こんにちは!スマテンPRの大澤です。
「現場経験を活かしながら、業界全体の仕組みをもっと良くしたい。」そんな想いを胸にスマテンへ入社したのが、現在PTQAチームで活躍する日野さんです。消防設備士として培った知識と現場感覚を武器に、日々スピード感をもって現場対応にも取り組んでいます。
今回は、スマテンで働く中で感じるやりがいや、今後挑戦していきたいことについて伺いました。
Q1.PTQAとは
「パートナー・クオリティ・アシュアランス(Partner Quality Assurance)」の略です。
現場作業を担う新規点検者様の獲得や業務ルールの説明、新規点検に関する原価算出、
新規点検者様の現場アサインなどを担当しています。
Q2.点検工事作業支援アプリ「スマテンUP」とは
建物の点検や工事の内容をスマホ1台で入力できるスマテン独自の業務支援アプリです。
点検者が現場で入力したデータをもとに、報告書作成や消防署への提出までをスムーズに進めることができます。
現場作業の効率化とミスの削減を支える、スマテンの中核を担うツールです。
目次
■入社前のキャリアとスマテンとの出会い
■現場の知識×仕組みで価値をつくる
■ミスを恐れずに動ける環境がある
■“ありがとう”が仕事の原動力になる
■経験を、仕組みに変えていきたい
■入社前のキャリアとスマテンとの出会い
ーこれまでのご経歴を教えてください。
スマテン入社前は、消防設備士として約3年間勤務し、点検補助業務や工事に必要な図面の作成を担当していました。
紙の図面をもとにデジタルで書き起こしたり、スケールを使って建物の間取り図を作成する作業などを行っていました。
ーなぜ、スマテンに入社しようと思ったのでしょうか?
消防業界全体をもっと良くできる仕組みがあると感じたからです。
これまでの消防点検は、点検作業だけでなく、報告書の作成や消防署への書類提出まで、すべてを点検事業者側で行う必要がありました。
ですが、点検工事作業支援アプリ「スマテンUP」というスマテンのサービスを知り、点検内容を入力すれば、それ以降の書類作成や提出はスマテンが対応してくれる仕組みに魅力を感じました。点検者が現場作業に集中できるこの働き方に、素直に「いいな」と思ったのが、入社を決めたきっかけのひとつです。
■現場の知識×仕組みで価値をつくる
ー現在の主な業務内容を教えてください。
厨房用の消火設備「ロースターレオ」に関連する業務全般をはじめ、消防設備の誤報や改修工事に関する対応など、主に点検者様と密に関わる業務を行っています。
ー元消防設備士として、今の仕事に活きている部分はありますか?
一番活かされていると感じるのは、消防設備の誤報対応の場面です。設備の知識があると、自身で状況を確認しながら円滑に進めることができます。
例えば、店舗から誤報の連絡があった際に、設備の構成や仕組みを理解していれば、店舗の方とスムーズなやり取りができます。その上で、必要に応じて点検者様に誤報があった設備の点検をお願いするという流れが作れているのは消防設備士としての経験があったからだと思います。
■ミスを恐れずに動ける環境がある
ー社内の雰囲気やサポート体制はいかがですか?
「失敗を恐れず挑戦する」ことを大切にしている社風があり、たとえ失敗しても、周囲が温かく支えてくれる環境があり、安心感があります。そのため、自分の「やってみたい」という気持ちを大事にしながら、前向きにチャレンジできる環境です。
実際に私自身も、納期の遅れによるトラブルが発生した際に、上司がすぐに連携やフォローをしてくださり、とても心強かったのを覚えています。
ースマテンでの仕事を通じて、どんな視点が身についたと感じますか?
スマテンで働くようになってからは、目の前の作業だけでなく、「その業務がどこにつながっているのか」「どんな影響を与えるのか」といった、全体の構造や流れを意識できるようになりました。
前職では、点検や改修工事など“手を動かす業務”が中心で、現場作業の裏側にある段取りやコスト管理に触れる機会はほとんどありませんでした。
現在は、原価の考え方や見積書作成のプロセス、利益率の見立てなど、これまで意識したことのなかった領域にも関わることで、「なぜこの工程が必要なのか」「この金額にはどんな意味があるのか」といった背景を理解しながら動けるようになりました。
業務全体をより広い視野で捉えられるようになったことは、大きな成長だと感じています。
■“ありがとう”が仕事の原動力になる
ースマテンの業務でやりがいを感じるのはどんなときですか?
自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できたときに、大きなやりがいを感じます。
例えば、店舗で警報ベルが鳴り続けて営業に支障が出ていた際、店舗の方から「止め方が分からない」とご連絡をいただきました。誤報と確認できたため、電話越しに操作方法をお伝えして無事に音を止めることができ、「本当に助かりました」と感謝の言葉をいただいた瞬間は、とても嬉しかったです。
また、ある店舗で設備の経年劣化により機器の交換が必要と判断できたケースでは、お店の営業への影響も考慮し、社内の営業チームに設備更新の提案をお願いしました。私は現場状況をまとめて情報共有し、提案内容の土台をつくる役割を担いました。
その後、営業チームが店舗の管理者様に設備のリニューアルをご提案し、無事にご依頼(工事受注)につながったときは、課題解決に貢献できたという達成感がありました。
■経験を、仕組みに変えていきたい
ーこれから取り組んでいきたいことを教えてください。
「スマテンUP」の改善に、現場の立場から貢献していきたいと考えています。点検者様が「こんな機能があれば便利」と日々の業務の中で感じるような声を拾い上げ、プロダクト開発にも役立てていけたらと思っています。現場のリアルな気づきを届けることで、より現場にフィットした仕組みに近づけると感じています。
また、これまでの職歴では、自分で業務を設計して進める経験が少なかったため、その点に課題を感じています。今後は、タスクの整理や優先順位の判断力を身につけながら、周囲と協力してより良い形でスピード感をもって業務を進めていけるようになりたいです。
ースマテンへの入社を検討している方に一言お願いします。
スマテンでは、点検報告書のチェックや見積もり作成の補助、価格の妥当性を判断する場面など、現場経験を土台にした判断力が求められる業務が多くあります。
私自身は、元消防設備士で現場経験者ですが、費用感や見積もりに関する知識は入社後に一から学びました。今ではそれがしっかり自分の力となり、業務の幅を広げることにもつながっています。
「業界をもっと良くしたい」「未経験だけどこの業界について学んでみたい」そんな熱い思いを持つ方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!
ー消防設備士としての現場経験と、スマテンで培った新たな視点を活かし、様々なことに挑戦していきたいという日野さんの熱意が伝わるインタビューでした。日野さん、ありがとうございました!
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※夏季休業のお知らせ
誠に恐縮ではございますが、下記の期間を休業とさせていただきます。
■2025年8月9日(土)~8月17日(日)
休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、8月18日(月)より、順次対応させていただきます。
何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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