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METCHの海外就職リアル ー 死ぬまでにやりたいことを叶えるために、ベトナムへ。

こんにちは!採用担当のASHAです。
今回はSHIFT ASIAの開発プロジェクトマネージャーとして日々成長を続けるMETCHにインタビューしました!

ー自己紹介をお願いします!

 METCHです。愛知県出身の27歳です。2020年7月にSHIFT ASIAに入社し、日本でのリモート業務、渡航、強制隔離を経て、11月から無事にベトナムでプロジェクト推進に従事しています。ベトナムでの暮らしぶりは日本にいた頃と大差ないのですが、休日は妻と市場に買い物に行って一緒に料理をすることが日課です。

ー今までの経歴を教えてください!

 小・中・高と大学までを愛知県で過ごし、社会人になるまで愛知県以外の場所で住んだことはなかったです。大学時代を振り返ると、一言で言えばどこにでもいるようなどうしようもない大学生で、飲み会ばかりで不摂生な生活を送っていました。(笑)

 そんな怠惰な日々の中でも、アルバイトでお金を貯めては海外旅行によく行っていました。東南アジアなどの日本とはかけ離れた国でバックパッカーとして旅をしていたことは今の自分を作った大きな要因だと思います。特にインドでは「こんなに混沌としていて日本とは180度違う国があるのか…」と衝撃を受けました。そこからますます海外への興味を持つようになりました。

               バックパッカーの旅。インドの旅先で。

 在学中はなんやかんやで海外に対する興味を持ち続けていたものの、卒業後は当たり前のように就職し、IT企業で営業としてキャリアをスタートさせました。そこから4年間はとにかくがむしゃらに働きましたね。当時は公立系の病院に対して医療関連のシステムや機器の開発販売をする部署で営業として働いていました。リリース近くになると100人近くの人間が終日病院内でそれぞれの作業に没頭するなど、担当プロジェクトに関わるスタッフの管理やお客様との折衝などはかなりハードでしたが、とてもやりがいがありました。

ー海外に転職するきっかけは何だったんですか?

 大変ながらも充実した社会人生活を送っている中で、なぜ会社を辞めてベトナムという地で働くようになったのかはいろいろな理由があります。まず私は昔から漠然と「経営者になりたい」という思いを持っていました。そんな中、大学を卒業してから当たり前のように会社員として働いている自分に対し、次第に「このままでいいんだろうか?」という疑問がフツフツと湧いてきたんですね。

 次に、社会人4年目に実家の愛犬と大学時代に仲の良かった同期の友人が亡くなったことにも大きく影響を受けました。今まで人間の死にあまり接してこなかった自分としては、「人はいつか死ぬ」ということを実感した出来事でした。

 そうした体験を経て、どこかのタイミングで起業する前に、あらためて「自分が死ぬまでにやりたいことをやっていこう」と思うようになりました。その筆頭が「若いうちに一度海外で働いてみたい」ということでした。これは数年働けば満足できるだろうと思ったので、まだ20代の元気なうちに急いで行動に移すことにしました。

その結果、今ベトナムで働いています。

ーちなみに、なんでベトナムだったんですか?

 ベトナムを選んだ理由は実にシンプルで、そのタイミングで入国可能な国が私の知る限りベトナムと台湾しかなかったからです。前職には半年前に退職の意向を伝え、当初は短期間インドの語学学校に通って英語を勉強しながら現地で仕事を探すという計画で準備を進めていました。しかし実際に会社を辞めて後は行くだけだというタイミングで新型コロナウイルス感染症の影響でインドへの渡航が困難になってしまいました。

 当初の計画が振り出しに戻り、代わりにどこの国なら行けるかなと模索する中、台湾とベトナムはコロナ禍でも入国が可能であることが分かり、現実的な選択肢として浮上しました。実はそれまで旅行でもベトナムに行ったことはなかったんですが、台湾とベトナムを比較した時、「日本と文化の違いが大きい方がおもしろそうだ」と考え、ベトナムを選択しました。

ー実際、来てみてどうでしたか?

 実際にベトナムのホーチミンに来てみて驚いたのは、ホーチミンは思った以上に都会だったということです。基本的に日本にあってベトナムにないものは地下鉄や新幹線くらいかなと思っているくらいなので、生活する上であまり不便は感じていません。むしろプライベートでのストレスは日本よりも減ったので、その分仕事に集中できる環境が整っているように感じています。日本と比べるとずいぶん安い家賃でジムやプール付きのマンションに住むことができるので、仕事が終わった後に筋トレをしたりやプールで泳いだりしてストレスを発散しています。日本にいた時は、平日はほぼ仕事で一日が終わっていたのに対して、平日でもしっかりとオンオフを切り替え、オンの時はしっかり仕事に集中するという習慣をつけることができたことは良かった点です。結果的には、渡航先としては正解だったような気がしています。


ーSHIFT ASIAへ入社したきっかけは何でしょうか?

 SHIFT ASIAへの入社を決めた理由は、2点あって、1点目はベンチャー感が強く、会社としても大きく伸びている点。2点目は駐在員がいない点です。

 私は何か特定のスキルを学びたいというよりも、すごいスピードで成長を続けている会社の中で仕組みづくりやどちらかと言えば経営に近い立場で働きたいという目的がありました。そのため、日本のSHIFTを中心に成長を続けているSHIFTグループの一員であり、かつ駐在員などがおらず個人に一定の裁量が与えられているSHIFT ASIAが合っていると考えました。

 実際に入社してみて、会社の成長スピードには驚くばかりです。例えば、私が入社した当初のベトナム人社員の人数に対して、6ヵ月経過した今では50人程度増えてます。また、事業領域も拡大、変化し続けています。私が入った当初はソフトウェアテストが中心だったんですが、その後、急速に開発部門が強化され、今ではテストと開発の比率が5対5になるまで開発事業が大きく伸びてきています。SHIFT ASIAがテスト専業からテストと開発の両輪を備えたオフショア開発会社に変革を遂げようとしている中、個人としても毎日さまざまな学びを得られる環境にあることは間違いないと思います。その意味で、入社前に抱いていた印象と実際の会社の雰囲気や仕事内容にはあまりギャップは感じていませんね。面接当初から感じていたSHIFT ASIAのイメージと、実際に入社した後の印象に差異はなかったですね。実際、会社だけでなく、ベトナムも日々の変化がとても激しい国なので、新しいことにチャレンジしたいという自分には向いていると感じています。

ー今の仕事内容を教えてください!

 開発部門のPF(プロジェクトファシリテーター)です。営業出身で開発現場は未経験だったため、いろいろと覚えなくてはいけないことはたくさんありますが、苦労しながらもやりがいを感じています。

 PFの役割を簡単に説明すると、いわゆるプロジェクトマネージャーに近い役割になりますが、グループ会社やお客様からの要件を正しく理解して開発者に伝える、そしてそれが正しく納期通りに実装されているかを管理することです。PFには開発者がスムーズに個々のタスクを実行できるようサポートする「気配り」能力や高いコミュニケーション力が求められますが、そのためには開発フローを仕組み化し、タスクをより細分化して工数をうまく管理していくことが重要だと感じています。

 苦労する点としては、緊急の不具合等が発生して迅速な対応が求められている際に、ベトナム人開発者に迅速に正しく状況やタスク内容を伝えることです。やはりオフショア開発ではコミュニケーションコストが掛かります。SHIFT ASIAには日本語が話せるベトナム人エンジニアが多数在籍していますが、細かな日本語のニュアンスがうまく伝わらない時は日本語と英語の両方を駆使して理解してもらうように努めています。私自身、英語のレベルがまだまだ未熟なので、英語力についてもレベルアップして、いかにコミュニケーションコストを削減できるかが今後の課題かなと考えてます。



ーSHIFT ASIAではどんな人が活躍できると思いますか?

 入社した理由の中でも触れましたが、SHIFT ASIAはものすごいスピードで成長を続けている会社です。「さまざまな最新テクノロジーを活用したプロジェクトに参加したい」「マネジメントを学びたい」「グローバルな環境で働きたい」など、入社する目的は人それぞれ異なって当然だと思います。

 ただ、当社で働く上では、自分が主体的に組織をつくっていくという姿勢が非常に重要だと感じています。この組織づくりというのは、例えば、開発部隊の業務標準化や営業プロセスの標準化など、さまざまな形があります。共通するのは、日々の業務に付随する小さな課題を見逃さず、自ら手を挙げ、チームを巻き込みながら改善に向けて取り組んでいくことが大事になります。実際、それらに対してやりがいを感じることができる人がSHIFT ASIAで活躍することができる人材だと思っています。

これから新しく仲間になってくれる人たちへ一言お願いします!

 手を挙げれば、やりたいことができるよ!!

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