こんにちは、スペースエージェントのたかもりです!
2019年8月、スペースエージェントに新たな福利厚生が誕生いたしました!
メンバーみんなでアイディアを出し合い、無事に導入することができたので、とっても嬉しいです。
今回は、そんな新しい福利厚生をご紹介していきます。
祝・新たな福利厚生誕生!
● 民泊物件への宿泊代金援助
民泊をメイン領域としているスペースエージェントが、自社らしさを最大限に活かすために導入したのが、この『民泊物件への宿泊代金援助』制度!
日本では、民泊投資や民泊宿泊が、まだまだメジャーではありません。
民泊領域でのサービス展開をしている私たちですら、社内には民泊体験をしたことのないメンバーが一定数います。
そこで、自分たちのメイン商材への理解を深めるために、どうにか民泊体験のハードルを下げ、もっと気軽に民泊を利用できる方法がないかと考え、このようなアイディアが生まれました。
名前の通りなのですが、制度の内容は、メンバーが民泊物件へ宿泊した際に、一定額を会社から福利厚生費として援助するというものになっています。(※親しみやすい名前を検討中)
もともとコスパの良さも魅力のひとつである民泊ですが、代金を援助してもらえるとなると、かなりお得に宿泊することが可能になります。
実際に民泊を体験することで、そこからの気づきが自身の業務に活きたり、お友達やご家族と一緒に宿泊する際にも利用することができるため、身近な人たちに、事業について理解してもらう機会としても活躍しそうです。
この制度を通して、ホテルや旅館に宿泊するのと同じように、民泊もその選択肢として『あたりまえ』になる。それをスペースメンバーから体現していきたいと考えています。
正直、民泊への宿泊というとマイナスなイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、実際にメンバーが宿泊した民泊物件のレポを弊社のSNSにてお届けしていく予定なので、民泊への宿泊や、民泊投資への目線が少しでもいい方向に変わったり、興味を持ってもらえるきっかけになればいいなと思っています!
● リフレッシュ休暇
そしてそして、もうひとつ新たに導入された制度が『リフレッシュ休暇』です!
スタートアップは日々激動の中、時間が経過していきます。また人数が少ない分、一人ひとりの守備範囲が広くなってしまう為、どうしても長期の休暇を取りにくくなってしまうケースが多いと思います。
そこで、スペースメンバーが自分の時間をたっぷり持つことができ、ゆっくりと疲れを癒やしたり、普段はできない学びを体験できる機会として、こちらの制度を導入しました!
このリフレッシュ休暇は、2年勤続したメンバーに対し、5連休が付与されるものです。(土日含め1週間の休暇を想定。)
この休暇での疲労回復や新たな学びにより、業務に対してポジティブな効果が生まれることを期待し、生産性の向上を目指します。さらに、メンバーの勤続にも繋がってほしいと考えています。
新たな福利厚生の導入を決めたわけ
スペースエージェントには、これまでも様々な福利厚生がありましたが、メンバーにあまり定着していないような状況でした。
なぜかと言うと、どんな福利厚生があるかや、それをどのように利用できるのか、などの情報やルールが共通認識されていなかったからです。そのため、各制度の管理もきちんと出来ていませんでした。
福利厚生は働いてくれているみんなの為に存在している制度なので、このままでは意味がなくなると感じ見直してみたところ、全く利用されていなかったり、ルールの認識が統一されていなかったりと、なんだかぐちゃぐちゃしてしまっていたんですよね。新旧社員の入れ替わりもあり、新しいフェーズに移り変わるこのタイミングで改めて整備することにしました。
実際に整備してみると、福利厚生の中には、『スペースエージェントらしさ』や『メンバー愛』を象徴するような、スペースメンバーとして自慢できるような、そんな制度が足りていないかもしれないと気がついたんです。
そこで、スペースエージェントならではの、メンバーにとってもっと愛着の湧くような、会社を代表する新しい福利厚生を誕生させるために、メンバーに協力を仰ぎ、動き出すことにしました。
福利厚生導入のポイントは、“メンバーを巻き込む”
新たな福利厚生の検討〜起案までは、約1ヶ月をかけて行いました。
福利厚生は、スペースエージェントで働くすべてのメンバーがもっと働きやすくなったり、もっと能力を発揮できるようになることを目的としており、メンバーのために会社が取り入れる制度です。
ですので、人事や経営者の独断で内容を決定するのではなく、会社の全メンバーを巻き込むことを前提として進めていきました。
■ 福利厚生導入の目的を共有する
方法として、まずは全体会議でメンバーのみんなに福利厚生についての共有を行いました。
ここでは『福利厚生導入にメンバーを巻き込む理由』と『福利厚生はスペースエージェントの課題に対して有効であるもの』という部分を強く意識してもらうため、それらに重点を置いてプレゼンをしました。
プレゼン内容
①既存の福利厚生を再確認(目的別にカテゴリ分けして説明)
②福利厚生を検討する際のポイント説明(課題→福利厚生→効果が現れる)
③他社の福利厚生導入事例を紹介
既存の福利厚生については、みやもとかずのりさんの人事制度マトリクスを参考にし、スペースエージェントのマトリクスを作成しました。
現状で、どのカテゴリの制度が多いのかや、軸のどこに集中しているかを理解することで、今のスペースエージェントに無いもの、必要なものをより明確にすることができました。
■ 全メンバーからアイディアを募る
全体への共有をした後、Googleフォームを利用してアイディアを募集しました。
期間は1週間。インターンや業務委託に関わらず、全メンバーからアイディアを募った結果、内容の重複はあったものの、合わせて44回答が集まりました。
その中でも、『民泊関連』のアイディアは2割を占めており、みんなの民泊に対する熱が感じられました^^
■ 検討会議の開催
ここから、実際に集まった回答をもとに、起案するアイディアを絞り込む作業を行います。
ここでもメンバーを巻き込み、検討会議を開催しました。
会議では主に、「その福利厚生は、どんな課題にどのような効果があるのか」の、認識のすり合わせを行いました。さらに、アイディアを出した本人からのアピールタイムなども設けつつ、全員の希望を聞いて取りまとめていきます。
選考基準としてメンバーには、「福利厚生の内容が課題解決に紐付いているか」「みんなが納得するものか」「みんなが使用できるものか」「過剰にコストのかかるものではないか」「事業シナジーが生まれたり、採用広報としてもアピールできるものだと最高」の5点を意識してもらいました。
検討会議の結果、なんとか5案まで絞ることに成功。
内容としては、働き方に関するものが3案、民泊に関するものが2案となりました。
起案の際は、「5案の中から、少なくとも2案は導入してもらおう!」という気持ちで挑みました。
決議のポイントは、「どのくらいの費用がかかるのか」「どんな効果があるのか」「懸念事項はあるか」の3点。
メンバーの意見や経営サイドでの視点、現在の状況などを踏まえての話し合いが行われました。
その結果、冒頭でお話した通り、目標にしていた2案の可決を達成^^
みんなで一緒に考えたアイディアが実際に制度として会社に導入されたことで、改めて、メンバーひとりひとりがこの会社を創り上げているのだと感じることができました。
あとがき
福利厚生について、部分的には募集要項に載せているものの、Wantedlyではこれまでシャッフルランチしかご紹介できていませんでしたが、一覧にするとこのようになっています。
▼スペースエージェントの福利厚生一覧
○ リフレッシュ休暇
○ 民泊物件への宿泊代金援助
・フレックスタイム制度
・リモートワーク
・チャレンジグレード制度(昇給制度)
・書籍無料
・セミナー参加
・資格取得支援制度
・副業可
・健康診断
・シャッフルランチ(ランチ代500円支給)
・全体ミーティング
・1on1
・レッツムービング制度(引越し時の仲介手数料無料)
・ポケットWi-Fi社割制度
先述した通り、今回の新しい福利厚生導入の前段階として、既存の福利厚生も見直しも行い、より使いやすいものに出来るよう整備しました。
そして、新しい福利厚生は、今月から利用可能となっています!
まだ導入したばかりで、ほんとうに課題解決に効果的なのかどうかはわかりませんが、これからメンバーみんなにたくさん利用してもらえればいいなと思っています。
今回はこちらの2案でしたが、福利厚生の検討は引き続き行っていく予定です。
メンバー全員にスペースエージェントをもっと好きになってもらうべく、より働きやすい会社を目指します!
スペースエージェントの新しい福利厚生はいかがでしたでしょうか?
まだ導入したばかりで効果などはお伝えできませんが、みんなで考え、とてもワクワクするような福利厚生になったと感じています。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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