株式会社スマートリサーチは、中小企業領域の市場調査をはじめ、「企業価値の見える化」に取り組んでいる会社です。
東京本社から離れた新潟市で在宅勤務をしているのは、一児の母でもある大那直奈さん。普段の仕事の様子やスマートリサーチでの法人営業のやりがいについて伺いました。
営業のスキルを伸ばすために応募
――以前はどのようなお仕事をされていましたか?
法人向けのインサイドセールスをしていました。
前職はクラウドサービスを提供する会社、その前は人材サービスの会社で、どちらも大きな組織です。
――スマートリサーチに転職した経緯を教えてください。
能登半島地震の影響で、急きょ住んでいたアパートを退去しなければいけなくなって……。物件探しや引っ越しを優先するために以前の仕事をやめたんです。
生活が落ち着いてきて、経験を生かしながら自宅でできる仕事を探しているときに、スマートリサーチの求人を見つけました。
――応募の決め手は?
「社長直下で学べる」っていうフレーズを見て、どんな職場だろうと興味を持ちました。
今まで経験した仕事はトップダウンの傾向が強く、リストを元にとにかく架電するというものでした。
自分の将来を考えたとき「スキルを身に着けられる」「長く楽しく仕事ができる」といった点も大事にしたいと思い、スマートリサーチに応募したんです。
――面接の様子はいかがでしたか?
オンライン面接でしたが、カジュアルな雰囲気で話しやすく、私が思っていた会社像と良い意味でギャップがありました。
実は面接当日に子が発熱してしまい、同席させてもいいか直前に相談したんです。そうしたら快く受け入れてくださって「ここで働きたい」という気持ちが大きくなりました。
お客様にスポットライトが当たる「きっかけ」になる仕事
――現在の就業状況について伺えますか。
アルバイトとして在宅勤務をしています。
働く曜日・時間帯は希望制で、私の場合は平日の週5日、9時~16時で働くことが多いです。シフトは柔軟に調整してもらえるので、保育園に子どもを迎えにいく時間に合わせて退勤したり、ライフスタイルに応じた働き方ができます。
――仕事のやりがいは?
魅力的な中小企業のことを全国の方々に広める。その出発点になれることですね。
企業の経営方針や事業に込める想い、実際の取り組みなど、さまざまな観点から魅力を知ることができて、「この企業のことをたくさんの方に知ってほしい」という思いが強くなります。
一方で、企業がその良さを伝えきれずに、埋もれてしまっていることも少なくありません。だからこそ私の仕事で、その企業が認知される一つのきっかけになれば嬉しいです。
――「中小企業を応援したい」といった気持ちは昔からあったのですか?
この仕事を始めてからなんです。「日本にはこんなにたくさんの素敵な企業があるんだ」と驚きました。
在宅勤務だからこそプライベートも両立できる
――社長直下で働ける点についてどんな良さがありますか?
スキルアップのために寄り添ってもらえて、日々成長を感じます。営業の音声を送ったら随時フィードバックをくれますし、おすすめの本を紹介してくれることもありますね。
学びを生かして行動に移し、その結果を踏まえて改善と次の検証をする。それを繰り返す中で「営業って楽しいかも」という気持ちが日に日に強くなっています。
――在宅勤務ならではのメリットは?
新潟は車社会なので、保育園の送迎もそうですけど、自宅から離れたところに出かけることが多いんです。在宅勤務であれば出勤やその前後の手間がないので、時間を有効に活用できます。
休憩時間に家事をやっておくことで、夕方は子どもと過ごすことに集中できるのも嬉しいです。
――ベンチャー企業であることも働きやすさに良い影響がありそうです。
そうかもしれませんね。
例えば子どもが急に熱を出したら、「保育園に迎えに行かなきゃ」「午後から仕事を休まないと」と予定を変更することが多いと思います。そんなとき、社長との距離が近いからこそ気軽に相談できます。
――スマートリサーチの本社は東京ですが、普段の仕事に支障はないですか?
まったくないんです。仕事に使うパソコンやスマホも支給してもらえるので、設備が整っていない人でも安心ですよ。
悩んでいる女性にこの働き方を知ってほしい
――この会社での展望についてお願いします。
直近の目標としては、アポイントをいただいた後の商談まで担当できるようになりたいです。
最終的には、自分がアプローチした社長様を継続的にご支援できたらと思います。スマートリサーチは社員の意向を汲んでチャレンジを後押ししてくれる会社なので、自分に実績がついてきたら相談したいですね。
――これからどんな人になりたいですか?
ゆとりのある人でしょうか。仕事をしながら、家事も子育ても楽しんでるみたいな。
母親として、女性として充実した生活を送ることができればいいなと思います。
――最後に、キャリアに悩んでいる女性に向けて一言お願いします。
「在宅勤務ってよく分からない……」と食わず嫌いみたいになっている方が結構いらっしゃると思います。けれど、在宅勤務でも自分の希望する仕事はできるし、「勤務時間」や「就業場所」などを理由に働くことを諦める必要もありません。
在宅勤務という働き方を、キャリアに悩んでいる多くの方に知ってほしいです。