みずほ総合研究所発行の雑誌「Fole」5月号はAI特集で様々な角度からAIを取り上げています。翻訳、農業、接客業などあらゆる分野でAIがビジネスに応用されていますが、その中で技術力と提案力の高さで注目を集めている、「社会を変えるAIベンチャー18社」に選んでいただきました。当社は、開発する人工知能「SENSY」を活用して人の感性を解析し、ファッション、飲食などライフスタイルの領域でサービスを展開しています。ファッションでは一人ひとりが持つ感性を抽出する技術を核に画像解析、自然言語処理、購買履歴などの分析を組み合わせて利用者の好みそうな商品を提案しています。代表渡辺は「利用者が日常意識していない感性の特徴をもとに、自分では決して探さないような商品も提案します。」と話します。

消費者向けにはファッションのコーディネート提案アプリ「SENSY」、自宅の服と組み合わせてコーディネートできるアプリ「SENSY CLOSET」、ユーザー好みのレストランを提案する「SENSY bot」を展開しています。企業向けには三越伊勢丹ホールディングス様と「人工知能接客プロジェクト」としてスタイリストの感性を学習したSENSYが販売員の方と共に顧客の好みに合うコーディネートや商品を店頭で提案する取り組みをしました。スーツショップのはるやまホールディングス様とは会員一人一人の好みに合わせた商品を提案する「パーソナライズDM」を作成し会員に送付したところ、来店数が通常のDM よりも58.7%多く、売上高も2000 万円上回りました。

一般的なリコメンドサービスでも自分の好きなものが提案されることはあると思いますが、ピンポイントで自分の感性に刺さったものばかりのリコメンドは気分がいいですよね。それに自分では理解していなかったけれど言われてみたら好みだったかもというような鋭い商品の提案や、例えばワインや日本酒、映画や本、旅行など今まで踏み入れたことのなかった分野でも自分の感性の特徴を理解してくれているのでこの商品だったら私でも始められるかもよといった提案もしてくれます。自分の世界を広げてくれるような新しい楽しみを与えてくれるそんなパートナーにSENSYがなってくれたらいいなと思います。