目次
ハルカさんについて
「やってみたい」が背中を押した、スタートの瞬間
社長の距離、ゼロメートル。スタートアップのリアル
任されたら、やる。ゼロから作り続けた2年間
「つくること」を通して学んだ、大事なこと
「普通じゃできない経験をしたインターン」
ハルカさんについて
- 所属期間:大学2年の3月〜大学4年の3月(約2年間)
- 業務内容:デザイン、発注、翻訳などのクリエイティブ領域全般
- 大学:慶応大学
- 好きな動物:ねこ
「やってみたい」が背中を押した、スタートの瞬間
——インターンを始めたきっかけは?
大学のサークルの先輩がSVのインターンを卒業するタイミングで「誰か後任いない?」って話があって。ちょうど私も「何か始めたいな」と思ってた時期で、まさに“渡りに船”でした。VCのことは全然知らなかったけど、「英語やデザインの仕事がある」と聞いて、直感で「ここでやってみたい」と思ったんです。
——VCで働く上でクリエイティブ部門を選んだ理由は?
何かをつくるのがずっと好きでした。高校生の時にデザイン系の学校への進学も考えていたくらい。だから、実際に業務でデザインや英語を使える環境に惹かれました。漠然と「スタートアップ業界っておもしろそう」くらいの興味はあったけど、最初は「働いてみたらどうなんだろう」っていう感じでしたね。チームとしてはSVでコーポレートで経理をやっている石原聡子さんと、私の2名がクリエイティブ周りをやっていて、SVの代表の木下さんからタスクが急に振られたり、他のメンバーにもこういうことができないかと言われたりの日々でした。
社長の距離、ゼロメートル。スタートアップのリアル
——インターンを通して、印象に残ってることは?
何もかもが新鮮でした。人数の少なさ、社員の年齢層、社長の近さ、スピード感、イベントの空気…。スタートアップってこんなに動きが早くて、こんなに自由なんだ、って思いました。突発で「運動会(2023年に開催した「スタートアップ運動会」)やるぞ!」みたいな感じでイベントが始まったりして(笑)。会社というより“動いてるチーム”という感じでしたね。
2023年開催のスタートアップ運動会のパンフレット制作をしたのもハルカさんでした
——SVってどんな雰囲気の会社だと思いましたか?
「今まで見たことない景色を見せてくれる場所」だと思います。
メンバーも個性が強いし、それぞれが自分の得意なことに向き合っていて刺激が多かった。私ができないことをサラッとやる人がたくさんいて、それが素直にかっこよかったです。
配布用の起業しろハイチュウ
任されたら、やる。ゼロから作り続けた2年間
——具体的にはどんな業務を?
主に、イベント用のグッズや会社ノベルティの企画・デザイン・発注をしていました。
たとえば「起業しろハイチュウ」「トレカ風の投資先紹介カード」「スカイランド運動会のパンフレット」「SVのオフィスの投資先ロゴのウォール」など。イベント用のグッズなどは2週間~1ヶ月くらい前のタイミングでこういうのを作りたいと振られて、コンセプトから納品までやるので、ミスが許されない緊張感はありましたね。
SVのオフィスの投資先ロゴのウォール
——期限が決まっている仕事が多くプレッシャーもあったのでは?
最初の頃は、「ミスしたらどうしよう・・・・」って毎回思ってました(笑)。
特に、デザイナーの経験があった訳ではなかった中でllustratorの使い方から印刷発注のやり方まで、全部自分で調べて対応しましてたのでやりがいも大きくなると同時に責任も感じてました。YouTubeやWebを漁ったり、印刷会社に直接足を運んだりしましたね。そういう状況、ベンチャーらしいですよね。でも、私はそういう環境、嫌いじゃなかったです。
「つくること」を通して学んだ、大事なこと
——デザイン業務で意識していたことはありますか?
こだわりすぎないこと、です。自分のデザインに固執すると、依頼されたものからズレてしまうことがある。だから、完成度20%くらいで一回見せて、方向性を合わせながら仕上げていく。これがすごく大事でした。
短納期やイレギュラー対応も、やりきれたのは最初の段階でしっかりすり合わせができていたからなのかなと思ってます。
投資先の会社の代表をトレーディングカード風に!
「普通じゃできない経験をしたインターン」
——この経験、就活では活きましたか?
スタートアップ業界に進むわけではなかったけど、「大学時代にどんな活動してましたか?」と聞かれたとき、SVでの話はよくしてました。普通のバイトじゃ得られない責任感とか、裁量のある働き方ができたことは、自分の自信にもなりましたしいろんな方に関心を持ってもらえるエピソードにもなりました。
ハルカさんは大学卒業までの2年間SVでのインターンを経て、大手メーカーで働くことになりました!