賃貸仲介の営業から
TAPPの契約実務スタッフへ転身した横田さん。
「正確な実務」を土台にしながら、
部署間の連携や仕組みを自ら変えてきた、
彼女の主体的な取り組みに迫ります。
相手を思いやる「共有」が、組織の連携をなめらかにする
「以前は、部署間で進捗や必要情報の共有が、
十分でない場面がありました。
大切な取引の、
知らないところで手続きが進んでしまうのは
業務上の大きなリスクになります。
だからこそ、
『まずは自分から徹底して変えていこう』
と決めたんです」
そう語るのは、2024年4月に
株式会社TAPPの業務部へ中途入社した横田さん。
彼女が担う「不動産金融契約業務」は、
契約書類の作成や金融機関(銀行)との融資折衝など、
TAPPの事業推進を支える重要なポジションです。
入社後、横田さんは
横田さんは営業との連携はもちろんのこと、
「チーム内での情報共有」に課題を感じていました。
お互いが抱える案件の細かな進捗が
タイムリーに伝わってこないことがあり、
知らないうちに手続きや決済が進んでいて、
急な不在時などのサポートがしづらい状況が発生していたと言います。
「相手が共有してくれない、
と受け身で悩むだけでは何も変わりません。
まずは自分から、
誰よりもこまめに情報を発信して、
進捗共有を徹底しようと思いました」
横田さんは、
自分が担当する金融機関の動きや書類の準備状況など、
あらゆる進捗をチームのチャットやシステム上で、
他の業務メンバーへ積極的に発信し始めました。
「今の進捗はこうです」
「この期日までにこれが必要です」
としつこいほど丁寧に、
こまめな共有を重ねたのです。
すると、
営業メンバーとのやり取りがスムーズになっただけでなく、
同じ業務部のメンバーたちの行動に、
大きな変化が現れ始めたのです。
「私がこまめに共有し続けたことで、
皆さんからも、
『横田さん、今こういう動きになってます!』と、
自発的に進捗を報告してくれるようになったんです。
急ぎの際もチャットで、
『ここまで進んでいます』と、
引き継ぎを残してくれるようになりました。
自分から発信したことで
コミュニケーションがなめらかになり、
今では引き継ぎ不足によるトラブルはほぼゼロに。
相手の状況を考えて、自分から一歩動くこと。
その大切さを実感しました」
「誰かの力になりたい」という原点。営業からサポートの主役へ
今でこそ主体的に動く横田さんですが、
前職は約5年間、
賃貸仲介の営業として活躍していました。
仕事は順調で昇進も打診されていましたが、
心の中である悩みを抱えていました。
「昇進後の未来や、
上司の働き方を見たとき、
『この先もずっと同じ仕事を続けるのかな……』と、
自分のキャリアの先が見えなくなってしまったんです。
もっと広い世界を見てみたい、
別の仕事に挑戦したい、
と強く思うようになりました」
転職活動を始めるにあたり、
彼女が見つめ直したのは学生時代の原点でした。
「学生時代の接客アルバイトで、
周囲をサポートして、
直接『ありがとう』と
喜んでもらえる瞬間に一番のやりがいを感じていたんです。
営業を経験したからこそ、
今度はより多くの人を自分の強みでサポートしたい。
そう考え、
事務職への転職を決めました」
そんなときに出会ったのが、
TAPPでした。
「単なる事務処理ではなく、
『事業推進に近い契約実務』という求人の言葉に惹かれました。
ここなら、
営業で培った不動産の知識を活かし、
専門性を高めて会社をサポートできる。
そう確信して入社を決めました」
「思った以上に、自分の意思や発信で動かせる」
入社後、
横田さんは
「正確に契約実務を進めること」
の大切さを噛み締めながら、
同時に、
自ら課題を見つけて変えていける環境に
嬉しく驚いたと言います。
「前職は、良くも悪くもトップダウンの環境。
上司に言われた通りに動くのが普通でした。
でも、TAPPは違いました。
『思った以上に、
自分の意思や発信で動かせる環境なんだ!』
と、すごく驚きましたね」
横田さんは日々のなかで、
より業務がスムーズになるアイデアを
自ら提案していきました。
その一つが、
「契約書作成マニュアル」の新規作成です。
「入社時、
社内には契約書作成のマニュアルがありませんでした。
契約書の作成は、Salesforceへの入力、
複雑なスプレッドシートの参照、仕様書の確認など、
細かい手作業が多くて本当に大変です。
これまでは新人が入るたびに、
先輩がゼロから口頭で教えていましたが、
教える側・教わる側の双方に
大きな負担がかかっていました」
そこで横田さんは、
手順を網羅した詳細なマニュアルを
自らゼロから作成し、
上長に提案しました。
「相談すると、
『すごくいいね!ぜひ進めて!』と、
すぐに前向きに背中を押してくれました。
マニュアルを導入したことで、
新メンバーの研修が劇的にスムーズになり、
教える側も教わる側もストレスが大幅に減りました。
自分自身も、
迷ったときにすぐ見返せるようになり、
業務全体の安定感が増したと感じています」
また、重要書類の確認が
メンバーの手元で後回しになりがちだった課題に対しても、
横田さんは動きました。
「確認が遅れると、
引き渡し後のお客様に関する書類の確認や、
その後の手続きに影響が出る可能性があります。
対応が遅れることで、
お客様にご不安やご迷惑をおかけすることにもつながるため、
迅速かつ正確な確認が求められます。
そこで、
『毎日、特定の時間に必ず書類を確認する』
というチームのルールを決め、
忘れないように、
毎日Slackで自動リマインドする仕組みを作りました。
これで書類が放置されることがなくなり、
チーム全体で確実に対応する習慣ができました」
「次から気をつける」で終わらせない。失敗から見直した確認の仕組み
業務部では、
全員で月100件以上の
契約書類やローン申請をコントロールしています。
不動産取引において、
書類の不備や確認の遅れは「決済日の延期」を招くため、
丁寧な正確性が何より重要です。
そんな横田さんにも、
かつて苦い失敗がありました。
「私が担当する金融機関の東京支店に送るべき書類を、
誤って大阪支店に郵送してしまったんです。
期日に余裕があったため、事なきを得ましたが、
本当に背筋が凍る思いでした」
横田さんはこれを、
「大雑把だったから」「次から気をつけよう」
という曖昧な反省で終わらせませんでした。
なぜミスが起きたのか原因を徹底的に突き詰め、
個人で徹底する仕組みを構築したのです。
まず、郵送用の封筒を、
「東京は青、大阪は黄色」と色分けして、
視覚的に判別できるようにしました。
さらに、封筒に太いサインペンで
「東京」「大阪」と大きく書く。
そして提出前までに、
「作成前」「作成後」「提出直前」の3回、
必ずチェックシートで宛先を確認する。
「『確認した気がする』という主観的な感覚は排除し、
少しでも不安があれば何度でも見直す。
これを自分に徹底したことで、
それ以来ミスはなくなりました。
仕事に慣れるまでは、
時間がかかってもいいから正確性を極める。
確実にこなせるようになれば、
スピードは後から自然とついてきます」
金融機関と営業を繋ぐ「判断」の難しさと面白さ
横田さんが日々の業務でやりがいを感じているのが、
金融機関との融資折衝における「自分自身の介在価値」です。
融資審査の申し込み後、
金融機関の担当者から、
細かい追加の確認がよく来ます。
それをそのまま、
営業へ転送することはしません。
「金融機関が何を確認したいのか、
その『意図』を正しく理解することが大切です。
金融機関の硬い質問をそのままお客様に伝えてしまうと、
お客様が不安や不信感を抱いてしまう可能性があるからです。
そこで、
自分で内容をしっかり理解した上で、
営業メンバーがお客様に聞きやすく、
かつお客様が安心して答えられるように、
具体的なニュアンスや聞き方を整理して、営業に渡します。
逆に、
お客様から上がってきた回答を金融機関へ戻すときも、
事実関係を正確に保ちながら、
確認事項に沿って、
わかりやすく整理して共有します」
営業経験があるからこそ、
営業現場やお客様の気持ちを想像し、
「クッション役」として細やかに動くことができるのです。
「自分で考えて情報を整理し、
判断して進める部分と、
上長や金融機関にきちんと確認・相談する部分。
そこをしっかり切り分けて進めています。
自分の判断によって融資がスムーズに進むことに、
この仕事ならではの面白さがあります」
正確な実務と、主体的な改善。その両方を大切にできる仲間と
現在、TAPPは上場を視野に入れた
拡大フェーズにあります。
「会社全体の成長スピードを日々感じています。
だからこそ業務部としては、より一層慎重に、
ミスのできない緊張感を持って業務を進めています。
内部統制やフローの改善など、
日々、変化が多いエキサイティングな環境です」
だからこそ、横田さんは
「業務部に向いている人」についてこう語ります。
「一見するとルーティンワークのようですが、
状況によって臨機応変な対応が求められます。
そのため、
『指示されたことだけを淡々とやりたい』
という人には、少し向いていないかもしれません。
でも、決められた手順を大切にしながら、
『もっと良くできるかも』と、改善点に気づいて提案できる人。
そして、自分の作業だけでなく、
『次に受け取る人が動きやすい状態』まで考えて動ける人。
そうした主体的な姿勢を持つ方にとって、
これ以上なくワクワクできる環境です」
業務部は全体で10〜12名ほどのメンバーがおり、
名古屋のメンバーともチャットで密に連携しています。
原則対面でコミュニケーションを取りながら、
賑やかに、メリハリを持って働く最高のチームです。
「与えられた仕事をこなすだけでなく、
主体的に動いて、仕組みから一緒に作っていきたい。
そんな熱い想いを持った方と、
ぜひ一緒にチームを盛り上げていきたいです!」
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