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【#エンジニアが採用に携わること】エンジニアリングマネージャーの自分がエンジニア採用をやってみた感じたリアル

毎日のランチをとても楽しみにしていてリモートワーク制度をほとんど使わない EM(エンジニアリングマネージャー)の海馬沢 です。
スペースエージェントではランチリーダーとして、迷えるランチ難民を導き、ランチ情報を共有したりする仕事もしております。(自称CLO)

※ 本当はエンジニアリングマネージャとして四苦八苦しております(笑)

Twitterで#エンジニアが採用に携わることというタグを目にしました。 僕もEMとして採用に関わっているものとして書いてみようと思いました。

そもそもなんでエンジニアが採用に関わらねばならないのか?

僕は以下の2つの理由があると考えています。

  • 現在、僕たちのような知名度の高くないスタートアップがエンジニアを採用するためには、直接お声掛けをさせて頂く必要があり、その為にはエンジニアが直接お声掛けするのが最適。(逆の立場でそう感じる)
  • 自分自身が成長するには自分よりも優秀な方と働くのが一番効果的。自分より優秀な方を自分自身で見極める為には、スカウトや面談にはどうしても携わる必要がでてくる。

エンジニアが採用業務に前向きになるための心構え

エンジニアが採用業務に携わる事になると真っ先に浮かぶのが「コード書く時間が減る・・」「自分の成長に繋がらない・・」じゃないでしょうか。
僕もそうでした。実際にそれが理由で拒否する方もいます。

それはそれで無理強いをする必要はないと思いますが、僕はエンジニアとして成長する為には組織づくりや”仲間集め”は必ず必要になってくると思います。

僕はコードを書くだけで一生を生きていくんだ!!と覚悟してる方であれば別ですが、起業するにしても組織で働くにしても事業を大きくするには必ずチーム開発が必要です。

自分のチームで働くメンバーを自分で集めることができる。これってどんなフィールドに立っても一つのスキルセットとして必ず役立つと思うんですよね。

そしてなにより自分で採用出来たほうが面白くないですか。

とはいえ僕もスペースエージェントで採用の手伝いをする上で一つ前向きになれない事がありました。。

スペースエージェントは小さめのスタートアップです。 僕は上記の理由から当然採用にも関わっていきたいと思っていましたが、いざ採用活動に関わってみると、上記とは別の部分で僕にはどうしても引っかかることがありました。
それは先日も紹介した技術的負債です。
僕にはこの問題のストレスは大きく、とても他の人に勧められない、と感じておりました。
しかし、この問題の改善のためにも採用は必要で、どうしたものかと考えていました。

僕は当初、技術的負債の問題はマイナスのイメージになるため、口外してはいけないと考えていました。
人事の木元と相談し「負債は大体どこにでも存在するもの。負債についても理解して来て頂けたらそれはビジョンやバリューに共感してくれてるスペースエージェントにとてもマッチした方なのではないか。」というアドバイスを貰い、 納得でき採用に前向きになることができました。
実際、僕はシステム構成の話をするときは、この話題を話しています。


採用は一人でやるものではありません。
人事や経営者、エンジニアとみんなで協力して行います。
それぞれの採用チームに合った業務分解をしてやりたくない部分(例えばスカウト人材のピックとか日程調整とか面接とか)や効率のいい業務設計をしていくと、組織づくりをしているようでとても前向きになれると思います。

実際に採用業務に携わって良かったこと

多くの得るものがありました。

  • 採用に繋がらなかったとしても優秀な方と話せるのは楽しい
  • 負債の話は面談では盛り上がり、いろんな解決策をもらうことができ、実務にも役にたった
  • スカウトに返事をもらえると嬉しい
  • この人と働きたい!という人と実際に働けるのは最高!
  • 採用系のイベントにも興味を持てるようになり、人事系の人とも話す機会が増えた
  • 会食に参加してうまいご飯を食べられる(笑)

これらのメリットは、僕にはやってみないとなかなか実感しづらいことでした。

逆にあまり良くなかったこと

これは当然の事ですが、やはり実際に感じた部分でもあります。

  • スカウトと面談でプログラミングの時間は削られた
  • スカウトを送る直前はいつも緊張感がある
  • 無礼があってはいけない
  • 炎上したら怖い
  • 採用判断をミスったら大変なことになるのでは…という不安

まとめ

実際に採用をすると、面談だけでも学びがある事が多いですし、やはり自分達の組織を人事や経営者に任せず自分で作っている。という感覚は大切だなと感じています。

上記の負債の改善も含めて、スペースエージェントではサービスを育てていかねばならない時期です。
採用に取り組んで暫く経ちますが、僕たちの採用はまだまだこれからです!

人事から採用への協力を求められたとき、「俺はプログラムで食っていくんだ! 採用活動しに来たんじゃない!」などと言わず、 採用活動にチャレンジしてみるのもよいものですよ。

スペースエージェントでは、採用からコーディングまで、全てを担当して自分で自分の組織を作りたい!スタートアップらしく働きたい!そんなエンジニアの方を募集しています!

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