さの中にこそ、仕事の意味ややりがいがあって、そこがこのポジションの一番面白いところだと思います。
「自分を知る」きっかけとしてのインターン
ー Techouseでインターンをして就職活動への意識はどうなりましたか?
冒頭でも少し話しましたが、正直、インターンを始めた当初は「働くって何だろう」「自分に何があっているんだろう」といったこともわかっていませんでした。
ですが、Techouseでお客様の課題に向き合い、地道に改善策を考えていく日々を重ねる中で、仕事に対する理解が少しずつ深まりました。
特に、「課題を見つける⇢解決策を考える⇢提案する⇢改善する」というプロセスを実践の中で経験できたことは、大きな学びでした。
そうした積み重ねの中で、「自分はこういう働き方にやりがいを感じるんだ」という感覚が芽生え、少しずつ自分の価値観や志向がクリアになっていきました。
その結果、第一志望だった大手IT企業に就職することができ、迷いなく進路を選べたことに大きな納得感を感じています。
ー どんな人にTechouseのインターンをおすすめしたいですか?
「自分が何をしたいのかわからない」「進路に迷っている」そんな人にこそ、Techouseのインターンをおすすめしたいです。
私自身も最初はそうだったのですが、ここには様々な職種のインターンがあり、実際に仕事を体験する中で、「自分はどんなことに惹かれるのか」「何が得意なのか」を自然と見つけていける環境があります。
他のインターン生とも距離が近く、自分が関わっていない業務についてもリアルな話を聞けるのも大きな魅力です。
また、将来コンサルやITなど「企業の課題解決」に関わる仕事に興味がある人にとっては、実際の業務に近い経験を通じて、自分との相性を確かめる貴重な機会になると思います。
IT企業やコンサル出身の社員も在籍していて、そうした方から直接アドバイスをもらえる環境があるのも、Techouseの強みだと思います。
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
ー 最後に、読んでくれた方へメッセージをお願いします!
インターンは、スキルを身につける場であると同時に、「自分を知る」ための時間でもあります。
私自身、「働くって何だろう?」「自分に向いていることって何だろう?」と何もわからない状態からスタートしましたが、Techouseで実際の業務に取り組む中で、将来の方向性が少しずつクリアになっていきました。
今、不安や迷いを感じている方もいると思います。でも、まずは一歩踏み出してみてください。Techouseには、「考えながら動ける」「動きながら見つけていける」インターン環境があります。
迷っているなら、なおさら挑戦してみる価値があると思います!