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建築もダンスも経験全てがデザイナーとしてのキャリアに繋がった。僕がSun*に新卒で入社した理由

高橋虎之介 / デザイナー

明治大学理工部学部建築学科卒業。在学時は建築学と並行しながらストリートダンスに励み、全国コンテストの舞台も経験。大学3年の休学時にテクノロジーにおけるデザインの可能性に魅力を感じデザイナーを志す。卒業までには計4社のスタートアップにてインターンを経験し、2021年4月にSun*へ新卒入社。現在はエンターテインメント領域で新規事業を手がけるMOOOSに所属し、UI/UXデザインに従事する。

目次:

・建築の道から外れようと決意
・未経験からUI/UXデザイナーに
・降ってきたチャンスを掴んだ入社4ヶ月目
・仕事も遊びも全力で取り組める環境
・挑戦や行動を止めず価値創造をし続ける

建築の道から外れようと決意

明治大学理工学部建築学科で建築を勉強していました。ユーザーにとってどのような建築が求められているのか・使いやすいのかといった、建築におけるUX的なことを考えながら模型を作ったり、4年からは建築の泥臭い部分も知りたいと思い、構造系の材料研究室でプラスチックの建築的影響を研究していました。

3年生まであった設計の授業は一番重たかった反面、最もやりがいのある授業でした。学校や美術館といったテーマに沿って、指定された敷地・面積・構造の条件の下で建築の内観外観や利用目的、ターゲットなどを教授と議論しながらデザインし、最後は図面と模型を製作してプレゼンするという授業です。授業時間中に到底終わる作業量ではなく、模型の作り方を詳しくレクチャーされていたわけでもない。ただ、自分のやりたいように制作する雰囲気だったので、とにかく街に出たり、本やネットを使ったりして好きな建築物をかき集めて、同期や先輩と壁打ちしながら徹夜で作業をしていました。大変ながらも、対象にしたターゲットへのアプローチの仕方を自分なりに考えて作品を制作すること、そしてそれを評価され、全く異なった表現をしている友人たちと考えを共有し合うことは本当に楽しかったです。

3年生になってから、周りが就職活動をスタートし始めていたので、僕もスタートすることに。建築学科の学生の大半はゼネコンやハウスメーカー、デベロッパーなどの建築物を取り扱う企業に就職します。なので僕も似たようなところに就職するだろうと思っていたのですが、面接でやりたいことが全く話せず。建築系以外の業界の話を聞きたかったのですが、気軽に就職活動について相談できるコミュニティがなく、1人で悩んでいました。このまま就職活動をやっていても幸せになれないし、もっと別の世界を見て選択肢を広げたいと思ったので3年の秋頃から休学することにしました。

休学中はとにかく多くの大人に会いにいくために、ツイッターアカウントを開設して会いたい人にDMを送り続けました。色んな人に会っているうちに、大学からはじめたダンスの繋がりで主に振付制作やダンサーマネジメントを行うスタートアップの経営者と出会いました。そしてその会社でインターンをすることに。インターンでは事務作業から、動画編集やサムネイル作りといったクリエイティブ周り、ダンサーのマネジメント・ディレクションなど幅広い業務をしていました。IT系やWeb系は未経験でしたが、インターンを通して建築という道ではなく、テクノロジー関連企業に興味を持ち始めました。

未経験からUI/UXデザイナーへ

休学復帰後の4年後期から就職活動を再開。企業にエントリーをしながらも、人に会い続けることはやめませんでした。社会人から話を聞く中で一つ気づいたことがあります。それは、活躍する人ははっきり強いと言える領域を一つ持っているということです。その上で、若手の頃は一つの領域に強くなれるような下積みをしっかりやった方がいいと。そのようなことを考えていた時に偶然、未経験からデザイナーになりデザインカンパニーで活躍している人に出会いました。専門的な勉強をしていないとデザイナーになれないと思っていたのですが、その人と出会ってからデザイナーという選択肢も考えるようになりました。

ユーザーのことを考えながら設計をする・盛り上がるタイミングを見極めて演出を決めるなど、建築もダンスも抽象化するとUI/UXの領域に分類されると考えたため、未経験ながらもテクノロジー分野のデザイナーになれるかもしれないと感じました。建築において、とある場所を使う人たちはどのような属性を持っているのか、何を考えて歩いてるのかなどを洗い出し、そこから動線による感情の変化のようなアウトプットを図面や模型で表現していく。ダンスも、僕自身は見ている人を楽しませる演出を考えてアウトプットしています。奇しくもデザイナーとして必要なことは大学生活を通して学んでいたので、未経験からこの世界に飛び込もうと決めました。デザインに強い企業に魅力を感じていたので、他にどのような企業があるのか調べていたときSun*に出会いました。デザイナーの経験はないものの、僕のポテンシャルを買ってくれて内定をいただけました。Sun*の事業内容ももちろん魅力的でしたが、どちらかというと僕の話を熱心に聞いてくれたり、好きな漫画の話で盛り上がったり、面接で自然体で話せたことが入社の決め手でした。

降ってきたチャンスを掴んだ入社4ヶ月目

デザイナーとして入社し、現在はMOOOSという新規事業を手がける部署に所属しています。MOOOSとは、My Only One Online Stageの略でプロアーティスト向けにOEMで提供するファンコミュニティシステムです。入社直後はデザイナーとしてさまざまなクライアントの新規事業支援をしていたのですが、異動願いを出して8月からMOOOSに異動しました。Sun*の制度であるシャッフルランチをMOOOSのマネージャーとしていて、スタートアップのような挑戦であり、0→1で事業を作る、そして売上を立てることを経験できる機会はそれほどないという話を聞きました。惹かれたものに躊躇はしたくないし、降ってきたチャンスは逃したくないと思い、MOOOSに行きたいとメンターに相談しました。話はとんとん拍子で進み、相談してから1ヶ月でMOOOSに移ることになりました。

MOOOSでは主にUIデザイン・クリエイティブディレクション・プランナーをしています。バナー制作をしたり、アップデートで追加する機能のデザインを作ったり、イラストレーターさんのディレクションをしたり、次回の配信企画や追加機能の提案もしたり。デザイナーとして手を動かすだけでなく、ビジネスサイドの仕事もさせていただいています。

MOOOSで働き始めてまだ間もないですが、ユーザーの心を動かしている実感があり本当に楽しいです。先日、異動後にメインで担当していたアプリ内EC Shopの機能を無事にリリースすることができたのですが、リリース前から配信やチャットを通してユーザーの期待値が高まっていき、リリース当日には売上として数字に結果が現れていく様子が目に見えてわかりました。ユーザーのボルテージが上がるタイミングを目の前でみることができる経験は、ダンス以外でできるとは思ってもいませんでした。ユーザーとの距離の近さがMOOOSの魅力です。

仕事も遊びも全力で取り組める環境

やる気があればどこまででも任せてくれるところがSun*のいいところです。頼りになる先輩方が、「一旦自分の思うようにやってみて。やばかったら手を差し伸べるから。」「MOOOSは要求のレベルがとにかく高いし、スピード感が他と全然違う。売り上げをあげるためにやらなければいけないことは職種にとどまらないからこそ、どんどん今のうちに自分から足りていない部分にアプローチしていけば将来すごいことになっているよ。」と言っていただけます。だからこそ安心してアウトプットし続けられるし、モチベーション高く楽しく仕事ができています。

また、MOOOSはSun*のオフィスとは別にコワーキングスペースを借りていて、まだ新しいサービスということもあり、コミュニケーションを細かく取るため同じ空間で仕事をしています。メンバー同士も仲が良く、昼間は仕事に没頭して、夜は夢を語り、休日は遊びに出かけるのがMOOOSの雰囲気。本気で仕事も遊びも取り組めるメンバーが集まっています。まだまだ道半ばなサービスということもあり緊張感ある場面も多いのですが、みんなで危機を乗り越えてより良いものを作ることができています。ボロボロの船ながらも宝探しのためにみんなで海を冒険する、そんな毎日が刺激的で楽しいです。

挑戦や行動を止めず価値創造をし続ける

将来は、ビジネスの視点を持ちながらクリエイティブに関して包括的に意見が出せる人になりたいです。ただ、具体的すぎるキャリアプランは逆に自分の可能性を狭めるだけなので、今は目の前にあることをがむしゃらにやっていきたいと思っています。前のめりに仕事をしていくことが会社にとって良い影響になると思うので、期待値以上の仕事をしてSun*やMOOOSの士気をあげていければなと。

その上で、行動することは今まで以上に大事にしていきたいです。これまでも、行動したからこそデザイナーという道を見つけることができたし、MOOOSという場所にも出会えました。MOOOSのオフィスに行って先輩方に夢を語ってもらってワクワクすることができた。そして今はMOOOSのメンバーと大きな夢を掲げながら本気で仕事に取り組めています。行動ありきの僕の人生なので、これからもチャンスがあればどんどん飛び込んでいきたいと考えています。

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