スタメンでは、2025年12月1日〜25日まで note relay 2025 を実施していました🎄
今回はその企画の中で投稿されている記事を転載します。
スタメンの人や組織、事業など、リアルが詰まっている内容になりますので、ぜひ御覧くださいませ。
はじめに|この1年をただの「成功談」だけにするつもりはない
スタジアムのCEOになって、1年が経ちました。
正直に言うと、この1年を安易に「成功した1年だった」とまとめる気にはなれない。
成果はあった。でも、失敗もあった。
そして何より、問いを立てている時間の方が、圧倒的に長かったです。
だからこのnoteでは、うまくいった話だけを書くつもりはないし、
きれいに整理されたストーリーにもしないでおこうと思います。
スタジアムという会社で、FANTSという事業で、
何に悩み、何と向き合い、どんな決断をしてきたのか。
その過程そのものを書こうと思います。
▍スタジアムという会社は、最初から未完成で不安定だった
スタジアムは、最初から「綺麗に整った会社」ではありませんでした。
とてつもないカオスであり、だからこそ可能性の塊のような状態でした。
設立したばかりの子会社だし、人数は少ない。
やっていることも、正直、簡単ではないです。
加えて、FANTSもまた、いわゆる「わかりやすいSaaS」ではありません。
・プロダクトを入れれば解決、では終わらない
・お客様ごとに前提条件も文脈も違う
・成功の型が一つに定まらない
経営の視点で見れば、変数が多く難しい要素が揃っている事業だと思います。それでもこの事業をやろうと思ったのは、理由がありました。
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▍なぜ、FANTSをやるのかを何度も問い直した
この1年で、「なぜFANTSをやるのか?」という問いを本当に何度も自分に投げてきました。調子がいいときにも、うまくいかないときにも、判断に迷ったときにも。
そのたびに、思考は最終的に、ある場所に戻っていきました。それはとても個人的で、でも今の自分を形づくっている原体験です。
ー 情熱を持った人が、壊れていく瞬間を何度も見てきた
これまで、本当にたくさんの人を見てきました。
・好きなことに人生を賭けてきた人
・誰よりも努力してきた人
・周囲からは「うまくいっている人」に見える人
でも、あるタイミングで、ふっと目の奥の火が弱くなる瞬間があるんです。理由は、だいたい似ています。
・数字に追われ続ける
・アルゴリズムに最適化されていく
・本当はやりたくないことに時間を奪われる
そうして、少しずつ、確実に、情熱が削られていく。この光景を、一度や二度ではなく、何度も見てきました。
ー FANTSが向き合いたいのは単なる「稼ぐ/稼がない」ではない
ここは、はっきりさせておきたいのですが、FANTSは、「お金を稼ぐこと」を否定したいわけではないです。むしろその逆です。
「情熱を持ち続けるためには、持続可能な経済が必要だ。」
これは、今も強く信じていることです。
問題なのは、短期的な刈り取りや、一過性のバズに依存する構造そのものだと思っています。
ー 関係性が、軽視されすぎている
今の経済は、「数字にしやすいもの」があまりにも強いと思っています。
フォロワー数、再生回数、瞬間的な売上。
一方で、本当に価値があるはずのものは、数値化しづらいと考えています。信頼、文脈、積み重ね、関係性。
FANTSは、この見過ごされがちな価値を主役にしたいと思っています。
ー FANTSは「関係性のインフラ」になりたい
FANTSが目指しているのは、単なるオンラインコミュニティツールではありません。関係性が、ちゃんと積み上がり、ちゃんと続いていくためのインフラです。
浅い接点で終わらせない、文脈が蓄積される、応援が循環していく。これを、偶然ではなく、設計として実現したいのです。
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▍なぜ、コミュニティから始めたのか
いきなり大きな世界を語るつもりはなかったので、まずは原理原則に基づく根幹をずっと追求したかったですし、人が集うことで生まれるパワーを信じていました。
まずは、「一つひとつのコミュニティが、ちゃんと続くこと。」
続くこと、壊れないこと、オーナーもファンも、疲弊しないこと。
この難易度の高さに、この1年で何度も向き合わされてきました。
そしてクリエイターの皆様から多くの気づきをいただきました。
ー うまくいかない現場を、何度も見た
正直に言いますが、FANTSを使えば、すべてがうまくいくわけではありません。もちろんクリエイタービジネスのどこにも銀の弾丸や特効薬があるわけではありません。
・想いはあるけれど、設計が追いついていない
・情熱はあるけれど、続ける前提がまだ弱い
・理想と現実のギャップに、途中で立ち止まってしまう
こうした瞬間を決して少なくない数、見てきました。だからこそ、
FANTSは「ツールを提供して終わり」にはしたくありませんでした。
ー FANTSが本気で向き合っているのは「伴走」
FANTSは、オーナーと一緒に考えたいと思っています。どうすれば続くか、どこに無理が生じているか、何を削ぎ落とすべきか。
正直、もっと効率的な方法はあるかもしれません。ただしクリエイターの皆様は自分の『好き』を源泉に人生を賭ける挑戦をしています。だからこそここを手放したら、FANTSである意味がなくなると思い、こだわっています。
▍「この会社で勝ちたい」は、組織を変える
だからこそ、メンバーのみんなを勝たせたいと心から思っているし、僕は経営者の仕事とは「社会をより良くすること」「社員を幸せにすること」この2つだけだと思っています。
ただ勝つだけなら、個人でやった方が効率はいいかもしれません。でも、「この会社で勝ちたい」と思えた瞬間、人の動きは変わるものです。
一歩踏み込む、役割を越える、助け合う。
この1年で、その変化を何度も目にしてきました。
だからこそ、スタジアムという会社を表現するときは、「この会社で勝ちたいと思える会社」をコアに考えています。
ー andで考え続けるという選択
ビジネスでの挑戦は、楽をしようと思えば、いくらでも楽ができる。
どちらかを切る、どちらかを諦める、など。でも、スタジアム/FANTSはそれを選ばないです。
・情熱 and ビジネス
・勝利 and 価値
・スピード and 丁寧さ
正直しんどいこともたくさんありますが、でも、これをやらないと意味がないと思っています。このエゴを最大の武器として、みんなと切り開いていきたいと強く思っています。
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▍FANTSは、まだ“序章”だ
ここまで読んでくれた人には、正直に伝えたいです。
FANTSは、まだ全然、完成していないです。
むしろまだ始まってもいないくらいです。やりたい世界の、入り口に立ったばかりです。もしくはサグラダファミリアのように永遠に完成しないかもしれません。
ー それでも、確信していること
この1年を通して、一つだけ、確信したことがあります。
「関係性を信じきった経済圏は、必ず必要になる。」ということです。
情熱を持った人が、壊れずに走り続けられる世界。そのためのインフラを、
スタジアムとFANTSは、本気でつくろうとしています。
▍おわりに|次の仲間へ
もし、この文章を読んで、少しでも心が動いたなら。
スタジアムは、まだ序章の会社です。
未完成で、不格好で、挑戦だらけです。
それでも、この世界を一緒につくりたい人となら、どこまでも行ける気がしています。
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最後に…
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