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アートは経営に活きるのか?~アーティスト×起業家が生み出す化学反応~

「ありうべき世界はアートから生まれる」

アート事業部では、代表の下山が主宰するアートグループ「ALT」とともに、起業家をはじめとするソーシャルリーダーに対して共創体験を提供しています!!

人々の見ている未来=ビジョンを素材に、目で見て手で触れて体感できる世界観をアートによって示すのが私たちの使命です。私たちの作品を通して組織の中に生まれる対話は、プロダクトや組織内メンバーへの愛をより強固なものにしてきました。

組織及びその代表に向けた作品制作とアイデア創発・芸術鑑賞ワークショップを通して、より創造的な組織となり、さらにパーパス経営において洗練されたビジョンとその浸透に有意義であると、高く評価を受けています!!!!

ベースフードのワークショップ

https://www.alt-art.jp/base-food

過去のクライアント様とのワークショップの事例として、ここではベースフード株式会社様との作品制作を取り上げます!

ベースフード様は「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに」というミッションのもと、「BASE BREAD」を中心に完全栄養食を製造・販売していらっしゃいます。

ワークショップでは、このミッションをいかに再解釈し、会社全体にこのミッションが単に「理解」されるだけでなく、「おもしろい」と思ってもらえるようにするにはどうすればよいのかということを考えていきました。

その結果、食に手を合わせて「いただきます」と言うことと自社商品の関係性について深く考察した結果生まれた絵画作品や、商品を極端な高倍率で撮影した写真作品などが生まれました。

社内での対話型鑑賞ワークショップも開催し、ミッションの再解釈によって生まれたパーパスが会社全体で洗練・浸透していくというプロセスが観察されました。

このワークショップは代表の下山が東京藝術大学修士課程在学中にその成果を論文としてまとめ、「経営者向け芸術ワークショップの実践研究」という論文として査読付雑誌『美術教育学研究 55号』に掲載されています。

経済産業省様の献呈

弊社と経済産業省様の共同研究により、実際に組織メンバーにヒアリングしながら作品制作を行い、鑑賞ワークショップを行うという一連のプロジェクトを省内で実施しました!!

本プロジェクトは経済産業省様の「アートと経済社会を考える研究会」における実証事業のひとつで、日本の経済社会におけるアートの役割を再考し、日本全体で応用していくことを目的としています。

私たちは経済産業省様のチーム内での組織イメージや理想をヒアリングし、それを抽象的な作品として表現しました。

鑑賞ワークショップが盛り上がり、作品が認められた結果、なんと現在は大臣室に飾られています!!!

現在は一連の実証事業の結果を分析し、論文として発表することを目指しています。

今後の展望

アート事業は弊社の事業の中でも特にオリジナリティの高いものとなっています。

アートで涵養される思考を経営に活かすと言う考え方自体は数十年の歴史がありますが、生産性をあげるということ以上のパーパス経営支援などの文脈で応用されるケースはまだ世界的に見ても蓄積が多くありません。

先行者がいない、成功パターンが確立されていない領域ではありますが、確実に社会で必要とされるサービスではあります。それは経産省が2022年から「アートと経済社会について考える研究会」を設立したことなどからも伺えます。

弊社の強みであるクリエイティビティがもっともビビッドに現れた事業として、これからも多様かつ魅力的なクライアントの方々と制作を進められればと考えています。

過去の制作物

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