2026年9月11日、スタディプラスの本社オフィスで「Claude Code Night #2」を開催しました。
スタディプラス株式会社・株式会社Linc'well・株式会社アサインの3社共催による、Claude Code活用をテーマにした勉強会です。
目次
おかげさまで反響が大きく、シリーズ化して迎えた2回目の開催となりました。
現地参加とYouTube Liveでのオンライン参加をあわせ、120名を超える方にお申し込みいただきました。この記事では、当日の様子と各社の発表内容をレポートします。
乾杯ではじまる、カジュアルなイベントです!
Claude Code Nightとは
事業会社の営業現場・プロダクト開発現場で、AIを実際にどう使っているのか。
ツールの紹介にとどまらず、業務フローや組織の変化まで含めた「生の事例」を持ち寄る勉強会です。
- AIを活用してプロダクト開発をしている方
- 事業会社でのClaude Code活用事例に関心がある方
- Claude Codeで開発効率を高めたい方
こうした方に向けて、3社のエンジニア・マネジメント層が各20分ずつ登壇しました。
この日に向けて、各社ノベルティや登壇資料の準備に力を入れました!
スタディプラス:AIに“自分”を学習させていますか?
トップバッターは、スタディプラス取締役の宮坂です。テーマは「AIに“自分“を学習させていますか? —Google MeetとClaude Codeで実現するストレスフリーのセットアップ」。オンライン会議の文字起こしデータを一次情報としてAIに渡し、業務改善と組織支援につなげる取り組みを紹介しました。
商談を解析し、その場でフィードバックする
宮坂からは、営業組織でのClaude Code活用事例をご紹介しました。
Google Meetの文字起こしをノーコードツール経由で生成AIに連携し、解析。社内で定めている「営業6原則」に沿って、商談評価をする仕組みをつくりました。
自分の思考パターンをAIに学習させる
さらに、より“個人的な実験”の事例も共有されました。
- 会議の発言からやるべきタスクを自動抽出し、自作の管理ツールへ連携する。
- さらに自分の過去の発言をAIに学習させ、「この場面で自分は何と言うか」を当てる発言予測クイズで精度を検証する。
- 方向性の合致率が8〜9割まで来たところで、メンバーが気軽に相談できるチャットボットとして社内に置いてみた、という流れです。
「本人よりもAIのほうが相談しやすい」というメンバーからの感想がシェアされ、会場は和やかな笑いに包まれました(笑)
お互いの思考パターンを学習したAI同士の事前すり合わせ
さらに、人と人が直接対話をする前に、それぞれの思考を学習したAI同士で認識を揃えておくことで、価値観のズレやコミュニケーションのストレスを減らせないか、という構想が披露されました。
Linc'wellさん:Claudeと業務課題を改善している話
2社目は株式会社Linc'wellさんから、エンジニアの冨田さん。Claude CodeやDevinを活用し、広告LP公開業務フローを再設計した事例です。
- 該当業務においてリードタイムの長さが課題だった
- Slackを挟んだ約7工程を分析し、人手の介在がボトルネックだと特定
- 過去に簡易CMSでの自動化を試みたものの、LPのパターンの多様さに対応できず定着しなかった
そこで採った方針が、依頼する側のフローは変えず、内部のエンジニアリング工程をAIで自動化するというもの。人が介在するのは最終確認だけになりました。
結果として、依頼から確認可能な状態になるまでのリードタイムは平均2営業日から平均14分(人的確認を除く)へ。浮いた工数は、より複雑な開発へ振り向ける予定だそうです。
「開発速度を上げるだけでなく、人が関わるプロセス全体を設計し直して初めて生産性が上がる」という締めくくりが印象的でした。
アサインさん:人が考えるべきことに集中するためのコンテキストの作り方
3社目は株式会社アサインさんから、Product Engineerの白井さん。データ分析の領域で「人は課題解決に集中し、作業はAIに任せる」環境をどうつくるか、というテーマです。
まず挙げられたのは、データ分析×AIで起きる3つの課題でした。
- 定義の不一致:社内独自の定義をAIが把握できず、意図しない集計結果が出る
- 誤った実装の継続:前提知識がないまま処理が進み、修正に時間を取られる
- プロダクト文脈の欠如:機能の目的や画面遷移といった背景がなく、数字の奥にある分析ができない
これに対する打ち手として、4つの原則が紹介されました。
- 言葉の意味を統一する:テーブルやカラムの意味をコード上で定義・管理し、人とAIが同じ解釈を持てるようにする
- 定義をSSOT化する:参照先を1か所に集約し、ドキュメントの分散や更新漏れを防ぐ(Single Source of Truth:唯一の信頼できる情報源)
- 分析条件を厳密に言語化する:目的・対象数値・期間・除外データ・出力形式を揃えてから依頼する
- 文脈が自動で集まる仕組みをつくる:要件定義書を連携し、会議の自動録音・文字起こし・議事録生成を通じて、意識せずともコンテキストが蓄積されるようにする
暗黙知だったデータ定義が解消され、AIとの対話で正確な集計結果をすぐ引き出せるようになったとのこと。今後は全社的な文脈情報の蓄積や、AIによる示唆出しのサポートを目指していくそうです。
懇親会
発表のあとは、会社紹介とクロージングを挟んで懇親会へ。
各社の事例を聞いたあとだからこそ、「うちではこう試した」「そこはどう運用しているのか」といった具体的な話が自然に生まれていました。同じ課題に取り組んでいる人同士が、その場で情報交換できるのが共催イベントの良さだと感じる時間でした。
懇親会の様子
終わりに
3社それぞれの発表を並べてみると、共通していたのは「AIに何をさせるか」より前に「AIに何を渡すか」を設計している点でした。
会議のログ、業務フロー、データの定義……人が当たり前に共有している前提をどう形にするかが、活用の質を決めていく。
そんな手応えのある夜になりました。
スタディプラスでは一部の部署に限らず、全社でClaude CodeをはじめとしたAIの活用を積極的に推進しています。AI活用が積極的な企業で働く魅力を存分に感じたい方は、ぜひ採用情報をご覧ください!
一緒に働く仲間を探しています
スタディプラスでは働くメンバーの募集を行っておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひ以下をご覧ください。
学習者中心の事業を展開しています
スタディプラスのサービス・事業にご興味がある方は、以下もぜひご覧ください。
- スタディプラス株式会社コーポレートサイト
- 学習管理アプリ「Studyplus」サービスサイト
- 若年層向けマーケティングソリューション「Studyplus Ads」サービスサイト
- 教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」サービスサイト
- Studyplusトレンド研究所
また、今回のような勉強会を通じて、社内外の学びを共有する場をこれからもつくっていきます。シリーズ第3回も検討していますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!お待ちしております。
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🔻共催のLinc'wellさんもイベントに関するレポートを公開されています!
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