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目次
はじめに
育休とは
育休中に感じたこと
メンタルがきつい
ママが大変
パパがパパになるために
気張りすぎはよくない
育休後に感じたこと
子がめっちゃ病気する
大人もめっちゃ病気する
子供がいると仕事できない
寝不足がちになる
働き方が変わる
おわりに
はじめに
はじめまして!SENRI株式会社でAndroidアプリの開発をしている本田です。
気がつけば入社して7年ほど経ち、その間に結婚をし、猫を飼い、子供ができ、家庭を持つようになりました。今回の記事では子をもつに際し取得した育休を通して感じたこと、育休後の働き方の変化などを書こうかなと思います。
これから新しい家族を迎える予定のパパママの参考になれば幸いです。
育休とは
育休とは育児休業のことで、1歳未満の子どもを養育している従業員が取得できる制度のことです。その間は給与の7割が2ヶ月に1度、2ヶ月分が振り込まれました。本年2025年の4月からは期間限定とはいえ10割給付となるため、非常に魅力的な制度となっています。
育休中に感じたこと
待ちに待ったニューファミリー。可愛い。自分の子となると輪をかけてかわいい。しかし!!!!
「赤ちゃんの世話は想像以上に大変」── その言葉の意味を、身をもって知ることになりました。
メンタルがきつい
赤ちゃんが寝ている間や機嫌がいいときは自分たちの時間はあるものの、それは数分〜数十分、不定期かつ断続的となります。そうなると家事に追われてしまって、自分の時間というのは皆無になります。
夜泣きやわけもわからず泣き叫ぶ赤ちゃんにメンタルが削れていく一方で、回復する時間や暇は与えられない。赤ちゃんはめっちゃ可愛いのですが、そのエンジェルスマイルでも回復しきれないメンタルの疲れというのがきつかったです。
ママが大変
妊娠出産を経て身も心も強制的にママとなった妻。
出産による体のダメージは図り知れず(一説によるとトラックに轢かれたくらいとかなんとか)、赤ちゃんの声に敏感になることによる睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどにより、些細なことにイライラしてしまう時期が訪れます。
これに夫は気づかず、地雷を踏みまくり、反論しようものなら揉めに揉めて「育休とは」となりがち(遠い目)。夫は「妻に何もさせない」くらいの気持ちで臨み、体を休ませてあげるべきだと思います。
とはいえママにはママの希望があり、男性にはわからない体の不調、心の変化もあります。夫婦でしっかり話し合ってどうするかを決めましょう。
パパがパパになるために
母親は先述した妊娠出産などの体の変化に伴い、強制的にママになります。
しかしパパはなかなか切り替えられません。そこに我が子がいるという感覚はもちろんあります。しかし、ママほど実感がわかないものです。そしてそのギャップが、揉める火種となります。
パパがパパになるために、子供に対する意識や目線をママにいち早く合わせるために、育休という制度を精一杯活用しましょう!
例えば、メンタルきついからといって何も相談もせずに寝かしつけをしながらゲームしてたら、ガチギレされます。こういう揉め事はパパがママほど子育てに対する目線があってないことによるものだと思うので、育休の中で各家庭ですりあわせていきましょうね。(自戒)
気張りすぎはよくない
大人も楽しんでこその子育てです。大人が疲弊してしまって子供に悪影響を与えてしまっては元も子もありません。
人それぞれ、家庭それぞれに及第点があると思いますが、設定したものを守る必要もありません。
子がきちんとミルクを飲めており、世話をできているのであれば問題ないと個人的には思います。家事も完璧にできてなくていい、ごはんもお惣菜やUBERでもカップラーメンでも簡単なものでいい。
子供も大事ですが、自分たちが楽しいのが一番大事です!
育休後に感じたこと
育休明けると、当たり前ですが仕事が再開されます。私の場合はめっちゃ仕事に影響がありました。
子がめっちゃ病気する
最初の数ヶ月はママから抗体を受け取っているので風邪はひきませんが、その抗体もなくなってから生後1年くらいまでは、びっくりするくらいの頻度で体調不良になります。
保育園に預けている場合は、1週間に1度は発熱によるお迎えのお願いの電話がきます。
そうするともちろん早く上がる必要があるので、めっちゃ仕事に影響がでます。
大人もめっちゃ病気する
子供の風邪は、高確率で大人にも感染します。しかも強力になって。
そうなると子供が治っても次はパパママがしんどいなか元気な子供をみることに。
そんな日が続くと、1ヶ月のうち家族全員が元気な日がない月などもあります。
体調不良が続くため、めっちゃ仕事に影響がでます。
子供がいると仕事できない
「子供をみながら仕事でしょ?できるできるー!」と思っていた4年前の自分を殴りたい。
70%くらいの仕事量はできるでしょ、と思っていたんですが、体感30-50%くらいです。例えば、いまこの記事を書いてるときも子供を膝に乗せてお話ししながら執筆をしていますが、そうすると集中できないんですよね。どれくらい集中できないかというと「シャボン玉の歌を一緒に歌いながらタイピングすると、いつの間にかシャボン玉とタイピングしている」くらい集中できません。プログラミングなんて頭を使いながら行う作業を、何かしながら行うなんてもっと難しいです。
そのため、平日家で子供を見ながら仕事をする場合、子供が泣き喚いてしまったり、永遠に声をかけてくるような日中は集中して仕事をすることは難しい。かといって夜もこうして子供が眠たくなるまで膝でおしゃべりしながら仕事をする、なんてのは効率が悪いわけです。
子供が家にいるだけで、めっちゃ仕事に影響がでます。
子供が家にいる場合、机に向かっている時間はできても、集中して仕事するのはほぼ不可能だと思ったほうがよいです。特に小さいうちは目を離すと危険になるケースもあるので、なおさら難しいでしょう。
寝不足がちになる
私の場合、先述したような子供による差し込みイベントによる仕事の穴は、子供も寝静まった深夜に仕事を行うことで埋めています。睡眠時間を削ることになるので、寝不足になります。私の場合はこれがかなり問題で、寝不足になると日中のパフォーマンスがかなり下がってしまいます。
そう、仕事にも家族孝行にもめっちゃ影響がでます。
働き方が変わる
寝不足もよくない。でも日中も不定期で仕事ができなくなる。困りましたね。
しかし避けることもできないこの問題、順応して働き方を変えるしかありません。
仕事を集中してできるタイミングで、一気にやるしかないんです。
夜型だった私ですが、平日の午前中の子供が確実にいない時間帯に集中して一気にやる。
という働き方に変わってきました。
おわりに
育休をとって感じたのは、子育ては想像以上に大変だけど、想像以上に尊いものでもあるということ。
眠れない夜、終わらない家事、積み重なる疲労…。
だけど、ふと見せる子供の笑顔や、成長していく姿に、何度も救われました。
親になると、人生のペースがガラッと変わる。想像以上に大変で、自分の時間なんてほとんどない。
だけどそれ以上に、人生に新しい価値が加わり、毎日が忙しくも楽しくなりました。
完璧じゃなくていい。お惣菜の日があったっていい。
大切なのは、無理せず、親も子も笑顔で過ごすこと。
そのために夫婦一緒に子育てをする第一歩として、育休を使うことは大いに価値があることだと思いました。
みなさんも、育休とりましょう!!