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現役Webデザイナーが考える!ポートフォリオ制作の注目ポイントとは?

Webデザイナーの就職活動に欠かせない大きな壁「ポートフォリオ」


みなさんその重要性は理解していても
「実績は何を載せよう?」
「スキルや経歴などの情報もいるかな?」
「デザインのテイストは?」

......などなど、考えることが多くて悩んでしまいますよね。


ソースクリエイトの採用フローでは、採用担当だけではなく、
現役で働いているWebデザイナーも応募者のポートフォリオを確認・評価しています。

今回の記事では、現役のWebデザイナーの視点で、自身の経験も交えつつ、
最も重視するべき「ポートフォリオの注目ポイント」をこっそり教えちゃいます。



【①制作実績の情報量】

評価されにくいポートフォリオの大きな傾向としては、
簡易的に画像やURLを掲載しただけのいわゆる「実績を並べただけになっている」ということが挙げられます。

採用担当の目線だと、やはりポートフォリオを通して最も知りたい情報は「制作実績」です。

掲載実績の数も大事かもしれませんが、それ以上に、
それぞれの制作過程でどんな目的/意図でどの工程に関わったのかといった
「1つの制作実績の情報量」を増やすことで、
一緒に働くイメージが湧いて採用につながりやすくなります。


最低限、下記の情報があると、どのような制作を行ってきたのか想像がしやすいです。

  • 制作目的や意図
  • 制作期間
  • 担当範囲(ディレクション / コーディング / デザインetc)
  • 使用ツール

やっかいなことに、情報があまり詳細・長文になりすぎても伝わりにくいので注意が必要です。
Webデザイナーは実務でもユーザー視点でわかりやすいサイトを作るスキルが求められるので、
その点をポートフォリオの質でアピールすることが大事です。

デザインの前にワイヤーフレームを作って、採用担当者目線で必要な情報を精査・整理したうえで、
「伝わる」ポートフォリオを制作しましょう。


【②自己アピール】

制作実績で見る「スキル」と同じくらい重視しているのが「人柄」です。
経歴のみで判断される履歴書とは違い、ポートフォリオは自分の魅力を伝えられる大きなチャンス!

自分の魅力や強みをしっかり伝えられる「プロフィール」ぺージを作るのがベストです。
内容としては下記のような例があります。

  • 自己紹介(趣味や性格)
  • 経歴
  • 強み
  • 今後の目標/キャリアプラン

「強み」に関しては「このような経歴から強みを得た」「強みを生かしたこんな経験がある」という
具体的なエピソードがあると説得力が増します。

採用者目線で「この人はこの会社でうまくやっていけそうか」という点を見るので、
等身大の自分の魅力を伝えることで、採用後のミスマッチも減らすことができます。

また情報だけではなく「デザインビジュアルで自分を表現する」のも1つの手です。

私自身が未経験で就職活動をしていた時の経験談ですが.....
最初は「とにかくおしゃれでかっこよくしたい」という浅い理由で黒ベースの落ち着いたデザインにしていましたが、なかなか書類選考を通らず.....( ノД`)

「自分らしさ・どんなデザイナーになりたいか」

という点を見つめなおして
「フレッシュで伸びしろのあるデザイナー」をコンセプトに明るく爽やかなテイストに変えたところ
書類選考を通過するようになり、晴れてWebデザイナーになることが出来ました!


ポートフォリオ自体のテイストもやはり印象を大きく左右するということですね!
デザインの方向性で悩んでいる方は、一度自己分析をすると表現するべきものが見えてくるかもしれません。


【その他注意点】

「未経験者採用orキャリア採用」でも重視する点は変わる

企業が未経験者を求めているのか
キャリアのある経験者を求めているのか

という条件によってもポートフォリオの着目ポイントは変わります。

未経験者採用では最初から「高いスキル」を求めている場合は少なく、
「最低限の制作スキル」
「向上心・学習する姿勢」
「人柄・強み」
に注目して評価しています。

未経験でWebデザイナーを目指している方は
「入社後に成長する見込みがある」と思ってもらえることを軸に
ポートフォリオ制作に取り組んでみてください。


星5つだけでスキルを表現しない

よく見られるのが「★★★☆☆」のように5段階評価でツールの習熟度を表現したスキルマップです。
掲載自体がダメというわけではないですが、

  • 評価基準が曖昧で判断しづらい
  • ツールのスキル=デザインのスキルではない

といった点で、不要な情報となってしまいます。

とはいえ、どのようなツールを使っているかは採用担当として知りたい情報ではあるので、
自己評価ではなく「そのツールで何を制作してきたのか」という事実を
具体的に伝えることが必要だと思います。


「Webサイトで作るのか?PDFで作るのか?」

ポートフォリオを何の媒体にするか、地味に悩む点かと思います。
結論としては、「基本的に情報が伝われば何でもOK」です。

ただし、未経験者の場合、実績が少なかったり架空案件であることが多いので、
「実績の1つとして見せる」目的でポートフォリオ自体がWebサイトになっていると
向上心も実力も伝えることができ、確実に評価の1つになるのでおすすめです!



以上、ソースクリエイトのWebデザイナーの視点で、ポートフォリオについてのポイントをまとめてみました。

ポートフォリオに限らず、どのようなクリエイティブを作るにしても
「自分が伝えたいこと」と同時に「ユーザーが求める情報は何か?」というユーザー視点を持つと、
掲載すべき情報・表現すべきデザインビジュアルが見えてきます。

Webデザイナーとしての実力を発揮する場だという心意気で、
ポートフォリオ制作に取り組んでみてください!

現在ソースクリエイトでは、お客様の課題解決に寄り添えるWebデザイナーを積極採用中!
是非、ご応募お待ちしております♪

最後までご一読いただきありがとうございます。

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