こんにちは、ミンです。
最近、Meta出身のエンジニアたちが作った「Stream」というスマートリングの話を読みました。
これが思っていた以上に、“思考の扱い方” のことを考えさせてくれました。
■ 指にはめるメモ帳、という感じのデバイス
Streamは、指輪の中に小さなマイクがあって、
思いついたことを、そのまま声で残せる道具です。
スマホを出さない。
ノートも開かない。
いま浮かんだものを、いま残せる。
「記録する」ための動作が、とても自然になる感じがしました。
■ 他の道具と比べると見えてくる“差”
- Galaxy Ring → 体のデータを整然と記録する
- 録音ペン → 会議には強いけれど、後処理が重くなる
- スマホの録音 → 気軽だけど、アプリを開くその「ひと呼吸」で思考が止まる
そして、Streamはその「ひと呼吸」が無い。
考えているまま、記録できる。
人の思考は、ほんの数秒の摩擦で消えてしまうことがあるから
この“摩擦の小ささ”は大きい差だと思いました。
■ でも、「全部預ける」は少し違う
最近よく見かけます。
- 「あとで録音を聴けばいい」
- 「議事録はAIが自動でまとめてくれる」
確かに便利です。
けれど、それだけに依存すると “残らない”。
この記事でも触れられていましたが、人は
自分の頭で一度“意味に変換”した情報だけが、記憶に残る そうです。
人間は「聞いた」情報ではなく、
自分で整理して、自分の言葉にした情報だけを覚える
(参考:https://president.jp/articles/-/27416)
つまり、
考えるプロセスそのものが、記憶をつくっている。
録音やAIは「忘れないための補助」になるけれど、
考えること自体を外部に預けてしまうと、理解は薄くなる。
■ 私が落ち着いた結論
- 理解した上で、記録は補助
- 考えた後に残す
- 思考を手放さない
Streamは、思考を代わりにしてくれるツールではなく、
考えるための余白を守ってくれる補助輪だと感じました。
- 浮かんだ瞬間の熱を残せる
- 歩きながら考え続けられる
- 会話の温度も落とさずに記録できる
「考える」ことを止めない道具。
■ 学び
AI やツールに任せるのは悪いことではない。
でも、
- 手で全部やる → 遅い
- 全部任せる → 理解が薄くなる
大事なのは、
理解 → 任せる → 確認 → 意味づけ
の循環。
コードでも、学びでも、思考でも同じ。
■ おわりに
Streamは、ただ便利なガジェットではなくて、
思考の習慣にそっと触れるプロダクトでした。
テクノロジーは、思考を奪うことも、
思考を強くすることもできる。
どう使うかを選ぶのは、自分。
それを忘れないでいたいな、と思いました。