環境コンサルティング事業本部とは?
サティスファクトリーの二大事業本部のうちのひとつ、
「環境コンサルティング事業本部」。
こちらの事業本部では環境に関する、お客様が抱える課題や
お悩みなどの解決に向けたコンサルティングをしています。
具体的には、
・eduCycle(エデュサイクル)…環境教育事業
・海外事業…ベトナムを中心とした廃棄物・排水分野の開発支援事業開発
・再生可能エネルギー事業…太陽光パネルの普及、設置の促進
・企業のサスティナビリティ向上のためのコンサルティング
などの事業を展開しています。
詳しくはこちら↓
今回は、そうした事業のうちの一つ、「eduCycle」について詳しくご紹介します!
eduCycleとは?
当時新卒1年目の社員が中心となり始まった、
サティスファクトリーオリジナルの環境教育事業です。
アパレル企業や製造業等で、普段は廃棄されてしまうサンプル品を使用し、
ワークショップを開催しています。
アップサイクルの観点に立ったワークショップは、
環境への意識を高めるだけではなく、
新しい価値を自分の⼿で「つくる」楽しさやよろこびを得ることのできるプログラムです。
また、提携企業様へはCSR、ESGの取り組みや、
集客・マーケティングイベントの一環として活用して頂いています。
具体的には、どんなことをしているのでしょうか?
また、担当者はどんな想いをもって「eduCycle」に取り組んでいるのでしょうか?
実際に担当者にインタビューをしてみました!
社員インタビュー!
今回インタビューするのは、「eduCycle」事業の中心メンバーである岩渕さんです。
普段は営業事務のトップとして営業のサポートをしながら、
「eduCycle」イベントの企画、運営も担っています。
岩渕さんは、工作や絵を描くことが得意だそうです。
さらに5人兄弟のご家庭で育ち、小さい子の面倒をみるのも好きなため、
まさにこの事業に適任な方!
それでは、早速インタビューに移りたいと思います!
〜目指すのは、新たな環境教育のビジネスモデル〜
ー 「eduCycle」は環境教育の事業ですが、
具体的にはどのような活動をおこなってきたのでしょうか?
「eduCycle」には二つの事業モデルがあります。
一つは「環境ワークショップイベント」で、
企業よりご依頼を受けてワークショップを開催する、というものです。
具体的には、株式会社ゲオホールディングス様の店舗や、
東京ガス新宿ショールーム様にてイベントを開催しました。
ワークショップでは、テキスタイルメーカーさんの生地サンプルを使用してポケットティッシュのケースを作ったり、
アパレルメーカーさんのサンプル服のデニム生地を使用して、子供用のハンガーを作りました。
もう一つは「エコクラフトパックプロジェクト」で、
企業から提供された「サンプル品・端材」等を教材として小学校へお送りし、
「社会科 + 図工」の特別授業を通じて「子供達に楽しみながら循環型社会について考えてもらおう!」というプロジェクトです。
杉並区の小学校では、エコクラフトパックで「あずきカイロ」を作り、
児童が自分の作品を商店街にて販売しました!その姿がとても可愛らしくて…(笑)。
ー そういえば、あずきカイロの際は私もご一緒しました!
元気に売り歩いている姿に惹かれて購入する方もいましたね。
そうなんですよ!子供達や周りの大人が楽しみながら、
環境や3Rについて考えられるのが「eduCycle」の強みなんです。
日常生活に落とし込むには、まず「楽しい体験」であることが重要です。
楽しいから続く、興味をもつ、そこから「循環型社会」の大切さを学び、
考え方が変わっていった子供たちが未来の地球を変えていく。
まさに、eduCycleのモットー
「楽しみながらアップサイクルしていたら地球の未来が変わっていた」ですね。
ー 手を動かして楽しみながら勉強できる、というのは本当に大事ですよね。
〜人それぞれに違った楽しみ方を〜
ー では、そんなユニークなワークショップのアイデアはどこから湧いてくるのでしょうか?
「作ってみたい!」と思わせないといけないので、
日々の生活の中でワークショップに活かせそうなキーワードを探していますね。
保育園や小学生向けの工作の本やサイトを見たり、
流行りの物をサンプル品で作れないか試作をしたり、
実際に親戚の子から、今は何に興味があるのか、アイデアをもらったりしています。
「eduCycle」は子供だけでなく、付き添いの保護者の方も参加するので、
大人の方が参加した場合に備え、大人用課題も用意したりします。
意外と大人の方が夢中になってしまう事も多いんです(笑)。
私はアイデアを考えるのも、作品を作るのも好きなので、いつも楽しく企画させていただいています!
ー 確かに作品を見ていると、岩渕さんのこだわりを感じます。
では、実際に参加してくださったお客様の反応はいかがでしょうか?
まずイベントとして楽しんでもらえるのを大事にしてます。
作ったものを自慢げに親御さんへ報告したり、
嬉しそうに身につけたりしているのを見るのは単純に嬉しいです。
その上で、
①作品を見て「うわ!かわいい!」「これかっこいい!」
↓
②素材を説明して「え?これ捨てられちゃうのものなの??」
このリアクションを取れると心の中で「しめしめ。。。」と思っちゃいます。
さらに「これ、家でもつくれるなぁ」を引き出せたら成功ですね。
「家でもできること」を作品と一緒に持って帰ってもらえるようにしています。
大人の方の反応になると、
「eduCycle」の開催概要をじっくり読んで下さるのは男性に多く、
女性は作品や使用している素材自体に興味を持って下さいます。
なので、通りがかりでもそれぞれの関心を上手く引き込めるように
ディスプレイ方法を工夫しています。
老若男女で入り口は違えど、
最終的に「まだ使えるのにもったいない」という気持ちを抱いてもらい、
お子さんと一緒に考える時間を少しでも作れたらと思っています。
〜これからの展望〜
ー 参加者、ご利用企業様双方から大変ご満足いただけている「eduCycle」ですが、
これからもっと事業展開していく予定はあるのでしょうか?
今後は、私立小中学校や大学に対してのエコクラフトパックの提案を考えています。
また、環境教育事業モデルケースとして、
区の教育委員会より意見を求められたこともあります。
学校だけでなく、行政や各団体とも連携しながら
企業のESG面の強化やSDGsの目標達成にも資するような
「eduCycle イニシアティブ」を広げていきたいと思っています。
ー 最後に一言お願いします!
社内の関心度もより上げていくことで、
eduCycleの事業展開が広がっていくと思っています。
ワークショップ参加者の皆さまや、
ご利用企業様により満足していただけるよう社員一丸となって取り組んでいきます。
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