はじめに
スピードリンクジャパンの石川です!
今回は、私が入社してから2年間携わってきた PMO業務を振り返りながら、実際にどんな役割を担っているのかを紹介します。
「PMOって何をしているの?」という方の参考になれば嬉しいです!
PMO (Project Management Office)とは?
PMOは、一言でいうと 「プロジェクトを円滑に進めるための仕組みをつくる人」 です。
スケジュール管理に加えて、以下のような幅広い業務を担当します。
- 関係者間のコミュニケーション調整
- 会議運営
- 資料作成
- 状況報告
- 改善提案
- 課題の整理
このように、プロジェクト全体がスムーズに前へ進むように支える役割を担います。
ここからは、私が実際に関わってきた2つの案件をご紹介します!
プロジェクト①:業務改善をデータで支える
私が最初に参画したのは、クライアント企業の 業務改善プロジェクト でした。
このプロジェクトでは、業務データを可視化して改善につなげるために、
Power BIを活用したダッシュボードの構築 を担当しました。
プロジェクトはPM(プロジェクトマネージャー)の方と連携して進めていましたが、
BIツールに詳しいメンバーが少ない環境だったため、 スケジュール管理、要件定義、設計、開発、テスト、運用支援 までを ほぼ一人で主導して進めました。
PMには定期的に進捗や課題を報告しつつ、プロジェクト全体を動かす役割も担っていました。
Power BIは私にとって初めて扱うツールでしたが、参画前に 「PL-300」資格(Power BI Data Analyst Associate)を取得し、その知識を活かして設計やデータモデルの提案を行いました。
資格を持っていることで、周囲から頼られる場面も多く、やりがいを感じる瞬間でした!
一方で、要件定義やデータ設計は初めての経験で、「どんな資料を作成すればよいのか」「どの粒度まで詰めるべきか」を手探りで進めていました。
PMもBIプロジェクトの経験が少なかったため、必要なドキュメントを一から自分で整理しながら形にしていきました。
要件定義のミーティングでは、お客様からの専門的な質問に即答できず苦戦することもありましたが、「その場で無理に答えず、持ち帰って正確に確認する」姿勢を意識しました。
回数を重ねるうちに、会議中に何をヒアリングしておけば次の工程がスムーズに進むか
を考えながら動けるようになり、PMOとしての思考の幅が広がったと感じます!
プロジェクト②:業務改善をローコードツールで支える
現在担当しているのは、社内の業務改善を目的としたプロジェクトです。
この案件では、要件整理から設計、開発、テスト、運用までを一人で完結させています。
使用しているのは Power Automate や Power Apps といったローコードツール。
日々の手作業を自動化し、「人がやらなくてもいい業務を減らす」ことをテーマに取り組んでいます。
今回は、要件を出すユーザーがPM的な立場で、私は実際に手を動かしながら進行を支える 実行型PMO のようなポジションです。
スケジュール管理、設計書の作成、運用方針の策定なども自分で整理し、「再現性のある仕組みとして残す」ことを意識しています。
要件を共有された段階で、まず自分の理解で設計書をまとめ、レビューを受けて認識をすり合わせた上で開発に着手しました。開発中も細かくユーザーに確認をとり、曖昧な部分はすぐ資料化して、認識のズレを防ぐようにしています。
すべて1人で担当している分、自由度が高い一方で責任も大きく、自分で考えて動く力がより試される案件だと感じています。
2度目のPMO案件ということもあり、「どんな段取りで動けばスムーズに進むか」を意識して動けるようになったと感じます!お客様から「経験を積んだだけあるね」と声をかけていただくこともあり、前回のプロジェクトでの学びが着実に活きていると実感しています。
また、打ち合わせの中で話の順序や説明の伝え方など、コミュニケーション面でも多くのフィードバックをいただき、自分の成長を実感できる環境だと感じています!
PMOとして感じたやりがいと難しさ
私がこれまで関わってきた案件では、要件整理から開発までを一人で担当することも多く、「支える役割」というより「自分でプロジェクトを動かして形にしていく役割」に近いと感じています。
お客様の業務への理解が浅いと、正確な課題整理や改善案を提示できません。
そのため、ヒアリングの質や「本質的な要件は何か」を見極める力が求められ、この点は難しさを強く感じました。
PMOというと管理のイメージを持たれがちですが、実際には 現場で手を動かし、課題を発見し、仕組みで解決する仕事だと感じています。
正解がない中で判断する場面も多く、悩むこともあります。
ただその分、プロジェクトが前に進んだ瞬間の達成感は大きいです!
自分が設計した仕組みが実際に使われ、「これ、すごく楽になった!」とお客様に言っていただけたとき、自分の仕事が確かに価値を生んでいると実感でき、強いやりがいを感じます!
最後に
一つひとつのプロジェクトを通して「自分の考えで動く力」が少しずつ身についてきました。これからも、試行錯誤を重ねながら成長していけたらと思います!