セプテーニのPR兼、中途採用担当の藤森です!
セプテーニには、セールス、広告運用コンサルタント、クリエイティブ、データ分析など、様々な領域で活躍するプロフェッショナルがいます。
この「Septeni Edge」では、そんな彼らにインタビューし、彼らが生み出すセプテーニのEdgeを皆様にお届けすることで、セプテーニのことをより知ってもらいたいと思っています。
第八回目は、28期上半期プレイヤー賞を受賞した、第一アカウント本部 第五営業部 世良優明をご紹介します!
世良 優明(Sera Masaaki)
2015年セプテーニに新卒入社。入社時より、営業職に従事。現在はシニアアカウントプランナーとして、大手広告主を中心にプロモーション支援に携わる。
+αの業務が営業の価値をつくる。
――28期上半期のプレイヤー賞を受賞した世良さん。まずは受賞おめでとうございます!
どういう思いで受け取りましたか?
ありがとうございます!素直にうれしいです。
実はアワードを意識し始めたきっかけは、ちょうど受賞の半年前の2017年10月のキックオフでした。
それまで、特に実績面で目立つ存在ではないと自分自身で認識していたので、私にとってアワードは「遠い存在」だったのですが、そんな「遠い存在」であるアワードに、仲の良い同期がノミネートされたり受賞したりする姿を見て、「受賞できるかできないかは置いておいて、目指してみてもいいのではないだろうか」と思うようになりました。
当時の所属部署の飲み会などでも、「今期は、プレイヤー賞を狙う」と宣言したりしていました(笑)。
意識し始めてからは、今まで自分自身のキャパシティを考え尻込みしてしまっていた「+αの業務」に、どんどん挑戦できるようになりました。言語化し、周りに伝えたことが、自分自身にとってポジティブに働いたのだろうと、振り返って感じています。
今回の受賞には、ある案件での成果を評価していただいたと思っているのですが、その成果には市場の拡大も大きく影響していますし、自分自身では「運がよかったのだ」と思っています。
しかし、その運を掴むだけの行動はしてきたのかなと自負しています。
――その「行動」とは?
営業は「やったほうがいいけど、必須ではない+αの業務」をどれだけ実行できるかということが、価値や評価につながっている部分が多いと思っています。
それをやることで、キャパシティが圧迫され、物理的に辛くなる場合もありますし、それによってやるべきことが疎かになってしまうと、結果的にお客様はもちろん、周りの様々な人に迷惑をかけてしまいます。今までの私はそういった面にリスクを感じ、避けてきたことも正直ありました。
ただ、「+αの業務」がお客様をはじめ、チームメンバーや会社のためになることであれば、やりたいと感じる気持ちもあり、すごく複雑でした。
しかしこの半年では、お客様のために何ができるかを考えた上で、やるべきだと思うことを積極的にやりたいと言うことができ、そして任せてもらえることが増えました。実際は、行動に移すとチームや社内の体制でカバーできることがほとんどだとわかりました。今では、リスクだと思っていたことを反省しています(笑)。
ただ、この「やりたい」と声を上げる行為自体ができていなかった私にとって、「アワードを獲る」という意識が、自分自身の行動に良い変化をもたらしたのだと思っています。
当たり前のことを、当たり前にやるということ。
――入社して丸3年。振り返ってみていかがですか?
セプテーニに入社する前は、何でも8割の力でうまくやってきたほうだと思っていました。でも入社してからは、10割出してもできないことのほうが多かった。
そんな状態の私の隣で、それを当たり前のようにできている先輩たちを見て、単純に「追いつきたい」と思いました。
入社してすぐ、大手企業の案件に携わったのですが、当時その案件においては、チームとして、まずは信頼関係を築き、徐々にお取引を増やしていくという方針を掲げていたので、数字の意識以上に、お客様を理解し、信頼関係を構築することが重要視されていました。
しかし、入社一年目ということもあり、信頼関係を構築しようと頑張ってもなかなかうまくいかず、経験値の違いもあるかと思いますが、その点でも先輩との実力の差を感じていました。
プライドの高い私は「潰れるものか」と、必死に食らいついていましたね(笑)。
振り返ってみると、当時のお客様と先輩のもとで、身の丈以上のことを経験させてもらいましたし、今思い出してもやりがいは非常に大きく、当時学んだことが今の私にものすごく影響しています。
また、自分自身の仕事に対するポリシーもそのときに作られました。
――その「ポリシー」というのは?
「クライアントファースト」です。
お客様との理想の関係は、単なる取引相手ではなく、お客様のマーケティングチームの一員のような存在になること。プロジェクトチーム全体が、同じ目線を持って仕事をする関係でありたいと思っています。
行動として意識していることは、当たり前のことですが、「お客様と約束したこと、やると決めたことは、必ずやる」ということ。途中で絶対に止めない。
これは自分の周りにいた先輩たちがそういう姿勢だったので、自分自身も自然とそのように思えるようになったのですが、後々、当たり前ながらもすごく重要な学びだったと感じています。
その思いは今もブレませんね。
実は最近、ある案件の担当者様が退職されたのですが、辞められる際に、「色々な代理店さんとお付き合いをしてきた中で、一番信頼できる代理店でした」という言葉をいただきました。
その理由に、「やると言ってくれたことを絶対に途中で止めなかった。言うのは簡単だけど、続けるのは大変だったと思う。」と言ってくださいました。
本当に嬉しかったです。真面目にやってきてよかったと思いましたね。
こうして自分が成長していき、お客様との信頼関係を築いていくことで、入社当時に明確に存在した先輩方と自分自身のギャップを、今徐々に埋められている感じがしています。
――今後、世良さんが挑戦したいことや目標は?
もう一度、明確な成果を出したいですね。
今回の受賞は身の丈以上のものをいただいている感覚でいるため、受賞に見合う実力をつけていき、繰り返し同じような成果を生み出していきたいと思っています。
それから今後は、チームのメンバーが賞を獲れるようにサポートしていきたいです。
営業という職種は、わかりやすく成績が見えるものなので、そういう意味ではしんどいと感じる時ももちろんあります。しかし、その状態に悲観せず「じゃあどうするか?」ということを常に考え、危機感をいい意味でチーム内に共有しながら、熱をもって周りを動かす人間になっていきたいですね。
――最後に、世良さんにとってセプテーニはどういう場所ですか?
セプテーニは、個人の裁量の大きさと組織形成のバランスがちょうど良い会社です。組織という枠組みはきちんとありながらも、自由度が高く、主体的に色々とやりたいことがある人に向いていると感じます。
人間関係も最高です!他社はわからないですが、ここまでストレスなく働ける会社はそうそうないのでは、と思います。プライベートでも集まるけれど、オンとオフはちゃんと切り替え、仕事は仕事として切磋琢磨し合える。そういう関係性が自然とできています。
私にとっては、とにかく面白い場所ですね。
ーー世良さん、ありがとうございました!
インタビュー・文 藤森