こんにちは!
SEKAISHAの笠巻です。
今回はインターンのRemiさんに「高校生活」を振り返り、思いのうちを語っていただきました。
高校生ながらSEKAISHAインターンの門を叩いたRemiさん。
Remiさんが送ってきた高校生活は、普通の高校生とはひと味もふた味も違うものでした。
一体どんな高校生活を送ってきたのでしょうか?
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SEKAISHAインターンのRemiです。
先日、卒業式を迎え、無事、高校を卒業しました。この機会に私の高校生活を振り返ろうと思います。
私の高校は理系の人がほとんどで、毎週のように実験をし、週1本のレポートは当たり前でした。体育の授業でさえ体育”学”ということで、レポートを書きました。私はレポートが嫌いではなかったので大丈夫でしたが、文章を書くのが苦手な友達はよく徹夜だと言っていました。
私はこの高校を選んだことで、毎日片道1時間、通勤ラッシュの電車に乗ることになりました。もう慣れましたが、最初はきつかったです。大学へは車で通学すると決めました。
高校の友達は本当に個性豊かでした。しかし、全員の個性が強すぎてもはやそれは普通になりました。それぞれが趣味や特徴を持っていて、それを決して否定しない友達でした。卒業式の日、クラスメイトが、「普通の高校では初日にアニメのクリアファイルをリュックから取り出せば、クラスから白い目で見られることは確定だけど、この高校はそうじゃなかった。」と言っていました。アニメ好きが多いというのもありますが、本当に個人の好きなことを否定しません。とても良い友達を持ったと思います。
私は高校2年の夏、フィリピンを交換留学で訪れました。夏休みの1週間だけでしたが、これが大きな転機になりました。もともと英語は好きでしたが、フィリピンでの生活で自分の英語力の不足を感じ、帰国後に英語と触れる時間を増やしました。会話に使える英語を身につけたかったので、YouTubeで勉強することにしました。海外のYouTuberの生活を見ていると彼らの何気ない動作から文化の違いなどを感じ取りました。また、海外ドラマをひたすら見ていました。自分としてはただ楽しいだけでしたがこれが英語力強化につながりました。
そして同じ年のクリスマス前、あるイベントであった女子高生達と国際的なアプリ・ビジネス開発の大会に誘われ参加することにしました。全て英語で申し込みや資料作りをしなければならなかったのですが、勉強した英語を活かす機会だと思い、深く考えずに参加しました。これが高校生活で最も大変な挑戦になるとは思ってもみませんでした。
大会のオフィシャルシーズンが始まってすぐ、ミーティングがありました。大きい企業にメンターになって頂くことになり、手厚くサポートしてくれることになりました。プログラミングは少ししていましたがアプリの開発などやったことがない私に、親身になって教えてくれた方や、ビジネスプランを一緒に書いてくれた方、夜遅くにも関わらず相談に乗ってくれた方、全体をまとめスケジュールを整えてくれた方、たくさんの人に助けていただき、締め切りギリギリに作った資料やアプリのソースコードを提出しました。結果は残念ながらアメリカで行われた決勝に参加することはできなかったのですが、1人の審査員に99点をつけてもらうことができました。約4ヶ月間、週に1回のペースでミーティングを重ね、作り出したアプリ・ビジネスプランは結構好評でした。この挑戦の後くらいから、メディアに記事を書いたり、取材を受けることになったり、貴重な経験を積むことができるようになりました。イベントに登壇したときは、プログラミング教育について話し合うことができ、私のような1高校生の考えをゆっくり聞いてもらえた時は本当に嬉しかったです。
高校3年生になると進路についえ考えようになりました。学年の雰囲気も受験に染まっていきました。私は志望校を決め、AO入試の出願をすることにしました。自分が高校生活で行ってきた活動をまとめ、大学で何をしたいか、よく考えました。秋、受験を終え、第一志望の大学に合格することができました。それからは同じ大学に進む友達ができました。こちらも高校と同じくらい、もしかするとそれより強い個性を持った友達です。
とても楽しい大学生活になると今から思います。