こんにちは!スマイルズ採用チームの松島です。
衣食住と、様々な事業を手掛けるスマイルズ。
#スマイルズの日々 では、各ブランド社員の働く姿をお届けします!
「100本のスプーン」って?
100本のスプーンは、あたらしいファミリーレストランです。
従来の”ファミレス”の概念にとらわれず、(自分の家族を連れていきたい場所ってどんな場所だろう?)と、家族のことをまっすぐ考えてつくりあげたレストラン。現在2店舗展開しており、それぞれのお店にコンセプトがあります。
あざみ野ガーデンズ店は、「100ページの想い出をつくるファミリーレストラン」 がコンセプト。
記念日のお祝いやハレの日の家族の食事、コドモもオトナも楽しめるイベントなど、過ごす時間がまるで”ご家族で紡ぐものがたりの1ページ”のようになってほしいという想いを込めています。
(引用:http://milkjapon.com/series/event-report/oishii-fashion-show/#main)
試食会に参加してきました!
そんな「100本のスプーン あざみ野ガーデンズ店」で春のグランドメニューの試食会がありました。
(私は試食会に参加するのはこれが初めてで、どんな雰囲気なのかドキドキ・・・。)
到着すると、店内の一角が試食会の会場になっていました。手元には、今回開発したメニューの一覧が。それぞれのメニューの簡単な説明と、想定している価格、味や見た目などの評価項目が載っています。
なるほどこれらを見ながら検討していくのか、と考えていたところ、店長・宮川の最初の発言は、今回のメニューを開発するにあたっての想い。
「うちは三世代でいらっしゃるお客様も多くて。お孫さんに外でいいもの食べさせたいと思って来て下さるときの、こんなシーンに寄り添いたいんです。たとえば・・・」
続く彼の言葉から伝わってくるのは、日々店頭で、お客様の様子(それこそ、表情や細かな会話まで!)をつぶさに把握している店長だからこその想い。
その想いを受け取って、試食する側もグッと体温があがったところで、実際に試食をしていきます。
広報からデザイナーまで、多様な視点を織り交ぜる
今回参加したのは、事業部長、店長、料理長、スタッフ、デザイナー、PM、広報、など、様々な部門のメンバー。誰か一人の声が大きいということもなく、メニューがサーブされるたび、一口食べるたびに各自からコメントが飛び出てきます。
PMであれば、「これにネーミングをつけるなら・・・」、
デザイナーであれば、「盛り付けをこうすると写真に映えて・・・」、
など、それぞれの専門性からの視点もあれば、
「コレは絶対、女子が好き!!!」
「自分の子供に食べさせるときに気になるなー」
といった、個人的な視点もたくさん飛び交っていました。
決め手は「こんなシーンを生み出したい」
(写真には出てきませんが)お子様用のステーキを新しく提供したい、という提案が。すでに通常サイズでは展開しているものです。味は抜群、ではどう提供するのか?と、議論は更に発展しました。
「このステーキ、焼き加減は選べるんだっけ?」
「通常サイズだとウェルダンとミディアムが選べるんですが・・。」
「子供も選べるようにしようよ。家では出来ない、ちょっぴり背伸びした体験をしてほしい。」
「『うぇるだんで!』って言えたら『かっこいいね!』ってね。」
「ちょっと自慢気になったりして。」
「家に帰ってからもちょっぴりオトナな気分が続きそう・・!」
「いいね、そのシーン、つくりたい!」
このメニューを通してどんなシーンを生み出せるか。その場にいた全員が鮮明に描けた瞬間、これでいこう!という熱気が生まれました。
デザインも「なぜ?」を考える
更に、今回はメニュー冊子の刷新もあったため、その提案も。左側の小さいサイズは、お子様専用になる予定です。中身にもお子様向けの遊び心がたっぷり。これは嬉しい!
さらに、グラフィックデザイナーからデザートメニューに対し、アドバイスを受ける店長。
デザインされたものを受け取って使うだけではなく、デザインの考え方(なぜこの余白があるのか?どのような受け取りをされるのか?)まで含めて一緒に考えていることがわかりました。
参加してみて
まず、どの料理も本当に美味しい!材料や作り方にこだわっているだけでなく、美味しい。いい意味で従来の「ファミレス」のイメージを覆されました。
更に、あざみ野ガーデンズ店で生み出したい「シーン」にこだわる議論。売上だけではなく、その後お客様にどんな会話や表情が生まれたかを想像して、そこを目指す姿が一番印象に残りました。
今回試食したメニューがスタートするのは春のグランドメニューからだそう。
今からお客様の反応が楽しみです!
#スマイルズの日々 #試食会レポート