2015年新卒入社の三浦さん。
「学校の先生になりたい」という教育への想いからキャリアを考え始めた中で、縁あってシェイクに入社。 入社後は、自身の強みである「人への深い興味」を武器に、コンサルタントとしての専門性を磨き続けてきました。現在は、企業の人事の潜在的な声を形にするプロフェッショナルとして、多くのクライアントに寄り添って価値を創出しています。
今回は、教育への強い関心があった三浦さんがシェイクとどのように出会い、入社に至ったのか、そしてシェイクの仕事のやりがいや成長、今後の展望について伺いました。
原体験は教育への想い。教育から企業の人材育成への転換のきっかけは「会社そのものへの共感」だった
ーーまず始めに、就職活動をしていた当時、どのようにシェイクと出会い、シェイクへの入社を決められたのか、そしてその背景にある想いについてお聞かせください。
実はもともと、小学校6年生の頃からずっと学校の先生になりたいと思っていたんです。小学校2年生の時の先生が憧れの人で、そういう人になりたいとずっと意識して生きてきたので、大学も教育系に進みました。
なので、当初は普通の就職活動をするつもりはあまりなかったんです。教育系NPOのインターンだけ受けようかな、と考えている程度でした。そんな時、ある教育系NPOの代表の方の講演を聞きに他大学に行ったのですが、その会場の2階で外資系ベンチャーなどが集まる合同説明会が開催されていたんです。
そこで偶然「人材育成企業」というのぼりを出していたのがシェイクでした。教育には興味がありましたし、話を聞いてみると面白そうで。自分の教育への想いをぶつけたところ、深く共感してもらえたことが非常に大きかったですね。
ーーその場にシェイクが参加していたんですね。
はい、そうです。当時は今では考えられないような採用活動のアプローチで、東京を拠点にした企業なのに関西の大学まで来て、学生一人ひとりに声をかけていました。前後に台風が来ていて、開催も危ぶまれるような日だったのですが、入社後に「三浦が来てくれて本当に良かった、よく入ってくれたね」と言われたのを覚えています。
印象的だったのは、とにかく話をじっくり聞いてくれたことです。当時、私の問題意識として、強い想いを持って先生になった優秀な人たちが、数年経つとうつ状態で辞めていってしまうというものがありました。「自分もそうなってしまうのではないか」という不安と、「なぜそうなってしまうのか」という問題を解決したいという想いを持っていたんです。
その想いをシェイクの人たちに話したときに、「その問題意識、いいね」と共感してもらえたことで、そこから教育・人材育成系の会社を本格的に探し始めました。
最終的にシェイクに決めた理由は、自分が最も大切にしている人材育成の考え方とマッチしていたからです。特定の思想や理論を押し付けて人を育てるのではなく、「ありのままに人が生きる中で、本人がやりたいことを等身大で表現できるか」ということを体現している会社だと感じました。シェイクなら自分も無理なく取り組めますし、自分自身も共感しながら育成に携われるというストーリーが描けたんです。
ーーなるほど。会社のあり方そのものに共感をしたんですね。選考のタイミングでもそういったことを感じられたんでしょうか。
当時の選考では、複数名のメンバーとお会いしました。その後、東京での選考インターンがあり、そこで行われた代表の吉田さんとの「車座の対話」が強烈に印象に残っています。
吉田さんは、ご自身のコンプレックスなどの弱みを、学生である私たちにさらけ出して自己開示してくれたんです。社長がこれほどまでに自身の弱みエピソードを語る姿は、当時の私にとって衝撃的で、本当にびっくりしましたね。「社長がこれほど自己開示を自然に行う組織なら、自分も率直に想いを表現(自己開示)できる」と、改めて組織への共感を感じて、入社を決めました。
メンバーからもらえる刺激がお客様への貢献につながる喜び
ーーー共感をし、入社を決めたシェイクでこれまで行ってきた仕事について、どのような点にやりがいを感じていますか?
やりがいは大きく分けて2つあります。
1つは、個人として「お客様への貢献」ができていると感じられることです。 ちょうど先ほどクライアントへの訪問を終えてきたところなのですが、そこでも改めてそのやりがいを感じました。
例えば、大企業の人事部長クラスの方であっても、自社の組織課題がどこにあるのかを常に明確化できているわけではありません。そうした際に、「私は現場を拝見して、管理職の方々にこういった課題があるのではないかと考えました」と、こちらから仮説を提示させていただくんです。そこから課題について一緒に対話をし、組織課題を見出していくプロセスに自分自身の存在価値を感じます。自分の介在によって組織に大きなインパクトを与えられることは、この仕事の醍醐味ですね。
もう1つは、チームで動くことで生まれる価値の面白さです。 現在、自分のチームのメンバーと一緒に動いていますが、自分一人では決して生み出せないような価値が生まれる瞬間があるんです。
メンバー同士が、お互いに「ああ、そういう視点があったのか」と刺激し合う場面が多くあります。それは単なる足し算ではなく、お互いが「変数」となって影響し合う、まさに掛け算のような感覚です。そういった経験を重ねて、今だと自分一人の変数だと生み出せるインパクトは小さいな、という感覚を持ってしまうくらいです。それぞれのメンバーとの掛け合わせで生まれる価値を面白いと感じるし、その方がインパクトが大きいと思っています。
「孤独なリーダー」の理解者としての介在価値。「発せられていない声」に耳を澄ます
ーーそういったシェイクで働く中でのやりがいを感じながら行ってきた仕事だと思いますが、シェイクでの仕事を通して一番成長した点を伺っても良いですか。
1番はやはり、徹底した「顧客視点」が磨かれたことです。少し語弊があるかもしれませんが、お客様の「発せられていない声」が聞こえるようになってきた感覚があります。
その場にいるお相手が今どんな気持ちでいるのか、あるいは何を望んでその言葉を発しているのか、などを感じられるようになりました。もともと人の背景を理解することには興味があったのですが、シェイクでの経験を通じて、それを単なる感覚ではなく「意図的に使えるスキル」として磨き上げることができたと感じています。
ーーその鋭い感覚は、どのような経験を通じて身についたのでしょうか。
日々の問い立てや洞察、そして周囲からのフィードバックの積み重ねですね。あとは何より、お客様のシビアな反応です。渾身の提案が響かなかったり、受注に至らなかったり……。「自分が考え抜いたことは、相手にとって意味がなかったのではないか」と思ってしまうような場面もありました。シェイクはお客様とのかかわりを通して自分なりに考えて提案する、ということを常にやるような環境なので、自然と身についていったのだと思います。
また、私自身、相手の真意をキャッチできなかったことに対して、非常に「悔しい」と感じるタイプなんです。「なぜあの時、言葉の裏側にある想いを汲み取れなかったのか」という申し訳なさを感じてしまったりするので、そういった感情がさらに視点を磨く原動力になっています。
ーー「顧客視点」を通してこれから行っていきたい「貢献」について、どのようにお考えですか?
私は、「誰にもわかってもらえない寂しさ」を抱えている方に寄り添い、共感したいという想いが強くあります。本人が本当に伝えたいと思っているのに、周囲の誰にも届いていない……もしそういう状況があるのなら、自分だけはその一番の理解者でありたいし、力になりたいと思っています。
仕事を通じて多くの方のお話を伺う中で、「本当はこうしたいけれど、組織の事情でできない」といった、いわば忖度せざるをえないという葛藤の声をたくさん聴いてきました。そうした表に出せない「本当の想い」を分かりたいという欲求が、私の根底にはあります。
一言で表現するなら「孤独」という言葉がしっくりきます。組織の中で自分の想いが共感されないのではないかと不安を感じている「孤独な人事担当者の方」など、そうした方々の心に寄り添い、共に歩んでいくことに、私は自分の介在価値を置いています。
シェイクは「嘘がつけない人」が、互いを尊重し合う場所
ーー三浦さんから見て、シェイクで働く仲間はどんな人たちですか?
メンバーの言葉を借りれば、「嘘がつけない人」の集まりですね。 嘘を「つかない」のではなく、良い意味で不器用なまでに正直なんです。自分自身含めて、質問とかコミュニケーションも割とストレートだなと思います。正直であるということを大切にしている人が多いなと思います。
あとは、相手を尊重するという基本姿勢があるというのは言えると思います。相手のことを完全に理解したり共感したりはできなくても、基本は尊重する雰囲気があります。
シェイクには「7:2:1の制度」という、HRC部門のメンバーであれば業務時間の7割をクライアントワーク、2割を組織づくり、1割を個人のマイテーマに使っても良い、という制度があります。忙しかったりするとそういう制度は形骸化してしまったり、「何に時間を使っているんだ」という声が出てきたりしそうなのですが、そういった相互尊重の姿勢があるからこそ制度がちゃんと存在し続けていたり、忙しい中でも1の時間を使うことがちゃんと守られるというところはシェイクの仲間がつくっている雰囲気だと思うし、個人的に好きなところです。
ーー最後に、これからの展望について教えてください。
少し抽象的になるのですが、これからは「深さ」と「広さ」をもっと持つことをやっていきたいです。「深さ」については人材育成や能力開発のコンサルティングや組織開発の専門性をさらに深めていくことを目指しています。「広さ」はやりがいのところでも話したのですが掛け算の変数をもう少し増やしていきたいと考えていて、やっぱり誰かと何かを一緒にやるというのは楽しいなと思ってるので、そういう機会は増やしたいなと思っています。具体的な話でいうとMBAを取って専門性を高めたり、違う事業にチャレンジするプロセスで掛け算をつくっていくとか、そういったことにチャレンジしていきたいと思っています。
シェイクには、「この人たちとなら頑張れる」と思わせてくれるメンバーの存在が自分にとって強い求心力になっていると感じています。この魅力的なメンバーとともに、新しい「掛け算」を世の中に生み出し続けていきたいですね。