はじめまして。株式会社7garden ホテル運営部 GMの橋本です。
2025年度、7gardenは全国で新しいホテルを開業し続ける拡大フェーズに突入します。
本記事は、未来の仲間になりうる方へ「7gardenのホテル運営とは?」をお伝えしたく書いております。
(1)これまでの歩み、(2)7gardenらしい評価制度、(3)今期の注力テーマの3章構成でお届けします。
目次
- 自己紹介
- ▶︎ 飲食業界での18年間
- ▶︎ 18年間で得たもの
- ▶︎ 7gardenとの出会い
- 7gardenホテル運営部
- ▶︎ 7gardenのここまで
- ▶︎ とにかく仕組みづくり
- ▶︎ 社員の評価制度
- ▶︎ 今後の取り組み
- ▶︎ 採用情報
自己紹介
▶︎ 飲食業界での18年間
『簡単に自己紹介をさせて頂きます。今年42歳で、ホテル業界未経験のGMです。』という言葉を、面接でお伝えするたびに「えっ、そうなんですか?!」と驚かれますw
なかなか考えづらい経験での現職ですので、少しだけ自己紹介させて頂きます。
私は、2006年に大手外食チェーンの店長が、社会人人生のスタートです。
6年間で5店舗を経験し、エリアマネージャー、チーフマネージャー、直営店の責任者を務めさせて頂きました。そのあとは、ハンバーガーチェーンでマーケティングの責任者として、商品開発、SP/PR、新規事業開発を担当させて頂いたり、都内の日本庭園を有する結婚式場の飲食部門の責任者と、子会社で飲食向けの人材派遣/紹介業、コンサルティング業をやらせて頂いたりと、飲食業界のみで、2006年から2024年まで18年間過ごしてきております。
今の私の引き出しは、今までお世話になってきた企業の”仲間”の方々と過ごした経験で埋まっております。特に最初の大手外食チェーンでの経験は、全ての礎になっていると言って過言ではありません。
▶︎ 18年間で得たもの
振り返ると「楽しい」より「苦しい」記憶が多いです。
大学生がいきなり同世代の学生や、母親と同じ年齢のパートさんを束ねなければならなかった店長時代。どうすれば、同じ目指すべき方向に向かって組織が動くのか。どうやったら、人は動くのか。で悩んだマネージャー時代。
どうやったらファンの方々が喜んでくれるブランドや商品を届けられるのか。で悩んだマーケティング責任者の時代。
正直、全てのシーンで笑えるくらい暗中模索し、とんでもない数を失敗してきましたw
だからこそ、得られた自分なりの「やり方」を見つけられたのかなと思います。その「やり方」とは、一言でいうと、「人が動きたくなる瞬間を用意すること」です。誰かを変えよう、誰かを伸ばそうなんてのはおこがましいと、心から思っています。
自分ができるのは、動きたくなる瞬間が生まれる「環境を作る事」、そして「一緒に笑える距離感にいる事」です。
▶︎ 7gardenとの出会い
そんな18年間を経て、40歳の時に未経験のホテル業界に飛び込みました。
ホテル業界に興味を持ったのは、前職で地方共創のお仕事をやらせて頂いた際に、初めて宿泊業界の方々とお話をさせて頂いた時でした。レストランなどであれば、90~120分の限られた時間の中で、感動を提供する。
このやりがいというものも楽しかったのですが、お客様だけの「客室」という空間で、お客様だけの「体験」を提供できたとしたら。
今までとはまた違う「やりがい」になる。とワクワクしたのを覚えています。
そんな思いを持ち、大型の宿泊施設ではなく、比較的小規模で、”宿泊施設”よりも”お客様との距離が近く1人1人のお客様に合った体験を提供できる場所”を探して、7gardenと出会うことができました。
7gardenホテル運営部
▶︎ 7gardenのここまで
今年11期目を迎える7gardenですが、まず、これまで多くの先輩方が創り上げてくれたからこそ、今の7gardenがあり、私も7gardenに出会うことができました。本当に感謝しております。
私が7gardenにjoinしたのは、2024年8月16日です。
入社して5月時点で9か月が経ちましたが、これまで行ってきたことと、今後取り組むことを簡単にお伝えします。
7gardenが運営するホテル
▶︎ とにかく仕組みづくり
今までの7gardenのホテル運営部は、個の力をもって、みんなで力を結集し、解決してきた方法がメインです。1人1人が当事者意識を持ち、最後まで完遂でしてきた。非常に頼もしく、スタートアップならではの手法だったと思います。
それが、1棟貸しタイプの開業、2025年4月に不動前に開業を迎えることが決まっていたので、今までの個の力だけではなく、持続性があり、人に依存せずに、再現性が高い組織にする為に活動を始めました。自分がメンバーとやってきたのは、
- 今あるものは、やる内容は変えずに、仕組化を図る事
- 今ないものは、最速最短で作り、まず運用する事
これまで仕組化し、運用をスタートしたものは、
- アルバイトの評価制度
- 伝達文配信制度
- MVVの改定
- 毎月のホテル運営部MTG
- ビジネス基軸研修
- 社員評価制度
- 美装計画プロジェクト
などを進めてきました。ここでお伝えしたいのは、どの取り組み関してもホテル運営部のメンバーが入りながら一緒に創り上げてくれている事です。
特にアルバイトの評価制度は、ほぼ支配人が作成してくれました。私は「やろう」と声を挙げることと、オーナー様へのご承認を頂いたことだけです。
1人1人がやりたいこと、変えたいことの声を挙げてくれれば、その環境を用意する。これは、7gardenならではの「自分ごと化」しやすい文化かなと思います。
▶︎ 社員の評価制度
もう1つ、7gardenらしさが詰まっているものとして「正社員の評価制度」を簡単にご説明します。
何が「らしさ」かと言うと、「自分らしさ」を表現できる評価制度だと、メンバーとも話をしています。一般的には、「評価制度」は「キャリアアップ」前提があってのものかと個人的に解釈しています。
”等級があり、号数があり、この指標を1年間でどれだけ引き上げ、キャリアと給与を引き上げていく。いわば、給料を上げたいと思うと、必然的にキャリアアップせざるを得ない。”
少なからず、私はそんな環境で社会人人生を送ってきました。
では、7gardenの評価制度は何が違うか。
自分の思う仕事の仕方を選び、且つスキルを磨けばお給料も上がっていく制度になるように設計をしました。具体的には、「自分はGuestの体験を最高なものにする事だけを突き詰めたい」と思ってくれているメンバーがいたら、最前線でスキルを磨き、お給料を上げていける環境があるということです。
もちろん、エリアマネージャーになりたい、GMになりたいというキャリア志向の方がいればその道も当然あります。
今はまだ前例がないですが、キャリアチェンジで、マーケティングや企画にいきたいという道も、スキルがあれば実現可能な制度になっています。
この制度を作った背景には、こんな思い、背景があります。
- ライフスタイルは多様化し、個人や同志が自己実現を図る時代
- わくわくする企画、場に労働力もお金も集まる時代
- 社会的に意味があるか、面白いかがインセンティブになる
訪日客は、政府の目標にある通り6000万人を達成する見込みも高いという試算も出てきています。2025年は4020万人になる見込み。
確実に増える訪日客。でも、まだまだ地域によってはホテルが足りていない。今までの大手企業だけがホテルを創れる時代ではなくなっています。1人1人が思い描くホテルが作れる時代が、もう来ていますし、私たちがその最たる例だと感じています。
ホテルを利用したり、ホテルで働くとなったら、「ワクワクするホテル」を選びますよね?
自分たちは自分達ならではの、ターゲットとそのニーズを踏まえたチャレンジしたいことが多くあります。私たちは、今期に2つの開業を迎え、来期には6拠点の開業を迎えます。
訪日客は増え、ホテルも増えていく、でも日本の労働人口の推移はここ2~3年で変わることはないとすると、自分たちがすべきなのは、1人1人の多様性を尊重し、働き方の在り方自体を見直すということは、必然でした。
ホテル経験が豊富だけど、お子様の出産や、育休で一時的に離れてしまった方、戻りたいけど、フルタイムでは難しい。キャリアUPは難しいけど、もう一度スキルを磨いて、Guestの体験を最高なものにしたい。こんな方は、ぜひ7gardenに来てください!
7gardenは、働きたい場所(ホテル)を自ら創り出せる場所です。
💡 新評価制度『Gardener Class & Role Badge』
目的:
「7gardenらしさ × 各々のらしさ」を掛け合わせ、MVV推進と社員の成長を加速させる仕組みです。
Gardener Class:
4階層(Green → Zen → Master → Imperial)× 9段階給与レベル。
共通4観点―Make Wow!/考え抜く・やり抜く/知恵の結集と対話/チャレンジ&成長―で年1回評価し、Class給与を決定。
Role Badge:
担当業務の種類×難易度で「バッチ」を付与(Experience/Hotel/Area/Business Designerなど)。Bronze・Silver・Goldの3色があり、月給に上乗せ。半期ごとに見直し。
賞与:
会社業績 × 施設評価(ゲスト満足・挑戦&共創・生産性) × 個人月給で算出し、年2回支給。
Bloom Map & OKR:
個々のキャリア目標を可視化するBloom Mapと、施設ごとの挑戦を促すOKRを連動。評価・報酬とは切り離し、対話と共創の文化を醸成します。
新評価制度説明会の様子
▶︎ 今後の取り組み
今期のホテル運営部の活動テーマを、「”やってみよう”が常に飛び交う舞台へ。」としています。
visionに掲げている「誇れる「とき」をデザインする。実現するために、「サービスレベルアップの地固め」が必要だと思っています。
これは、サービスレベルのボトムUPではなく、サービスレベルを上げる環境を整えるということ。その為には、チャレンジできる自分たちである事を大切にしたい。そんな思いを込めています。
今まで、各拠点でお客様に合わせたサービスを提供してきました。これも正解。
ただ、来期、再来期と開業が増えていくこのタイミングで、7garden QUALITYを確立し、自分たちが提供するサービスを決めて、どのホテルを訪れても、ベースにあるサービスは変わらず、さらに、個々や各ホテルならではの個性を表現したい。
1人1人、働く全員が誇れるトキを創り上げていきます。
7月には全国の社員が集まり、サービスポリシーワークショップを1DAYで行っていきます。その様子も後日、お届けできればと思います。
最後に
私たちは、 まだ見ぬ圧巻の1点モノのホテルをつくりたい。そして、関わらる全ての人が誇りを持てる「とき」をデザインし続けることにチャレンジをしていきます。
私たちには、同じ志を持った”仲間”が必要です。
ただホテルで働くではなく、自分がいるからこそのホテルづくりにチャレンジしましょう。
あなたからのご応募を、心よりお待ちしております。
▶︎ 採用情報
7gardenは下記職種の注力採用を行なっています!
オンラインでのカジュアル面談も行なっておりますので、お気軽にご連絡ください🙆