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フルリモートのsmallwebが、年1回リアル開催する感謝会2024

株式会社smallwebは、2024年6月現在、社員・業務委託メンバーなど含めて約30名の組織。
2021年に、ブランディングやデザイン制作を主業とする株式会社それからデザインから、自社ITサービス業を独立分社する形で設立されました。

以降、この1〜2年で採用を強化。東京都渋谷区に本社はあるものの、新規加入したメンバーは大阪、福岡、山口、長野、名古屋、仙台など、全国各所に在住しています。直接顔を合わせることはほとんどなく、仕事はフルリモート。年に1度開催する「smallweb感謝会」で、社員同士、はじめてリアル対面することになります。

2024年6月21日に行われた、株式会社smallwebの感謝会2024。
果たしてどんな雰囲気なのでしょうか、早速レポートしてみたいと思います!


━━ 感謝会の準備中、smallwebの代表の佐野さんに伺ってみました。

まさか、こんなワークスタイルの会社になるとは
自分でも思いもよりませんでした

佐野:smallwebは、2021年にブランディングデザイン会社の株式会社それからデザインより、分社する形で設立しました。また分社化に伴い、改めて組織を作り直すことが必要でした。
とはいえ、人材不足の時代でもあり、当時はコロナ禍でもあり、採用募集活動は思うように捗らず・・。その時は、リモートと出社のハイブリッド形式にしていたこともあり、月一回の出社日なども設けていました。

しかし、ふと、その考え方を少し変えてみても良いのかもしれない、と思ったんです。
私たちの理念や事業に共感してくれるメンバーは、なにも東京や関東に限らないはずだし、そもそも正社員の採用だけにこだわらなくてもよい。もっと自由に、これからの組織デザインを考えてみよう、と思い立ち、完全フルリモート、正社員だけでなく、業務委託契約のメンバーも、広く募集してみました。

たったそれだけで、驚くほど、出会いの広がりが生まれ、私たちの事業に共感し、応募が集まってくるようになりました。出会いを創出するということは、リアルに出会う場を持つことだと思ってきましたが、そうではない。働き方に自由度をつくることで、出会うチャンスが広がることを実感しています。
まさか、こんなワークスタイルの会社になるとは、自分でも思いもよりませんでした。

完全フルリモートにしたら、「それなら地方に引っ越してもいいですか?」という社員も出てきて、それは想定外でしたが(笑)。もちろん、全然オーケーです。

━━ それでは、どうしてリアルな場での感謝会を開催するのですか?

佐野:理由は2つあります。

1つは、私自身が、年に1回くらいは純粋にみんなと顔を合わせてみたい。そして1年のチャレンジをみんなで振り返り、次のチャレンジを共有したいと思っているから。

もう1つは、協力会社やパートナーの方たちをお招きして、自社のことをもっと知っていただく機会をつくりたいと考えているからです。
smallwebのパートナーメンバーは、本当に優秀な方が揃ってくれていて、みなさんいろいろな仕事で活躍していて忙しい(笑)。引く手あまたなプロフェッショナルな方たちにとって、smallwebの仕事が、他の仕事よりも魅力的であり続けることが重要です。末永く腕をふるっていただくことは、これからの会社の成長にとって欠かせないので、smallwebの可能性を感じていただく場として、開催しています。

━━ 時間になり、いよいよ感謝会スタート!乾杯では、smallweb設立時より、3年ほどsmallwebの事業計画や財務計画をサポートいただいているコンサルタントの川村さんよりお言葉をいただきました。


3年前の事業計画がいまもブレていない。
これまで何十社もコンサルしてますが、こんな会社は珍しいですね

(事業計画・財務コンサルタント/川村 尚弘)

川村:私はsmallwebの設立時より、事業計画や財務のサポートを担当させてもらっています。毎週1回、代表の佐野さんと取締役の渡辺さんと、壁打ちのような形で、やりたいことやイメージを事業計画に落とし込み、資金計画にまとめていく工程を伴走しています。

これまで、たくさんの会社の経営コンサルティングを担当してきましたが、事業計画というのは、会社の動きとともに、やることが変わったり、組織も変わっていくため、都度の見直しが必要になることも多いんです。

ですが、smallwebの場合は、一貫性があります。
3年前の事業計画をちゃんと今も実行できていて、多少やり残したことがあっても、次の計画に少し修正するだけの形で、運用できています。こんなに粘り強く、ブレない会社は珍しいほうです。

それだけに、自分がsmallwebに対してサポートしていることが2年後、3年後に結果としてはっきり現れるので、プレッシャーも感じながら、刺激のある仕事をさせていただいています。

━━ 事業の成長を数字で見続けてくださる川村さんのご挨拶に聞き入りながら、和やかに感謝会がスタートしました。


とりあえずHPは価値を確信できるプロダクト。
だからこそ、それを広めるマーケティングの取組にも全身全霊を注げます

(株式会社リラクス代表・WEBマーケティング/牧野 健人)

牧野:主にSEO・コンテンツマーケティングでサポートさせていただいています。smallwebさんとは、前身の株式会社それからデザインの時からお付き合いがあり、長らくご一緒させていただいています。

私がサポートしている仕事の一例ですが、「ホームページの作り方」など検索キーワードに対し、上位に表示させるようなコラム記事を制作し、とりあえずHPを知ってもらうきっかけづくりを担当しています。
コンテンツマーケティングの取り組みは、検索ユーザーに対し、価値のある情報を提供することが前提となるため、記事の内容は、とりあえずHPの直接的な広告宣伝ではありません。ホームページの作り方の基本知識や他社サービスの情報なども含めて、中立的な発信を行います。

検索ユーザーは、様々なホームページの作り方があること、ホームページ作成ツールにも多くの選択肢があること、そのような情報を知った上で、自然とsmallwebが開発運営している「とりあえずHP」というサービスを選んでいて、大きく成果が出てきています。

その理由は、前提としてとりあえずHPに大きな魅力があり、それがしっかりとユーザーに届いているからです。価値を確信できるプロダクトだからこそ、それを広めるマーケティングの取組に私自身大きなやりがいを感じながら、全身全霊を注げます。

━━ 日々「とりあえずHP」の認知拡大に取り組んでくださる牧野さんは、感謝会への出席は3回目。長くご一緒してくださっている牧野さんのsmallwebおよび「とりあえずHP」への深い理解、さすがです!


親戚にスモールビジネスオーナーがたくさんいて。
私も個人店が大好き、そんな人たちを心から応援できる仕事です

(株式会社smallweb・カスタマーサクセス担当/加藤 和花)

加藤:私は今年の4月にsmallwebに入社しました。前職は介護系のSaaS事業会社でカスタマーサクセスを担当していました。転職してまだ3ヶ月弱ですが、本当に入社してよかったと感じています。
smallwebに入りたいと思ったきっかけは、なんといってもミッションの素晴らしさです。

私の親族には、工務店やコーヒーショップなど、個人店や中小企業を経営している人が多く、また私自身も小さなお店や商店街での買い物が大好きです。
「小さくて無名な価値が、正しく必要とされる世の中をつくる」というミッション、事業を通して、スモールビジネスを支援し、世の中を活気づけていこうというメッセージにとても共感し、私自身のキャリアがそこに役立てるのであれば・・という思いで入社を決めました。

━━ smallwebのミッションに強く共感して、2024年4月に入社し、カスタマーサクセス部門に所属している加藤さん。これまでの経験を活かし、即戦力として活躍しています!


社員が、やりたいことに集中できる環境をつくる。
それが私の仕事だと思っています

(株式会社smallweb・カスタマーサクセス担当/あさの ひろこ)

浅埜:私はsmallwebの業務委託メンバーとして、主にカスタマーサクセス部門の補佐を担当しています。
データの入力やマニュアルの修正など、どちらかといえば地味な仕事を日々、社員の方から振っていただき、対応しています。

単調な仕事ではありますが、こうした仕事を引き受けることで、社員のみなさんがやりたいことに集中できるように支えていく、これが私の役目だと思っています。

また理念がしっかりとある会社で、雰囲気もよく、リモートでも心地よく仕事させてもらっています。
一方で、スピード感があり、日々刺激的でもあって、学ぶことも多いです。
会社がどんどん進んでいけるように、細かな業務をどんどん引き受けて、これからもサポートさせていただきたいと思います。

━━ smallwebを日々支えてくれているあさのさん。愛のあるメッセージで、社員一同感動しました。仕事も丁寧で素早く、とっても頼もしい存在です!


佐野さんとは前身の会社からずっとつながっていて。
とりあえずHPの開発に関われて、毎日が楽しいです

(株式会社cherry-pick・プロダクト開発/西城 英之)

西城:佐野さんはじめ、創業メンバーの皆さんとは、「とりあえずHP」以外のお仕事もご一緒したり、一緒にシェアオフィスに入居したり、以前より長いお付き合いをさせていただいています。

私はエンジニアとして、「とりあえずHP」のリプレース開発から携わらせていただいており、現在は、旧環境のユーザーの移行プロジェクトにまつわるツールの開発も担当しています。
smallwebさんには、協力会社として参画している立場ですが、プロダクトチームの朝のミーティングにほぼ毎日参加させてもらっています。チームワークのよさから、毎日とても楽しく仕事をさせていただいています。若手のエンジニアの成長にも刺激を受けていますね。

これからも、皆さんと力を合わせて、プロダクトをより多くの皆さんにご利用いただけるように、開発に取り組んでいきたいです。

━━ 第17期は大規模なシステムのリニューアルもあり、大きく貢献してくださった西城さん。
創業メンバーが深い信頼を寄せるおひとりでもあります。これからもどうぞよろしくお願いします!


━━ 毎年感謝会ではこうして、社員も協力パートナーも、ひとりずつ短いスピーチをします。
年に一度ですが、直接思いを共有することが、同じ方向を向いて進んでいける秘訣なのかもしれません。

━━ 最後に代表の佐野さんから今期の振り返りと、来期の計画の発表がありました。


ホームページはスモールビジネスの強力なタッチポイント。ここから、新サービスの開発や、事業提携をどんどん進めたい

今期を振り返ると、大きく3つのトピックスがあります。

1つ目は、組織全体の刷新とともに、新メンバーが多く加入してくれたことです。
smallwebは、3年前に、前身の会社から分社して設立したわけですが、結果的に単なる分社ではなく、かなり数の社員が入れ替わることになり、ほぼ新しい会社を作り直すということになりました。
本日の感謝会も、smallwebに加入して1〜2年目の社員が多いですが、素晴らしいメンバーが集まっていると実感しています。

2つ目は、「とりあえずHP」のシステムの全面リニューアルです。
サービス開始以来、初の全面リニューアルを敢行したのですが、本当に大変なプロジェクトでした・・。
途中何度も挫けそうになりながらも、プロダクトチームを筆頭に粘り強く取り組むことができたこと、そして素晴らしいシステムにリニューアルできたことはとても大きかったです。
これから限界値のないビジネス成長を、自信を持って推進していける環境になったと感じています。

3つ目は、業績がぐんぐん伸びてきたことです。
期の前半である2023年7月〜12月(当社は6月決算)は、前述の通り、システムの全面リニューアルに邁進していたこともあり、マーケティングコストは抑えながらの経営となりました。2023年12月に新システムをローンチし、そこから積極的にマーケティングを強化し、カスタマーサクセスチームにも新メンバーが続々と加入、ようやく攻めの経営に転じることができてきたわけです。
その結果、2024年4月には、月間では過去最高レベルのユーザー純増数を達成でき、さらに今月2024年6月の着地予測もそれをも上回る純増数となりそうです。
みなさんの日々の努力の積み重ねが、結果として現れていると実感していますし、来期がいまから本当に楽しみな状況です。

さて、来期のこともお話したいと思います。

現在、smallwebは、スモールビジネス向けのホームページ作成ツールである「とりあえずHP」に特化して、事業を推進しています。
しかし、私たちが本当に目指していることは、ホームページツールの利用者数を伸ばし続けることに限りません。ミッションである、「小さくて無名な価値が、正しく必要とされる世の中をつくる」こと。具体的には、スモールビジネスのDX化を支援することで、世の中をエンパワーしていくことです。

こちらの図をご覧ください。

自社ホームページは、全業種において欠かせないものであり、スモールビジネスや中小企業の特に創業初期段階においては、制作費や運営費など、費用負担が少ないことがより重要になります。

「とりあえずHP」は、誰でも簡単に操作できるという簡便性、240種類のデザインテンプレートをワンタッチで装着、丁寧なカスタマーサポートを強みとして、特に創業初期段階のスモールビジネスオーナーから選ばれ続けています。

今後は私たちのサービスを起点とし、その周辺の領域へのニーズにアプローチしていくことにも、挑戦していきます。ホームページという強力なタッチポイントを起点とし、「スモールビジネスのDX支援による世の中のエンパワーメント」を目指し、自社サービスの新規開発や機能強化のほか、相性のよい他社サービスとの業務提携にも積極的な動きをしていければと考えています。

来期は、smallweb飛躍の一年にしていきましょう!


編集後記

株式会社smallwebの感謝会2024レポート、いかがだったでしょうか。
2022年からはじまった感謝会も今年で早くも3回目。事業に関わる全員が集まる年に1度の貴重な機会ですが、オンラインでしか会えないメンバーと直に話せたり、協力会社・パトナーの皆さんもお互いの顔と役割を覚えてきて、ひとつの事業を一緒につくりあげる「仲間感」が回を重ねるごとに増しているように感じています。
感謝会に参加して実感するのは、ひとりひとりが「株式会社smallweb」と「とりあえずHP」を大切に思い、その向こうにいるユーザーの皆さんへ、いかにより良いサービスを届けられるかを考えているということ。
まだまだ大きな可能性にあふれるsmallwebの事業に関わることができるやりがいを、きっと出席した全員が感じているはずです。
来期また大きく成長して、感謝会で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

(広報担当:土佐奈穂子)

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