こんにちは、GA(General Affairs Div.)の波多と申します。
この度はソニックウェアのページをご覧いただきましてありがとうございます。
現在、私たちは新しい仲間を募集しています。
その前に、「ソニックウェアってどんな会社?」と気になっている方のために、まずは会社設立の背景についてお伝えしたいと思います。
シリーズ第1弾は、代表の遠藤に「電子楽器づくりに目覚めたきっかけ」についてインタビューを行いました。
Q. 電子楽器を作ろうと思ったきっかけは?
遠藤:実は、最初から電子楽器を作ろうと思っていたわけではなかったんです。ここまで来るにはいくつかのステップがあって……。
まず、子どもの頃は「ゲームプログラマーになりたい!」という夢がありました。
きっかけは小学生のときに遊んだ『ドラゴンクエストIII』。感動して「いつかこんなゲームを自分で作りたい」と思ったのが始まりです。
お小遣いを貯めて、Z80という8bit CPUを搭載したMSX2というホビイスト向けパソコンを買って、BASICでゲームプログラミングに夢中になりました。
これが最初のターニングポイント。工学の世界へ進む第一歩でした。
Q. ゲームから工学の道へ進んだんですね。では、音楽との出会いはいつ頃だったのでしょうか?
遠藤:高校生のときですね。ちょうど日本でバンドブームが起きていて、ロックやパンクが若者に大人気でした。
進学した工業高校で軽音楽部に入り、エレキギターを始めました。
最初は有名なバンドのコピーをしていましたが、次第に「自分の音楽を作る楽しさ」に気づいて、どんどんのめり込んでいきました。
これが2つ目のターニングポイントで、音楽制作の世界に踏み込んだ瞬間でした。
Q. 少年時代はゲーム、青年時代は音楽に夢中になっていたようですが、電子楽器の事を考え出したのはいつ頃だったのでしょうか?
遠藤:大学院に進学して、就職や将来について真剣に考えるようになってからですね。
大学時代は工学系の研究に没頭しながら、プライベートではオリジナル曲を作ってバンド活動をしていました。でも、その時点ではまだ「工学」と「音楽」は別々のものとして存在していたんです。
ところが大学院で「自分にとって本当に合った仕事は何か?」と考えたとき、ようやく「工学」と「音楽」が結びつきました。
それが、電子楽器を作ろうと思った原点です。
Q. 四半世紀かけて好きなことを追いかけた結果、電子楽器という集大成にたどり着いたんですね。
遠藤:そんなふうに言うと格好よく聞こえますが(笑)、実際は本当に「好きなこと」しかしてこなかったんです。
結果的に大学・大学院に進んで、自分の将来と真剣に向き合う機会を得られてよかったと思っています。
Q. 本日はインタビューにご回答いただき、ありがとうございました。次回は「就職〜起業」に焦点を当てて、お話をうかがいたいと思いますので引き続きよろしくお願いします!
遠藤:どこまで書かれるのか、ちょっと怖いですが……よろしくお願いします!