こんにちは!
スターファクトリー人事の坂本です。
弊社で活躍するメンバーへのインタビュー第4回はデザイナーの金岡と柳澤です!
ーよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。
金岡:よろしくお願いします。現在はエフェクトをメインとして作業しつつ、2D周りの作業確認をおこなっています。新卒から今までずっとゲーム業界で働いています。スタファクは2社目ですね。
柳澤:よろしくお願いします。主に3Dキャラクターモデリング、セットアップ、モーション等、実機に出しながらなど3D周りを全部担当しています。私は最初ゲーム業界で、そして転職してアニメーターとして2Dイラストを描いていました。NHKのアニメも描いていたんですよ!でもやっぱり3Dの方が得意だったので、スタファクでゲーム業界に戻ってきました笑
―お二人はオラ夏の開発でご一緒だったんですよね?
金岡:はい、開発初期から参加していました。あの特徴あるキャラクターをいかに2Dから3Dに落とし込むかということをずっと試行錯誤していました。
柳澤:最初は素直に3Dにモデリングしてみたのですが、顔が前面に飛び出てしまってまったくあの造形にならないんです。正面を向いた時に左右対称の顔が2Dデザインとして存在しないのでどうしても不自然になってしまいました。
金岡:どうしようもないので、次に2Dデザインに準じて、見たままの右側のほっぺたが出たようなモデリングを作ってみました。ただそのキャラを他の角度からみるとやっぱり不自然なんですよね。逆向きのモデリングを作ってみても同じようにやはり不自然で。
そうやって試行錯誤している時に、何かヒントがないかとクレヨンしんちゃんの映画をみていたんです。その中で、カメラが風間くんの顔がゆっくりとパンするときに、ある程度のタイミングで左右の顔がパッと切り替わったシーンがあったんです。これだ!!!とおもいました。笑
そのアニメ表現をみて、3Dモデルでも、1体のモデルに2つの顔モデルを持たせておいて、カメラの位置によって動的に切り替える手法を試してみることにしました。
柳澤:この方向性が決まった後は、エンジニアと椅子向き合わせてずっとあーでもないこうでもないと調整していきました。そういえば、このときぐらいまではまだオフィスに出社していましたよね。
金岡:そうですね、オフィスにいたからこそできたことだったように思います。初めてのリモートワーク移行でしたので、その前に対面しながら仕様を固められたことは良かった事かもしれません。
―リモートワークに移行してみてどうでしたか?
金岡:開発環境的にはオフィスと変わらなかったので、作業に関してはスムーズにできた気がします。
柳澤:そうですね、会社からパソコンやモニター、ペンタブなどオフィスと同じ環境が作れるようすぐに機材を家に送ってもらえたので問題なく作業に取り組めました。
金岡:コミュニケーション面でいうと、最初はこれまで対面で話していたところをSlackを使用して文章で書き起こすのが慣れなくて大変でしたが、オンラインMTGも活用していたのでそこまで違和感はなかったように思います。
柳澤:逆にSlackだからこそ履歴が残ってよかったなと思うこともありました。今までニュアンスで伝えていたところがより具体的に伝える必要性がでてきたからこそ、齟齬が起こりにくくなったような気がします。
金岡:モーションについてなど文字に起こすことが大変なことに関してはこまめに音声通話することでクリアできたと思います。あとは、デザイナー用のチャンネル作ったり、モデル・モーションメンバー用のチャンネル作ってみたりして、よりコミュニケーションがとりやすい環境を作る工夫はしてみました。
―弊社は現在もテレワーク中ですが、よかったことはありますか?
金岡:一般的なことですが通勤時間がなくなったことですね。大きくはオフィスにいたときと変わってないように感じます。家庭の都合でテレワーク開始後に京都に引っ越したのですが、元々テレワークだったおかげで違和感なく仕事を続けられていることは本当によかったです。
柳澤:私はおなかすいた時にすぐ食事をとれることです! あとは猫の成長を常に近くで見ることができました!
金岡:猫ずるいなあー!笑 ただ、ネガティブな部分でいうと、周りの進捗状況が分かりにくいのは困りますね。
柳澤:確かに。作業中、悩んで手が止まっているのかな?といったオフィスで感じ取れたことが分かりにくくなっちゃった気がします。なので私自身も、前より自分から積極的にアウトプットするようになりました。
金岡:できるだけそのような状況をなくすよう、より細かく共有するためにMTGの内容が濃くなったように思います。
ー最後にスターファクトリーへの参画を検討している方に一言お願いします!
金岡:小さい会社だからこそだと思うのですが、個人で表現したいことを試しやすい環境だとおもいます。やりたいことがある方はぜひ!試行錯誤して色々な経験ができると思います。
柳澤:試すことがしやすくて、それを活かそうとしてくれるプランナーやエンジニアの方もいて、職種間の垣根もないので、チームでゲームを作ってる!と強く感じられると思います。あと個人的にはしがらみがなくて居やすい職場だと思いますね。