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日系大手→起業→外資系企業と多様な経験を積んできたサンブリッジCFOが語る会社の今後への期待と思い!

こんにちは!
組織人事企画室の長谷川です!

今回は日系大手企業、外資系企業、起業という経験を経て、現在サンブリッジのCFOを務める鈴木さんに話を伺いました。
現在、そんな鈴木さんと一緒に会社をより良い方向へと引っ張っていただく経営企画を担当いただける方を募集しております!

とにかくなんでも経験してきました。」そう語る程多様な経験をした鈴木さんが、今なぜサンブリッジで働いているのか、サンブリッジで働くことの魅力、そしてサンブリッジの経営企画の仕事についての魅力をこの記事を通して皆様にもお伝えしていけたらと思います!

大企業を辞め、自ら起業するも失敗。たどり着いたのは経理・財務としてのキャリア

ーーどうやら鈴木さんは波乱万丈な人生を送っていらっしゃるとお聞きしています。改めてこれまでの歴を教えてください。

理系の大学院を修了し、2003年の4月から新卒として野村證券フィナンシャルエンジニアリングコースに入社しました。地域の金融機関が所有している保有債権や保有有価証券のリスク・リターンを分析して売買を提案する仕事をしていました。その後は、当時全盛期だった、仕組債というデリバティブを組み入れた有価証券に値段を付けて、お客さんに販売する仕事をしていました。

野村證券で4年働いた後、2007年にUBS証券へ転職し、半年だけですが、同様の仕事をしていました。
そのころはちょうどリーマンショックが囁かれる頃でした。外資系の証券会社が多額の損失を出して、市場が乱高下していたこともあって、それまで全盛期だった仕組債が売れなくなって来て、仕事はかなり暇でした(笑)
起業したのはそのタイミングです。「自分で何か事業をやりたい」という気持ちは元々あって、知り合いのIT企業の社長にアイデアを持っていったところ「面白いから一緒にやろう」となりました。

ーーそのアイデアとは何だったのですか?

「予測市場」というものです。当時はビッグデータがなく、今のようにSNSの投稿を見て市場を予測するというようなことはできなかったんです。代わりに、仮想市場に起案されたアイデアを銘柄に見立て、そのアイデアの将来を予測して仮想的に売買することで、予測精度を高めるというアイデアが、アメリカでビジネスとしていくつか出来始めていました。
そのことをインターネットか何かで知って、日本に輸入してやろうと思ったのがきっかけです。

しかし、その後ビッグデータに置き換わり、予測市場の話も聞かなくなり、結局はうまくいきませんでした。 2年程やっていましたが、当時は根性がなく、1つ事業がうまく行かなかっただけで諦めてしまいました。

ーー起業が失敗に終わった後、どのような道を歩まれたのでしょうか?

その後はプルデンシャル生命の営業分析チームに入りました。
予測市場のこともそうですが、世の中の物事を数字で理解するということが好きで、これまでずっとその軸で進んできています。

プルデンシャル生命は生命保険業界の中でも営業マン1人あたりの生産性が最も高い会社です。
「そんなに生産性高く保険を売っている人はいったいどういう人たちなのか?」というのを数字で見ることは面白そうだなと感じたのが入社したきっかけです。

プルデンシャル生命に入社してからは、営業課題を分析する仕事をしていました。
生産性の高い営業組織をつくるには、採用の段階でできる人を採るべきなのか、とにかくたくさん採って後から育成した方がよいか等をデータをもとに、営業の責任者とコミュニケーションをとりながら資料を作成するなどの仕事をしていました。

営業課題分析の仕事を5年くらい続けているうちに、再び自分で何か事業を立ち上げたいという気持ちが湧いてきました。ただ、過去に一度失敗しているので、まずは起業に必要なスキルを身に付けたほうが良いんじゃないかと思い、そこで初めて経理・財務としてのキャリアを歩み始めました。

39歳でのチャレンジ。自ら意思決定できる環境を求めサンブリッジへ。

ーー経理・財務としてのキャリアを歩み始めたのは、社会人になって10年程経ってからだったのですね。

そうなんです。35歳の時です。当時は経理・財務領域の仕事は未経験だったため、簿記1級を取得して、社内応募の制度を使って経理チームへ異動しました。その後、プルデンシャル生命はアメリカの企業ということもあり、アメリカの会計基準に則って会計処理を進める財務分析チームへ異動になり、アメリカの公認会計士の資格も取得しました。

財務分析チームでは、決められた範囲の仕事を如何に効率良く進めるかを求められました。財務分析チームに4年程在籍し、当時は39歳を迎えていましたが、もともと起業したいという思いがあったということもあり、限られた範囲ではなくより広い範囲で自分が意思決定できるような仕事をしたいと思い、そこで初めてベンチャー企業への転職を考え始めました。

ーーいよいよサンブリッジに入社されるということですね。入社を決めた理由はなんですか?

色々な企業から内定はもらっていましたが、いざ決めようと思った時に今の社長の梶川に「どんなことが出来るか?何を期待しているか?」を聞いたんです。梶川から返ってきた答えは、「とにかく管理部門全般だ」でした。同時期に内定をもらっていたもう1つの企業は財務経理部門の責任者だったので、サンブリッジの方が財務経理の枠を超えてより色々なことをできるだろうと感じ、2018年の12月に入社を決めました。

ーー鈴木さんが求めていた、より広い範囲を任せてもらえて、自分で意思決定をして仕事を進められる環境があったということですね。

そうですね。確かに、今までいたどの会社と比較しても、任せてもらえる範囲は広いと感じています。
これまで在籍した大企業で様々な経験ができたのも確かですが、今思うともっと早くベンチャーに行くという選択肢もあったと思います。

ーーもっと早くベンチャーに行けばよかったと感じたのはなぜでしょうか?

知識をインプットしたからといって、仕事で成果を出せるかと言われると、そうではないと思います。実際の仕事の場面でアウトプットをすることで、そこで初めて自分の力になります。

サンブリッジでは複数の領域の仕事を任せられます。その分自分のできる仕事の範囲も広がるし、たくさんの挑戦や経験ができます。アウトプットを繰り返すことで得られるスキルや力というのは、自分の血肉となり大きな成長に繋がると感じています。

私は今までどちらかというと大企業で働いた期間の方が長かったのですが、ベンチャー企業にもっと早くチャレンジしたほうがよかったかもしれない、と感じています。
中には、言われたことをやっていた方が良い、決められた範囲で改善していくのが好きだという方もいるとは思いますが、新しいことにも挑戦して、「自ら経験することで仕事の力量をつけていきたい」「成長していきたい」と思っているのであれば、ベンチャーに行った方が圧倒的に面白いと思います。

入社からわずか1年半でCFOに。自ら考え、取り組み、結果を残せば評価してくれる環境。

ーー鈴木さんが入社されてから3年経ちますが、入社当初からCFOというポジションでご活躍されてきたのですか?

最初は管理本部長として採用されました。CFOになったのは入社から1年半後の2020年の7月1日からです。入社時に「いつかはCFOになってね」と言われていたので、結果として当初の期待に応えることができました。

ーーCFOになるまではどのようなことに取り組んできたのでしょうか?

入社当時は、メンバー全員が既存の業務を回すのに手一杯の状況でした。これを改善しないことには新たな取り組みができないと考え、生産性の向上を目標に掲げ取り組みました。
その間に取り組んでいた業務の1つが新たなクラウド会計システムの導入プロジェクトです。導入前はスタンドアロン型の会計システムを使用していて、会社に来ないと業務ができなかったり、いちいち紙に印刷しないと作業が進められなかったりで、生産性も低く、当時の管理本部が抱える大きな課題でした。

当時の業務プロセスそのものを見直すところから始め、新たなシステムを導入していきました。
システム導入プロジェクトを推進しつつ、既存の業務にも対応していく必要があるので、私も含め、メンバーも相当きつかったと思います。
システムの導入が完了した後も、想定外の事態が発生し、その対応に追われることもありました。
トラブルが起きることなく、普段の業務のみに専念できるようになったのは導入完了の半年後でした。

大変ではありましたが、管理本部としての生産性はかなり向上しました。その分、新たなシステムが導入される以前はできなかった他の業務に時間を割くこともできるようになりました。

ーーその時の功績もあって、「いつかはCFOになってね」という期待に応え、入社してわずか1年半でCFOに昇進したというわけですね。昇進のスピード感が早いなという印象を受けたのですが、鈴木さんが今までいた会社と比較してどのように感じていますか?

他社と比較しても昇進のスピードはとても早いなと感じています。
私の目線でも、できる方は年齢とかも関係なく、すぐ昇進するなと感じています。

ーー鈴木さんが考える、できる方に共通する要素のようなものって何かありますか?

自分で仕事を取りに行く姿勢は皆さん共通していると思います。
特に管理本部に関しては、1つの領域を1人で担当することもあります。自分の業務領域に関して、何をすべきかを自分で整理し、優先順位付けして進めてもらう必要があります。
与えられた業務をこなすだけでなく、どうすれば会社が良くなるのか、そのために何をすべきかを自ら考え進めていける方は、サンブリッジの仕事を楽しんでやっていけると感じますし、昇進のスピード感も早いと思います。

会社の成長への貢献が、自分の成長に。サンブリッジの経営企画だからできること。

ーー鈴木さんがサンブリッジに入社してから現在に至るまでの間で、サンブリッジの管理本部はどのように変わりましたか?

今は、私が入社した時に比べて、管理本部としてより多くのことができるようになりました。先ほどお話ししたクラウド会計システムの導入の成果もあり、生産性もかなり上がって、働きやすい環境になったと思います。

経理の仕事の重要なところは、予算や実績などの会社の記録をわかりやすく残し、会社の今後の方針を検討するために活用できるようにすることだと思います。
現在は、登録した情報の分析もできるようになってきたので、新たに経営企画の方に参画いただき、現状の把握と将来の方向性を一緒に考えていくフェーズだと思っています。

ーーまさに今、次のフェーズに進むために、経営企画の方に参画していただきたいということですね。

はい。経営に対するアプローチを考える上でKPIやKGIの他にも、非財務指標と言われるようなデータをもう少し整理して、将来の計画を解像度高く考えていく必要があります。

SIビジネスは外注費や社内人件費に先にお金を払い、システムを納品した後でお金が入ってくるビジネスなので、精度の高い予測が必要なのですが、まだまだ改善の余地があります。
予測の精度を高くして、「利益を上げるためにこういうアクションが必要だ」とか、「資金繰り的にこの期限までに銀行と交渉する必要がある」というように、逆算してアクションを決めるというプロセスを当たり前にしていきたいですね。

今は管理本部内の担当者は私1人ですが、1人では見切れない部分があったり、将来のデータも現状だと2,3ヶ月先までしかわからないという状況なので、中長期でデータを整理する必要があると考えています。


ーー新たに経営企画として参画する方にはどのようなことを期待しますか?

私自身もそうでしたが、深く経営に関わる立場で仕事をしていただくことになりますので、
経営に対して数字の側面から社長と直接話をして、必要な意思決定をしていくことが求められます。
大変な仕事ではありますが、自分で会社を伸ばしていけるとてもやりがいのある仕事です。

ーーまさに会社の経営に最前線で関わるポジションということですね。最後に、これから参画いただくかもしれない方に向けて、様々な規模の企業に勤めてきたからこそ感じる、鈴木さんが思う「サンブリッジだからできること」を教えてください。

「未整備業務の改善に向けた取り組み」と「会社を伸ばしていくための施策」どちらにもチャレンジいただけるということです。

サンブリッジはSalesforceの日本法人設立当初から関係性を築いてきたこともあり、Salesforce市場の中ではかなり強みを持っている会社だと思います。 有難いことに、Salesforce案件の相談を多くのお客様からしていただけている状況です。

そのような中で、一番の課題となるのは未整備業務の改善だと感じています。
サンブリッジは100人規模の会社になり、売上も伸びてきましたが、まだまだ未整備な部分は多いです。
そこを整えることができれば、サンブリッジは今後さらに伸びていく会社だと思います。

また、将来的にIPOも考えているので、経営企画として経験を積むという意味でも、サンブリッジはとてもいいフェーズにいると思っています。
コンサルや経営企画等の業務経験があり、未整備業務の改善を企画して進めることが得意、または好きな方に来ていただけると、活躍の場はたくさんあると思います。

会社が成長するための基盤づくりから関わり、将来的には自分自身で会社を成長させていける。その経験を通じて自分自身も成長できる環境がサンブリッジにはあると思っています。

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