【社長インタビュー】SOZO社長のビジョンと設立の経緯
インタビュアー:寺田(SOZOマネージャー)
インタビュイー:一場(SOZO代表取締役)
ー本日はお時間いただきありがとうございます!一場さんのこれまでのキャリアや、SOZO設立の経緯、想いについてぜひお聞かせください。まずは簡単な経歴から教えていただけますか?
一場:よろしくお願いします!新卒ではIT企業で営業を経験しました。その後、23歳のときに株式会社ALCHMEYに入社して、Webエンジニアとしてキャリアをスタートしたんです。その後は大手企業の自社開発や受託開発の現場を経験し、2024年10月に株式会社SOZOを設立しました。
ー営業からエンジニアに転身されたんですね。そもそも、どうしてエンジニアになろうと思われたんですか?
一場:新卒で働いていた会社はホワイト企業で、特に不満はなかったんです。ただ、仕事そのものに興味が持てず、どこかモヤモヤした日々を過ごしていました。ある日、通勤電車で疲れ切って寝ているサラリーマンを見て、「このままでいいのか?」と強く思ったんです。
ただその時は、やりたいこともなく「環境を変えなきゃ」と焦るだけで、具体的に何をすればいいのか分からなくて…。
そんなとき、知人と軽い事業をやる話があって、ホームページを作る必要が出てきたんですよ。そこで初めてHTML、CSS、PHPに触れたんですけど、「自分が書いたコードで形になるのが楽しい!」と感じたんですよね。
ーそこがエンジニアとしての原点なんですね。最初は独学だったんですか?
一場:そうですね。当時の会社は自社開発企業だったので、エンジニアも身近にいて、何気なく「エンジニアってどうなんですかね?」って相談したんです。そしたら「面白いからやってみなよ!教えるからさ」と言ってもらえて、Progateを使いながら軽く教わり始めました。
少し慣れた段階で「これ、仕事にしてもやれるな」と確信が持てて、DMM WEBCAMPに入塾しました。
ーそこから本格的にエンジニアの道へ進まれたんですね。初めての案件はどうでしたか?
一場:初案件はTypeScriptなしのVue.jsだったんですが…正直、実力不足で本当に悩みましたね。平日も祝日も関係なく、ほぼ寝ずに毎日プログラミングしていました(笑)。
※当時のcommit履歴
今振り返ると、その案件は“スパゲティコード”だったので苦しんで当然なんですが、当時は「これを乗り越えなきゃ!」と必死でした。でも、その経験があったおかげで、キャリアを積むスピードも速かったと思います。
その後はエンジニアリングだけでなく、マネジメントや採用、カリキュラム作成など幅広く経験して、結果として2024年にALCHMEYから分社する形でSOZOを立ち上げることになりました。
ーなるほどですね!次にSOZO設立の経緯について、少し詳しく教えてください。
一場:ALCHMEYがホールディングス体制に移行することになり、もともと行っていた教育事業を分社化することになったんです。そのとき代表の都築から「自分のやりたい会社を作ればいい」と言ってもらえて。
そこで「どんな会社にしたいか?」を考えた結果、僕自身の仕事に対する考え方「仕事は人生を豊かにするための手段」を軸にした会社にしようと思いました。
人それぞれ幸せの定義は違いますよね。家族や趣味、社会貢献、お金、好きなこと…それぞれの幸せを最大限にする手段として仕事があるべきだと考えています。
だからこそ、仕事を通して身近な人々を幸せにできるような環境をつくり出すことが、メンバー、自分、会社の成功につながると考えているのでSOZOの経営理念は「関わるすべての人を幸せに」なんです。
ー素敵な理念ですね!では、SOZOが掲げるミッションやビジョンについても教えてください。
一場:ミッションは「挑戦するなら、SOZO」です。好きなことに夢中になって、結果的に世の中に良い影響を与える、与えてしまった。それが最強だと思っています。SOZOはエンジニアリングが基本軸ですが、分野にこだわらず「やりたい」「挑戦したい」を叶えられる場所でありたいと考えています。
ビジョンは「『やりたい』を見つけ、叶えられる場所を提供する」です。やりたいことって、たまたま見つかるものではないし、続けられるかも一生懸命やってみないと分からないんですよね。SOZOでは、そんな「やりたい」を見つけて挑戦できる環境を作っています。
ーメンバーには積極的に挑戦をしていって欲しい文化なのですね!次にSOZOの事業内容についても詳しく教えてください。
一場:SOZOでは大きく分けて人材教育とSES事業を行っています。SES事業では、主にお客様先に技術提供を行っており、経験者にはスキルに合ったプロジェクトに参画してもらいます。人材教育については、未経験者を一人前のエンジニアに育成するカリキュラムを提供しています。
このカリキュラムは、実務や現場に限りなく即した内容になっているので、簡単には終わりません(笑)。ただ、質はしっかり担保していて、修了後には現場で通用するスキルがしっかり身についています。
ー未経験からエンジニアを目指す方も多いと思いますが、挑戦する方々にメッセージはありますか?
一場:この業界は本当に広いので、学んだことが無駄になることはありません。ただ、「エンジニアになってどうなりたいか?」を考えておくことが大切です。
なんとなくエンジニアになっても、技術の進化が速すぎてモチベーションを保つのが大変です。小さくても目標を立てて、一歩ずつ進んでいくことがキャリアの成長につながります。
ー最後に、少しでも迷っている方にメッセージをお願いします!
一場:迷っているなら、ぜひ一度話してみましょう!エンジニアを目指す方やキャリアチェンジを考えている方、SOZOで一緒に挑戦しましょう!