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【創業ストーリー】価値観や性格がまったく違う代表と創り上げた、swimmyの誕生秘話。クリエイティブディレクター/本郷宏幸

今回は、株式会社swimmyの共同創業者であり、クリエイティブディレクターとして活躍されている本郷宏幸さんにインタビューさせていただきました。創業のきっかけからご自身の仕事内容、制作体制についてのお話など、swimmyで働く魅力についてお伝えいたします。

■自分で会社を立ち上げる機会ってそうないから、チャンスだと思った

ーーまずはご自身のご経歴から教えてください。

絵画、デザインなど幅広く学べる美術系の専門学校に通っていたのですが、様々な科目を履修した後、卒業制作ではシルクスクリーンを使ったTシャツの製作に没頭していました。うちの学校ではよくあることだったのですが、卒業制作に夢中になるあまり、就活は疎かにしてしまい…、流されるように数名の小さなTシャツ屋さんに就職しました。

結局そこは数ヶ月で辞めてしまい、その後はゲームセンターの契約社員になったり、その職も失ったと思ったら同時に彼女も失ったりと……そんな時日々を送っていたある時に、学生時代からの知り合いだった現swimmy社長の臼田から「最近何してるの?事業を手伝ってくれない?」と連絡をもらったのです。そこから一緒に仕事をするようになりました。

ーーそれがきっかけでweb制作のお仕事を始められたんですか?

いえ、実は当時少し流行っていた携帯に貼るシールを扱う会社だったんです。私はデザイナーとして臼田の家へ行きデザインの手伝いをしていたのですが、最初のうちは交通費しか出してもらえず、ほぼほぼボランティア状態。そんな状況もあって出社時間が1時間遅れ、2時間遅れ…と段々と遅くなり、そのうち夕方に出社するようになりました。夕方に行ってすぐに帰るわけにもいかず、そのまま臼田の家に泊まる生活が始まりましたね。月曜日に彼の家に行って、金曜日に自分の家に帰る生活をしていたのでいつの間にか半同棲生活のような状態になっていました。

ーーそれほど社長の臼田さんとは気が合ったということでしょうか。

実は私と臼田はお互いびっくりするくらい、価値観や性格も違うんです(笑)。ただ、お互いがお互いに興味を持っていないという点のみ一致していて、干渉せず程よい距離感を保てるところが良かったようです。

そんな生活のおかげもあってか徐々に事業として成り立つようになり、私のお給料も出るようになった頃に「BAYWORKS」という社名でweb制作を始めました。最初私はデザインのみで、臼田が構築を担当していましたが、徐々に私も構築を担当するようになりましたね。

そんな時に、当時付き合いのあった広告代理店から社内の制作部門として入ってくれないかという話が持ち上がり、一時は一緒にやっていたのですが、その広告代理店が営業色の強い会社で私たちとは方向性が一致せず、そこからすぐに抜けることになりました。そのタイミングで私は、web制作の経験値も貯まってきたことだし、一度大きめの会社に中途入社しようと思い転職活動をし始めたのですが、その時に臼田から「自分たちでweb制作会社を1から立ち上げてみないか」とまた声をかけられたのです。他人のつくった会社はいつでも入れるけれど、自分で会社をつくる機会って、人生でそうそうあるものではないかも。そう思い、swimmyの立ち上げに至りました。



■“クライアントが何を考えているか”をいつも考えている

ーーswimmy創業までには紆余曲折あったのですね…。

現在の本郷さんは主にどんなお仕事をされているのでしょうか?

正直、私の業務はこれといって固まりきってはいません。臼田は現在営業とアカウントディレクターを兼任していますので、私はクリエイティブディレクターとして制作現場の統括をする立場です。ですが、自分自身でデザインしたり構築することもあります。かと思えば未経験で入社したデザイナーの教育担当をしたり、かなり仕事の幅は広いですね。

ーー受注から納品までの流れの中で、具体的にどのように携わっていらっしゃるのでしょうか。

制作の流れを大まかにご説明すると、まずはお客さんから現場の課題や要望をヒアリングし、そこから要件設定やワイヤーフレームの作成をしつつ、構成を詰めていきます。ワイヤーフレームが固まったらデザインの作成に入り、同時並行でテキスト要素や写真要素の素材集めをしたりしつつ、構築、納品(サイトオープン)、運用という流れが一般的です。

以前wantedlyでご紹介したデザイナーの麻冬さんとの役割分担としては、リソースとお互いの得意不得意を総合的に考えて判断しています。E Cサイトであればお任せできるけれど、SaaS系のサービスは商品もサイトのつくりも複雑なので自分で担当しよう、などその時その時で役割分担は変化しますね。

ーーコンスタントに様々なクライアントから案件を受注していらっしゃるように思えるのですが、本郷さんは提案段階にも携わられるのですか。

私ももちろん提案に関わります。実は以前は提案に対してすごく苦手意識を持っていて「デザインは説明するものじゃない」と思っていた時期もありました(笑)。でもやっぱり、なぜこのデザインになったかって説明しないとわからないものだし、納得してもらえるかどうかがクライアントとの信頼構築につながってくると今は思っているので、抵抗感は随分無くなりましたね。

例えばお客さんに「ここはなぜこの仕様にしたのですか?」と聞かれることがよくあります。その時に説得力を持たせて理由を説明できると、しっかりと考えて作っているんだなということが伝わり、それが仕事を任せてもらうことにつながりますね。

ーーなるほど。お客さんの満足度にも大きく関わってきそうですね。最近携わった案件で印象に残っている事例はありますか。

大手食品会社の関連会社の美容系E Cサイトを担当させていただいたのですが、ヒアリングの後、用件定義をしてワイヤーフレームとデザインを提案した際、修正0でゴーサインをいただくことができました。これは100%信頼をしていただいた証であろうと、私としても自信になりました。

実はその時におすすめの案として提出したデザインは、ヒアリングの時にクライアントとディスカッションし賛同を得ていた内容とは少し異なったものでした。ヒアリングの際は、全体のベースの色はピンクで、それにプラスしてコーポレートカラーの赤も入れたいですねという話をしていたのですが、実際にデザインに落とし込んでみた際、赤は強すぎてしまい、イメージ通りにはいきませんでした。

以前であれば、こういった場合、赤を入れたパターンは提出すらしなかったと思うのですが、ヒアリング後のクライアントへの提案には、赤を入れたパターンも含めてカラーパターンを3つ用意して持っていきました。それをクライアントに比較しながら見せつつ、赤を入れない方がいいと思った経緯をお話すると、「やっぱり赤は入れないほうがいいね」と納得してくれました。

「クライアントは今何を考えているだろうか」については、常に考えながら仕事をしていますね。今回のケースはクライアントの立場に立ってみると、こちらがどんな工程を経て作っているのかは当然わからないものですよね。過程をある程度伝えることで、クライアントの信用を獲得できた良い事例だと思います。


■相手のバックグラウンドに思いを巡らせつつ仕事をする

ーー社内のメンバーとは一緒に働くにあたり、どんなことを考えながら仕事をしていますか。

基本的にあいまいな指示はしないように心がけています。また、指示には必ず根拠や理由もセットで伝えています。例えば「ここは目立たせたいからこうした方がいいね」など。というのも私が「なんとなく嫌」と言われるのが嫌なので(笑)。

ーー指示をされた方の納得感も変わってきそうですね。もし、デザイナーさんが作ったものが本郷さんのイメージと少し違うなと感じた場合はどのように対応されますか

もしもデザイナーに指示をして、イメージと違ったものが上がってきた場合は、それができなかった理由を考えます。例えば「自分の指示がわかりにくかったのではないか」「他の案件が忙しくて作業の時間が十分に取れなかったのでははないか」など、できなかった時はその原因であるバックグラウンドが何かしらあると考えています。重要なのは現実に即しているかどうか。理想は誰しもあると思うのですが、実現可能なものにしないとサイトオープンにすら辿り着くことはできないので。

ーー例えばお客さんに少し難しいお願いをされた時はどんな対応をされるのでしょうか

ケースバイケースなのですが、工数内に収まるかどうかは常に気にかけています。まずデザイナーまたはエンジニアに工数を確認し、同時に他案件との兼ね合いも確認しますね。その時に工数的に難しそうということになった場合は、工数に見合った代案を考え、それをクライアントに提案するようにしています。

ーーかなり密にコミュニケーションをとられているんですね。現状はみなさんどんな働き方をされているのでしょうか。

現在はリモートワークが基本で月に一度しかオフィスに行く機会が無いので、連携に関しては少し課題がありますね。そんな中でも私からみていると、スタッフはみんなswimmyという会社が本当に好きなんだなと感じます。プライペートで一緒にゲームをしたりするくらいなので、仲はいい方なのかなと。

実は今オフィス移転の話が上がっていたり、社会状況も鑑みつつ出社は月1回より少し増える可能性もあり、今後は更にコミュニケーション量を増やすことができるかもしれません。

■自分も周りも“楽しく”働くことに興味がある人

ーー最後に、これからどんなメンバーと一緒に働きたいですか。

“楽しいことが好きな人”ですね。臼田と2人きりで会社をやっていた時に私がいつも心がけていたことがあって、それは“必ず臼田を驚かせよう”ということでした。何かしら新しい取り組みをすることで、臼田も喜んでくれるし、何より自分がつくっていて楽しいんです。

私が考える楽しさとは、自分が楽しいだけではなく、周りも楽しくさせたいと思えるようなことです。仕事って一般的にはそんなに楽しいものではないものなのかもしれませんが、その中でも自分なりの楽しさを見つけることができて、社内のメンバーも、お客さんも楽しませたいという人と働きたいですね。

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