オフィス移転というと、多くの人がまず「居抜き」か「セットアップオフィス」のどちらかを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし実は、その2つのあいだには第3の選択肢があります。それが「スケルトンオフィス」です。
「スケルトン」と聞くと、「内装工事が必要で大変そう」「コンクリート打ちっぱなしのまま使うなんて現実的じゃない」というイメージを持つ方も多いかもしれません。ですが、スケルトンオフィス東京が提案しているのは、そのままの空間に好きな家具・アート・観葉植物を持ち込むだけで、工事なしにかっこいいオフィスをつくるという発想です。
3つの選択肢を比べてみる
オフィス移転の際によく比較される3つのタイプを、初期費用・入居までの期間・デザインの自由度・リスクという軸で整理してみます。
なぜスケルトンオフィスはコスパが良いのか
スケルトンオフィスがコストを抑えられる理由は、「退去時の原状回復を前提としない」という構造そのものにあります。一般的なオフィスは、退去のたびに内装を解体し、次の入居者がまた内装工事にお金をかけるというサイクルを繰り返します。スケルトンオフィスはこのサイクルを断ち切り、工事と廃棄のコストをかけない分、賃料や初期費用に還元されやすい仕組みになっています。
つまり、居抜きのように前テナントの内装リスクを背負うこともなく、セットアップオフィスのように割高な賃料を払う必要もない。工事をしない分、費用も時間も無駄がなく、それでいて「THEオフィス」的な均質な空間にはならない、というのがスケルトンオフィスの立ち位置です。
かっこよさは、工事ではなく「持ち込み」でつくる
「工事をしない」と聞くと、殺風景な空間を想像するかもしれません。しかし実際には、天井が抜けて配管がむき出しになったコンクリートの空間は、それ自体がすでに個性的な下地です。そこに好きな家具、照明、アート、観葉植物を置くだけで、他社にはない自社らしい空間がつくれます。
スケルトンオフィス東京の渋谷本社も、社員が自らDIYでつくり上げたオフィスです。「自分たちが働きたい空間を、自分たちの手でつくる」という体験は、単にコストを抑えるだけでなく、チームの一体感やカルチャーづくりにもつながっています。
まとめ
成長企業のオフィス移転の選択肢は、居抜きとセットアップだけではありません。工事ゼロで、コストを抑えながら自分たちらしい空間をつくれる「スケルトンオフィス」という第3の道があります。
「内装工事にお金をかけず、かっこいいオフィスに移転したい」
そんな企業にとって、スケルトンオフィスは今もっとも合理的な選択肢のひとつです。
