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「最後の1社で、キャリアが変わった」 元クラフトビール店員がマーケターとして活躍するまで

「お客さまに喜んで欲しい」がマーケター職を目指すきっかけに

株式会社SGP Webマーケティング事業部 リーダー職 野口 紗朗
大学卒業後、クラフトビール専門店にて2年間、接客や店舗運営に携わる中で、Instagramアカウントの運用を通じた店舗のブランディングや集客施策を経験。その過程でWebマーケティングに強い関心を持ち、株式会社SGPに入社。 現在は、ディスプレイ広告を中心とした施策立案に取り組み、ユーザーの行動データを活用した戦略的な広告運用に従事。

「お客さまに喜んで欲しい」がマーケター職を目指すきっかけに

ーーもともとはクラフトビールのお店で働いていたとお聞きしましたが、前職までのご経歴を教えてください。

大学卒業後、学生時代からアルバイトをしていたクラフトビール専門店に就職しました。就活時に明確なキャリアの方向性が定まらない中で、社員として必要とされる嬉しさを感じたことや、クラフトビール、接客が好きだったことが決め手でしたね。

店舗では、接客や調理に加え、イベントの企画実施、在庫や売上管理、季節限定メニューの開発まで幅広い業務を担当していました。また、InstagramやXでの毎日投稿を通じた店舗のPRや、スタッフの教育にも携わり、運営全般を支える役割を担っていました。

ーーかなり幅広い業務を担当されていたのですね。そこからなぜ未経験でマーケターを目指そうと思ったのですか?

月に1回のイベント企画やSNSを活用した集客活動を行う中で、お客様の興味を引く施策の難しさと奥深さを実感しました。クラフトビール好きの方に刺さるイベントや、地元のお客様に喜ばれる企画を考え、その反応を間近で見られることに大きなやりがいを感じていました。

しかし、店舗業務と並行しながら、企画や集客業務に取り組むには時間が限られ、より本格的にマーケティングに携わりたいという思いがどんどん強まりました。

小規模な店舗運営にとどまらず、より広い視点で販促やPR戦略を考え、より多くの人に影響を与えられる人材を目指したいと考えるようになったことがきっかけで、Webマーケティングを学べる会社への転職活動を始めました。

他社に行くか迷っていた時に受けた最後の1社がSGPだった

ーーSGPに入社の決め手はなんだったのでしょうか?

実は転職活動の終盤、マーケティング職への応募はすべて不採用となり、内定をいただけたのは営業職のみだったんです。内定を承諾するか悩んでいた中、どうしてもマーケティング職への想いを諦めきれず、最後に応募した企業がSGPでした。

特に選考で印象的だったのは二次面接でしたね。堅苦しい面接ではなく、雑談のような雰囲気で1時間ほど会話が弾み、自分のキャリアについて深く考える機会となりました。その中で、これまで以上に「マーケティングをやりたい」という気持ちが明確になり、一緒に話した方と「ここで働いてみたい!」と強く感じました。

また、企業理念である「顧客のビジネス成長にコミットし続ける」という考え方が、私が前職で大切にしていた「お客様に楽しんでもらう」という価値観に重なり、強く共感も感じていました。この理念のもと、自分のマーケティングスキルを磨き、成長していきたいという想いで入社を決意しました。


ーー入社直後、不安などはなかったですか?どのように業務に慣れていったのでしょうか?

広告業界について何も知らない状態で入社したので、不安を抱えながらのスタートでした。業務に触れる中で、自分が広告の基礎知識すら持っていないことを痛感し、「指標」の言葉の意味も分からないまま作業を進めることもありました。最初は、自分が取り組んでいる業務の目的をすぐに理解できず、正直戸惑うこともありましたね。

しかし、一つひとつの作業をこなしていくうちに、少しずつできることが増え、その積み重ねが自信につながっていきました。対応できる業務の幅が広がるにつれて、点と点がつながり、広告運用の全体像が見え始めたのを実感しました。その頃から、アシスタント業務だけではなく、案件の担当を任せてもらえるようになり、より責任のある業務にも挑戦できるようになりました。

日々学ぶことが多く大変ではあるものの、自分の成長を感じられる環境が楽しく、気づけば担当案件数も増えていました。新しい業務を任されるたびにやりがいを感じ、自分のスキルアップにつながることが大きなモチベーションになっています。

入社3ヶ月で初案件を担当。試行錯誤を重ね、成果にこだわり目標を達成

ーー自分の成長を感じられた環境だったことが大きかったのですね。今まで担当したプロジェクトで、印象的だったプロジェクトを教えてください。

入社して3ヶ月が経った頃、初めて担当した案件が美容クリニックのWeb広告運用の案件でした。入社2ヶ月目から分析に携わり、特にポテンツァ(施術メニュー)のCPA(※)が目標の約2倍と課題が大きい状況でした。改善のために、バナーを月100本、広告動画を月40本制作し、運用を繰り返しながら試行錯誤を重ねました。

その結果、運用ノウハウを学びながら改善を重ね進め、担当開始から4ヶ月でCPAを最大3分の1まで削減し、目標を達成しました。さらに、CPAの達成後は来店率や売上向上という新たな課題に直面しましたが、単なる予約獲得だけに留まらず、高単価メニューの契約を促す施策を考えるようになりました。

成果に向き合い続けた結果、クライアントからも「なんでこんなに予約が取れるようになったのか?」と運用手法を評価いただいたことがとても嬉しかったです。
広告運用の枠を超え、クライアントのマーケティング全体に関与している実感があり、より深い課題解決に挑戦できることに難しさとやりがいを感じています。

※CPA=1件の成果や顧客を獲得するために、どの程度の広告費用がかかったのかを表す指標

"察する力"で掴んだ、成長の糸口

ーー入社して7ヶ月が経ち、今ではリーダーとして、チームを引っ張る一員として活躍していますよね。仕事をする上で大事にしていることがあったら教えてください。

常に受け身ではなく、主体的に行動することを大切にしています。学生時代、複数の飲食店でアルバイトをする中で、お客様に呼ばれてから動くのではなく、必要とされる前に察知して行動する習慣が身につきました。

入社当初は何も分からない中でも、自分にできることを探し、積極的に動くことを心がけました。例えば、予算進捗の確認方法を教わった際には、全案件の予算進捗をチェックし、異常があれば、担当者に伝えて必要に応じて調整するなど、先輩や上司の役に立ちたいという思いで、自分が対応できることを模索していました。

また、仕事をする上でのコミュニケーションも大切にしており、一緒に働くなら仲良く、楽しく取り組みたいという姿勢を持っています。

自分にはまだ足りない部分が多いため、慢心せず成長し続けることを意識しています。現在は、特に苦手なプレゼンのトレーニングに取り組み、スキル向上に励んでいます。

より上流の支援に挑み、 個の成長をチームの力に

ーーありがとうございます。最後に、マーケターとしての今後のビジョンを聞かせてください!

これまで、広告運用の実務を通じて主体的に学び、試行錯誤を重ねながら成長を実感してきました。未経験からの挑戦でしたが、案件を任されるようになり、成果を上げることの面白さを感じるとともに、新規サービスや商品の企画、ブランド戦略など、より深くマーケティングに携わっていきたいと考えています。

今後は、自分のスキルをさらに磨くだけでなく、チーム全体で成果を最大化できる仕組みづくりにも挑戦したいと考えています。個人の成長がチームの成長につながり、より大きな成果を生み出せる環境をつくることで、会社の成長に貢献していきたいです。

さいごに

SGPでは未経験からマーケターを目指したい方の採用を積極的に行っています。少しでも興味をもっていただいたら、以下よりお申し込みをお待ちしております。

https://www.wantedly.com/projects/1959718

▼会社HP

https://sgp-net.com/




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