こんにちは、株式会社ソーエキサイト人事企画の五十嵐です!
ソーエキサイトの社員を紹介するリレー形式インタビュー、初回の事業責任者に引き続き、2人目は・・・
管理グループをまとめ、頼りがい度No.1ウーマン『佐藤 真弓(サトウ マユミ)』です。
いつでも穏やかで笑顔を絶やしませんが、そこからは想像できないくらいの強さを持っている…そんな彼女が、どんなキャリアを経てソーエキサイトに入社したのか、また入社してからの濃い18年間について、初めて明かしてくれました。
管理全般も相談も受ける「会社の屋台骨」
ー現在の仕事の内容は何ですか?
管理グループ全体の統括なので、法務、コンプライアンス、システム、労務、営業事務、経理ですね。あと商品管理に紐付く業務を一通りみてます。
ー色々とやっていますね。
管理全般、何でも屋です。
ーやることがたくさんあると思いますが、1日のスケジュールはどのような感じですか?
たくさんのメールが来るので、朝はそのメールを割り振ります。自分でアクションを起こすものなど割り振るんですけど、それを10時くらいまでやって、そこからたいてい商談が入っていたり、打ち合わせが入っていたり。
部下との打ち合わせであれば仕事を割り振ったり、進捗確認をします。他の会議だったら進捗を共有したり。他にはトラブル対応とか相談が結構多いです。あとは、契約書、クレーム関係とか。そこに今だと大掛かりなプロジェクトとしてシステム開発業務が入っていますし、新店の契約処理など、とにかく業務の采配をしています。結構並行してやっているんですよ。
ー仕事や相談が多い中で、大切にしていることは何かありますか?
相手が何をやりたいのか、何を望んでいるのかをしっかり聞き取って理解することですね。その上でちゃんとフィットするような提案や回答が出せるように意識しています。相談ごととか本人が素直に口に出して言えないことってあるじゃないですか。その場合は何がその人の本質なのか、案件の本質なのか、可能な限り探りたいと思っています。
水ニモ負ケズ、犬ニモ負ケズ、の営業時代
ーソーエキサイトの前の会社は新卒入社ですか?
そうですね、新卒で不動産に。1年でしたけど営業でした。すぐ来てくださいって言われたので、勢いで入ったのが最初ですね。最初に希望したのは事務だったんですが、配属は営業でした。
ー不動産の営業って厳しいというか体育会系のイメージですけど、飛び込み訪問もあったんですか?
売買もやってたので、そのやりとりをするのにオーナーさんや投資をされる方のところに行って交渉したりするんですけど、水をかけられたりとか、ドーベルマンみたいな大きな犬を放されたりとかはよくありましたよ。でも私は頑固というか負けず嫌いなところがあるので、何回も通って、そのうちに少しづつ雑談ができるようになり、滞在時間も2、3分だったのが10分、20分と伸びてきました。そして「よく頑張るねぇ」と言われながらも、最終的には仲良くなって買ってもらったりしました。なので意外と楽しかったですよ。
ー1年間のどのあたりから転職をしようと考え始めたんですか?
4ヶ月目だったか、全体で売り上げのトップを取ったんですね。売れる物件の金額が大きかったことと、いいお客さんがついたことも重なって。その時に周りから色々あり、上司が内勤の事務の方に移すって言ってくれたんですけど、人と話したりする方が楽しいって分かったんですよ。まだまだ勉強もしたかったし、外に出ている方が楽しかったから「外で頑張ります」って言ったんですけど、受け入れてもらえなくて。色々と考えて転職しようと思いました。
「SV」やりたい!・・・え、マンガ喫茶?
ー次の会社を探す時も、営業で探したんですか?
営業も探しました。人材派遣の営業や、当時のトータルアクセスカンパニー(現ベンチャーバンク)で内定をもらいました。その中で採用のホームページを見て、女性が活躍してそうなイメージだったのがトータルアクセスカンパニーだったんですよ。女性の顔が載っていて、楽しそうに笑っているんです。「SV(スーパーバイザー)」「新しい職種」って書いてあって、SVっていう職種が気になって。そしたら突然電話が来て「採用しますから、新店オープンの立ち上げに明後日から来て下さい」って言われたんです。こんなにすぐに返事が来るもんだろうかって思ったんですけど、「じゃ行きます」って二つ返事をしました。その時はマンガ喫茶だと知りませんでした(笑)。
ー最初はどういった仕事をしていたのですか?
1番最初は、今はもう閉店してしまったのですが、サブナード店の立ち上げをやりました。翌日、5枚くらいのA4の冊子を渡されて「新しいアルバイトさんが来るから研修してください」って言われて。これを読んで研修をするんだって…。立ち上げをやり、店長は他にいたのでオープンしてからは副店長として従事してました。その後、サブナード以降で30店舗ほど立ち上げました。店長業務をやりつつ、どんどん入って来るアルバイトさんの研修もして。パソコンはちょうど出始めたところで、今みたいにシステマティックになってはいないですし。少しずつマニュアルを自分で作って、最終的には何十枚にもなりましたね。
ーどんどん出店して、掛け持ちして、忙しい期間はどれくらい続いたんですか?
30店舗立ち上げた2005年とか2006年、入社して3年目に差し掛かるときだと思うんですけど、システム管理もそこから担当することになりました。それまで手打ちのレジスターとか、タイムレジっていう紙をさすと時間が押されるようなものを使っていたんですよ。でも自動化の時代だからとPOSを開発することになりました。
システム開発が始まると、ネットの回線を準備したり、その他のネットワーク系の準備も自分でやらなければならなくなりました。1人だと難しくなったので、アルバイトさんや営業事務をやっていた人が集まって、やっと店舗管理課が立ち上がりました。この頃には店長職から外してもらったんですけどね。
もう少し経ってから商品管理もやったんですけど、当時は店舗に必要な備品を本社で買って、段ボールに詰めて毎月2回送っていました。あとは広告を出したり。
ー幅広く担当していたんですね。
ゲラゲラだけじゃなくて、京都や福岡に出したLAVA(ホットヨガ)の支援店管理をしたり。システム管理という立場で立ち上げをさせてもらっていました。なので、経営や立ち上げのノウハウはありますよ。ゆずりは1号店(※)の立ち上げにも携わってますしね。
※機能訓練特化型デイサービスで、1号店のゆずりは西大井店は2009年8月にオープン。
ー基本的には断らないタイプですか?
色々やったり考えたりするのは好きなので、基本的には「やってみよう」と思いますね。
ー2016年に分社化してソーエキサイトになりましたが、会社の中は変わりました?
良くなってると思います。みんな声に出して色々な気持ちを言うようになりましたね。
私自身、変化に富んでいるのは、昔からずっと今も変わらずですが、色々試して、いいところは残していこう、そうじゃないところはどんどん変えていこう、というスタンスですね。
ー会社の人には、どんな共通点があると思いますか?
みんな素直でまっすぐだと思います。変にひねくれてる人がいないから、離職率は低いですね。
ー求める人材像はありますか?
やっぱり人材10か条(※)だと思いますね。あとは変化を楽しめる人。管理グループのポリシーでもある「変化を楽しめ!」っていうスタンスです。固定しがちな管理グループだからこそ大切にしていきたいですね。
自分が色々と変化に富んだ経歴を持っているからっていうのもあるんですけど、この半期を見ても結構色々と変わっていて、管理グループだから同じことをやっていればいいっていうのはないので、変化を嫌がるとか拒否するのではなくて、楽しんじゃえばいいんじゃない?って考えてます。
※ソーエキサイトの社員に求められる要素。「他者の価値観や感性を受け入れ、自分の意見も素直に伝え、“Yes,but”の精神で議論を大事にしよう」などの10項目。
ーソーエキサイトに入社したらどんなことができますか?
システム管理でいうと、今世にないものを作っていこうとしています。Hailey’5cafeで入れてる即時予約システムも日本では当社しかできていません。これまでもそうですが、全部オリジナルです。勿論システムは作ってもらうんですけど、そのロジックやポリシー、スキームは自社で作っています。
なので「オリジナリティを出したい」とか、本当に経験を活かしたいっていうのであれば、すごく楽しめるんじゃないかと思います。考えるのが好きだったり、あんなことをやりたい、こんなことをやりたい、って言えば具現化させていける会社なので。正直すごくしんどいと感じるかもしれないけど、出来上がってみんなが使っているのを見ると…、本当に嬉しくなります!その感動は存分に味わえると思いますよ。
ー提案した時に初めから否定されることはないですよね。
どんな提案でも絶対に検討はします。そこに上下関係はないし、自分のできること、スキルを出せるフィールドがある、やりたいっていう気持ちがあって楽しいことを叶えられる想いがある人だったら、いいなと思います。
楽しく仕事したいし、そのための苦労だったらできると思っているんで(笑)。そういう人が集まった会社だったら、きっと笑顔が絶えないでしょうね。私は、もう18年もいますが、これまで確かにしんどいことも多かったと思いますけど、とりあえず笑って仕事ができてるので(笑)。
ー次のインタビューのバトンは誰に渡しましょう?
開発グループの佐々木さん。物件や施工管理の話が詳しく聞けると思います。
ー佐藤さんから見て、佐々木さんてどんな人ですか?
会社の「長男」ていう感じ。深いところを考えてると思うんですけど、何でもズバズバ言ってくれる。みんなを引っ張っていってくれる、本当に「いい兄貴」って感じかな。
部下や人をちゃんと見ていて、精神的なフォローをしっかりしているように見えますね。
細かいところも。
じゃあ次回は佐々木さんに聞いてみたいと思います。今回はありがとうございました!