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初開催の全社オンサイトイベントの「NASAゲーム」で各チームの議論が最高に盛り上がった件

全員参加の社内オンサイトイベント開催で盛り上がりました!

ほとんどのメンバーが普段はリモートで勤務しているので、オフラインで顔を合わせることが少ないメンバーも多い我々株式会社Digikaです。通常業務を進めるうえでは問題はないのですが、たまにはみんなで集まって全社員が集合してコミュニケーションを深めようと社内イベントを開催しました。(遠隔地在住者と海外在住者はオンライン参加)

毎週1回全社ミーティングがあり各部門の状況シェアはしているものの、いつもは基本的にはリモートで業務を進めています。同じチームの人以外とコミュニケーションをとる機会が少ないということで、今回のチームは部署シャッフルした5・6人のグループをつくります。

その1)アイスブレイクセッションで「NASAゲーム」

朝イチのチームビルディングセッションでは、緊張をほぐして会話を活発化させようということで、まずはコンセンサスゲームの「NASAゲーム」に取り組んでみました!

コンセンサスゲームとは
グループで話し合いながら合意形成(コンセンサス)を行うことを目的として、1つの結論を導き出すゲームです。多数決ではなく、「自分の意見を伝える」「相手の意見を受け入れる」ことに重点を置いて全員が納得できる結論に話し合いで至ることを目的としています。

「NASAゲーム」
宇宙船の故障で月面で待っている母船から200km離れた場所に不時着してしまった宇宙飛行士という設定です。手元に残った15のアイテムに各自生存に必要な優先順位をつけ、その後にグループで話し合いを行い、優先順位を決定します。人気のコンセンサスゲームのひとつです。

今までやったことがある人が正解を知っていたり、ネット検索をして答えを探すとつまらなくなってしまうので、Digikaオリジナル要素を加えたアイテムリストと模範解答をつくりました。

ストーリー

これは一般的なNASAゲームのストーリーです。オンラインでもできますが、オンサイトでわいわいやった方が臨場感があって楽しくできます。


お題の15アイテムはこちらです。各アイテムのカードを各グループに配ってスタートです。

一般的なNASAゲームのアイテムには石炭やブルゴーニュワインはありませんが、当社には無類のワイン好きがおりまして、もしかして如何にワインが素晴らしいかということを語ってコレが最重要だという主張になるかもしれないと密かに期待して入れてみましたw。

まずは、相談無しで一人づつ考えて、自分自身で優先順位をつけた独自の意見をまとめます。

いつもの仕事のときよりも真剣ていうぐらいに(?)、設定に入り込んで宇宙飛行士になりきって考えちゃいます。そうなんです。案外このお題を提示されると、ハマって考えちゃうんです。そして、環境条件や置かれている状況を真剣に捉えるかどうかによって、想像力が掻き立てられてアイテムの優先順位が変わってくるんです!

5分たったチームに自分の考えを共有して、チームとしての答えを決めていきます。

各チームで、それぞれの個人の意見を発表するかたちで共有をしています。けっこう目のつけどころが違うというか優先順位の意見が違うことが多く興味深いです。その順位付けの理由を説明を聞きながら、「ほー」、「へー」、「なるほどーっ」ときには「えぇぇーーっ!?」なんて声も聞こえてきて、議論が進んでいます。

真剣な議論が進んでいます。

正解(模範解答)発表!

発表した瞬間に、これまた「あー!」とか「えぇぇー!」という声が会場から湧き上がります。いいですね!みんな真剣に取り組んだ証拠です!!

これはDigikaオリジナルアイテムに対する作者の独断と偏見で決定した模範解答です。

この順位と各チームの答えの各アイテムの順位差分がカウントとなり、カウントが一番小さかったチームが勝利です。

20分の相談タイムが終了し、各チームのポイントを発表してもらいました。
1位のチームは26ポイント、最下位のチームは76ポイントでちょうど50ポイントの差が出ました。2位と3位は40ポイント台で、優勝チームは飛び抜けて成績がよかったのですが、後から聞いたところ最年少メンバーが大活躍しており、チームの方向修正をした結果が大きく影響を与えたとのことでした。

それは納得してチームとして決めた答えですので、まさしくチームの勝利です。意見を聞いてもっといいと思える方向に同意していくことができるのが、よい結果を出せるチームという証明でした!

振り返り、ココ重要です

コンセンサスゲームは、正解(模範解答)に合っているということよりも、ちゃんと合意形成ができることを重要視していますので、ここでギャップがあってもあまり気にすることはありません。どちらかというと、そのカウントよりもこの振り返りの部分がとても重要なポイントになります。

大きくカウントが上がってしまったチームでは、月面上では酸素がないということを意識しておらず、火が付くアイテムの扱いが一番上の方に行ったことがその一番大きな原因になっていたようでした。おもしろいですね。

ちなみに1位のチームでも、手元の答えの方がカウントが低かった人がいました。ちょっと惜しかったかも。

そして、この後に「世界がつながる未来の学び」についてグループで語り合うセッションを行いました。狙い通り、アイスブレイクの会話の勢いから各グループでとても楽しく熱い議論がかわされ、新しいアイディアも湧いてきて、解散するときにはチームのPOWERが全開になりました!
非常に濃く楽しい1日のイベントとなりました。

※このカスタムNASAゲームを利用したい方は、どうぞご自由に楽しくお使いください。

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