ご無沙汰しております!Wantedly担当のさやまです。
夏も過ぎ涼しくなってきて、いよいよ秋の気配ですね。
今回は、そんな涼しさに匹敵する(?)サムシングファンの爽やか担当のディレクター、土居陽佑さんにインタビュー!
面白い経歴をお持ちの土居さんがサムシングファンでディレクターとして、どのように考え、映像制作に携わっているのか、これからの展望など・・・いろいろ聞いてみました!
まずは自己紹介をお願いいたします!
土居「兵庫県淡路島出身で、もともと俳優をやってました。文学座付属の研究所や、舞台を中心に活動していたんですが、制作の方にも興味があったので、紆余曲折を経て、サムシングファンでディレクター兼俳優をやらせていただいています。」
さやま「今やご自身で制作しつつ主演俳優として出演されてますもんね。(笑)以前は俳優をされていたという事ですが、どういうきっかけだったんですか?」
土居「高校生時代に、自分で映画を制作していて、その時から脚本を書いたり、撮影をしていたことがキッカケですね。俳優をやりながら、公務員として市役所で働いていたこともありましたし、俳優一本でやっていこうと思った時期もあったんですが、色々あり・・・今に至ります。(笑)」
さやま「公務員されてる土居さん、まったく想像つかないですね。。」
土居「そうですね。180度違いますよね。」
俳優も制作もこなす、唯一無二の存在
さやま「サムシングファンに入社する決め手って何だったんですか?」
土居「サムシングファンの前に働いていた業界が紙媒体だったんですが、映像についての仕事が少ししかできなくて。サムシングファンで経験や技術を付けようと思い、エディター志望として面接を受けた際、ポートフォリオとして見せた動画が「ディレクター的な視点で制作してるよね」ということだったので、ディレクターとして入社することになったんです。」
さやま「えー!そうなんですね!タイトルにもハイブリットディレクターって名付けさせていただいたんですけど、本当になんでもやられてますよね。」
土居「そうですね。企画・監督・演出・出演・編集・マーケティングまで。(笑)」
さやま「スムーズビズの時もまさにそうだなって思っていて、土居さんを映像内で見かけたことか・・・!」
都内在住の方は、電車内や駅のサイネージでこちらの動画、よくご覧になったのではないでしょうか(・ω・)
土居「あれは・・・面白かったですね。(笑)コロナの影響もあり長い期間、流れてましたもんね。」
さやま「すごい重宝されてますよね。電車乗れば電車内ビジョンに土居さん、降りた駅でもサイネージで土居さん状態でしたね。(笑)」
土居「自分でも見たときは変な感じでしたし、知り合いからも「見たよ」って言われたり(笑)そういう意味では、自分が出演したりとかもできるので、サムシングファンのディレクターって、裁量がめちゃくちゃあって、自由度が高いですね。」
さやま「そこがサムシングファンのいいところですよね。」
クライアントの想いを汲んで、一緒に映像を作り上げていく関係を
さやま「では、今までの案件で印象に残っていることがあったら教えてください!」
土居「クライアントと一緒にタッグを組んでやった案件は、すごく印象に残ってますね。代理店がいくつか絡んでいる案件でも、「クライアントと下請け」という関係ではなく、関わっているすべての人がチームとして、ディスカッションしながら作り上げていったので、撮影後は全員で打ち上げしたりしましたね。」
さやま「なるほど。上下関係ではなく一緒に作り上げる関係、あったかいですね。あと、これは個人的に思ったことなんですけど、土居さんってお固い企業さんや学校系が得意なのかな?って。「固い案件は土居くんでしょ」っていう風潮があると思うんですが、実際どうなんですか?」
土居「ありますよね(笑)でも、全然得意とかっていうわけではなく、人の苦手分野をやっていることが多いってだけですね。もともと俳優時代に結構ぶっ飛んだこともやっていたし、色々こねくり回すのが好きなので、面白いことを考えるのは好きなんですよ。」
さやま「サムシングファンのディレクターって、セールスディレクターじゃないですか。営業をやりながら、制作もするってどういう感じですか?」
土居「クライアントのヒアリングから入ることが出来るので、そういう部分ではクライアントと密接してやり取りができるので、いろんな業界知識や、動画で求められているところをクリエイティブやマーケティングに落とし込めるし、自分自身の知見も広がりますね。」
土居さんから見た、サムファンの人々
さやま「土居さんから見て、サムシングファンの人ってどんな人たちですか?」
土居「東京と大阪は結構違いますよね。東京は個人事業主の集まりって印象が強いですね。」
さやま「確かにそうですねー。大阪は、みんなで頑張っていこうぜー!っていう感じ。(笑)」
土居「裁量も大きいし、プロデューサー兼ディレクターとして、営業も行っているので、東京のメンバーは特に、個人個人で動いている感じがありますね。」
サムシングファンに向いている人ってどんな人?
土居「細かいこと気にせず、自分のやりたいことをやろうと思える人がいいと思います。(笑)フリーランスでクライアントとやりとりしていて、もっと大きい案件にチャレンジしてみたい!とか、制作だけではなくマーケティングとして、その映像をどう活用していくかという提案することをやれるっていうのが特長。作るだけではなく、最大限活用して作った動画を一番魅力的に使う方法を考えたい人にはオススメですね。」
さやま「そうですね、サムシングファンとして案件を自分で営業して取ることができるので、フリーランスだと難しいことも会社に所属していることでチャレンジしやすくなりますよね。」
今後の展望
さやま「最後に、土居さんの今後の展望を教えてください。」
土居「ドラマ物を作ってみたいっておもってますね。現在も案件で、5~10分くらいのドラマを制作していて、脚本から書いているんですが、今後も脚本モノで、俳優さんに演技してもらうってことをどんどんやっていきたい、って思いますね。あわよくば自分も出演できるし。(笑)」
さやま「ちなみに、ご自身で作りたいドラマの脚本&出演してみたい作品って、どういう話にしたいですか?」
土居「実現できるかどうかは別として、ハリウッドクラスのはやってみたいですね。あれくらい壮大なものを。伏線があって、ストーリーがあって、しっかり裏切るやつ。」
さやま「おー!いいですね!ちなみに、土居さん自身が脚本を書いているときって、どれくらい練り直して決定稿にするんですか?」
土居「だいたい5稿くらいで決まることが多いですね。大枠は2~3稿くらいで決まって、4稿でセリフの言い回しや誤字を直したりとか。」
さやま「おー!すごい!脚本やクリエイティブに対してのインスピレーションって、どうやって出てくるんですか?」
土居「妄想ですね。」
さやま「(笑)」
土居「脚本は書きながら考えることもあれば、これだけは作りたいっていうのを考えてから肉付けしていったり。妄想癖があるので。」
さやま「どんな妄想してるんですか。」
土居「この間、緊急地震速報が鳴ったけど、地震が来なかったじゃないですか。その時、地殻変動を起こそうとした悪の組織がいて、正義の味方が止めてくれたんだろうな・・・って。」
さやま「結構ファンタジーだ!!!めっちゃかわいいじゃないですか!!」
土居「結構真剣に考えてますよ。(笑)」
さやま「すごい、土居さんの知らない一面に触れた!!!じゃあ、小さい時とか、ヒーローの人形で戦ってたりとかしてました?」
土居「やってましたね。戦いの余波を絵に描いたりして。」
さやま「すごい!小さいときから既に演出している!!!」
土居「そうですね。しかも、絶対その日に終わらなくて、続くんですよ。(笑)」
【余談】土居さん銀幕デビューのはずが・・・
さやま「そういえば、土居さん、銀幕デビューするじゃないですか。後頭部と背中しか映ってないと噂ですが・・・」
土居「ちゃんとメイクもヘアセットもしていただいて、名札もつけて衣装も来て、役名もあるんですけど・・・ポスターにも名前が載ってるんですけど、たぶん分からないですよね。(笑)これは、一緒に仕事しているカメラマンさんが「最近、(役者として)土居くん出すぎ」っていうことらしいんですけど。(笑)」
さやま「可哀想!(笑)」
そんな土居さんが出演している「そこからの光~未来の私から私へ~」2020年12月に試写会イベントを開催予定です!
映画についてのインタビューはこちら。
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