コロナ禍でほとんどのイベントスペースが営業停止などの選択を取るなか、NEW STANDARD社が運営する「BPM」では、コロナ禍で売り上げを戻すことに成功しました。
驚くべきは、その構造を作ったのがインターン生である、ということ。
今回実際に働くインターン生に、その要因をインタビュー形式で語ってもらいました。
#そもそも“BPM ” とは? ー来てくれた人に鼓動の高鳴りを提供する場ー 普段はカフェスベースとして運営していていますが、“体感する”リアルイベント開催のためのレンタルスペースといった一面も持ち合わせているリアルコミュニケーションスペースです。 BPMが掲げるのは、「Feel Your Heartbeat(鼓動を感じよう)」というコンセプト。ここでの「You」はイベントに足を運んでくれたり、カフェ利用で訪れてくれたり、イベントスペースで使ってくれたりと、さまざまな目的で来てくれる人たちを指しています。(参考資料: https://new-standard.co.jp/posts/7401 )
ーインターン生が関係しているとのことですが、 普段はどんな業務を担当していますか?
BPMはカフェスペース/イベントスペースの2面を持っていますが、僕たちが担当しているのは「イベントスペースとしてのBPM」の運営です。
カフェ事業もBPMにとって必要不可欠なものですが、売り上げとしてはやはりイベントスペースとしての運営のほうが軸になっています。 僕たちはBPMの価値を今より拡大させるため、広告やマーケティング・営業・イベント補助などの業務にあたっていて、それら全てを責任者である*なおさんを除き、インターン生のみで構成されたチーム体制で行っています!
*なおさん(BPM責任者であり上司。)
ーチーム自体がインターン生で構成されているんですね! 業務内容はどのように振り分けられているのですか?
構造は小さい会社のような形態になっており、現状の売上・広報・マーケティング・営業などすべての情報をインターン生も見ることが出来ます。 何事においても指示された動きをすることはなく、データを元に自分たちで「必要だ」と考えた事に対し、みんなで現状の確認から次のアクションを考え、実行。という流れで業務にあたっています!
#結局、どうして売上が戻ったの?
ーコロナ禍で売り上げを戻したとのことですが、大きな要因はどこだったと思いますか?
元々弊社はWebメディアを運営していたこともあり、ウィズコロナ・アフターコロナの世界像をいち早くキャッチすることは出来ていました。
普段から事業がどんなときにどんなアクションが必要か、を体感で経験できていたので、
・ イベント以外の自分たちの強みの再定義 ・市場分析|顧客の求めること ・自分たちは何が出来て ・競合が何をしているか
に分けて考え、4,5月の段階でBPMをOMO型イベントスペースとして運営していく方針を固め、動き出しました。
またビジョンが確定した後の動きとしても、弊社の他事業メンバーに広告事業の営業やプランナー、クリエイティブのWebデザイナー、フォトグラファー、プロダクト開発など他方な分野においてのプロが揃っていたので、それぞれの領域のプロから直々にヒントを得ることでOMO型としての運営が可能になったと思います。
ーなるほど。既存の型を変えるとなると、大変なことも多かったのでは…?
オフラインだからこそ“体感”できるものを強みとしてきたBPMで何が出来るのか…も勿論なのですが、 前の世代の先輩方が貯めてくださった知見などを生かして運営していたので、その形を変えることに対しての抵抗というか、恐怖心みたいなものは大きかったです。
おそらくそれを一番感じていたのは、BPM事業の立ち上げ当初から携わっているなおさんだと思うのですが、なおさん自体が「やってみよう!」と言ってくれていたので、安心して進めることが出来ました。
ーなおさんの本質的な柔軟性あってこそのBPMなのですね! 実務的にはどのように変更を行ったのですか?
まずは中身を創るため、設備面の強化として
・3密にならないような広い空間 ・通気性のよい大きな窓 ・敷地面積をカバーできる数の空気清浄機の設置 ・安定して早い速度が出るインターネット環境 (下り/上り最大500Mbps出る有線LANの設置) ・大容量の電源(70A)
などの機材を揃えました。 ただ「安心して配信ができる空間」は設備だけでは作れません。 次に、オンラインイベントのノウハウ面の強化として
・自分たちが毎月開催しているオンラインイベント「池尻ショートフィルム」 ・会社として取り組んだ「大正製薬 リポDオンラインアカデミー」の運営
を通して得た知見をマニュアル化し、初めてオンラインイベントをBPMで開催する方にもフルサポートできる体制を構築しました。これ以来、僕たちはBPMのことを「OMO型イベントスペース」と紹介するようになりました。
「まさにオンラインイベントのニーズが増えているものの、適したスペースが無くて困っていた」との声も多く、早速6月には使っていただくことができました。 アウトバウンド施策ではこれまでのノウハウを元にした運営の提案も行っているので、今後はただのスペース貸しだけでなく、僕たちが企画・運営から携わるケースも増えてくると思います。
ーBPMに新しい価値を創り出す、まさにNEW STANDARDな物語があったのですね!
勿論自分たちだけでは成し遂げられないことだと思っていて、社内の時代の流れを見極めるチカラや、社内メンバーの協力は勿論、そもそも「NEW STANDARD」をコーポレート・アイデンティティにおいている弊社の社風があってこそだと思っています。
あと外せないのはなおさんの存在です!笑 コロナ関係なく、普段からやってみたいことの提案をすると、面白いね!これやってみてよ/一緒にやってみよう! などすぐ行動に移せるスピード環境を上司が作ってくれています。 だからインターン生も進んで案が出せるし、モチベーションも上がる。結果それが生産性や自分たちの成長に結びついて、今回の様な結果を出せたのだと思います!
#最後に… ー今回の経験は今後どのように生かしていきたいですか?
大きな枠組みとして、全てを自分たちで考えて回す中で、“何をやりたいか”が資本にあって、営業や広報などの業務はそのための手段であるということを普段から身を以て体感できていますが、それをより強く感じたのが今回の経験だったと感じます。
また既にお話したように、BPMには個人の要望に合わせて何にでも挑戦できる環境が整っています。 特に今回においては、一人一人がこの環境をフル活用し、主体的かつ積極的に動けたことが結果に大きく繋がっていると感じます。 だからこそ身を置く環境の大切さについては全員が改めて認識できた部分じゃないかと思います。
これらのことは専門性を持ったスキルとかではないのですが、今後僕たちが社会で生きていく軸の部分として、常に持ち続けていきたいと思っています!
如何でしたでしょうか?
今回ご紹介したBPMは、弊社の中のほんの一部でしかありません。 私たちは、MEDIA・広告・D2C事業開発・そしてOMO型イベントスペース運営という幅広い手法を用いて、「NEW STANDARD」を提供しています。
ご興味を持って頂けましたら、実際に働くメンバーの声を交えた求人なども出ておりますので、そちらも是非ご覧くださいませ。