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【エンジニアの新たなキャリア!】教材開発ディレクターとはどんな仕事をしているの?〜前編〜

こんにちは!
株式会社SAMURAI 採用担当 村山です。

弊社では現在「教材開発ディレクター」のポジションを積極採用しております。

ほとんどの方が聞き慣れないであろう「教材開発ディレクター」のポジション。

今回は教材開発ディレクターとして大活躍中の2人にインタビューをし「SAMURAIでの教材開発とは?」を根掘り葉掘りインタビューしてきました。

座右の銘「のらりくらり」の近藤さんと、座右の銘「プログラミングこそ未来を創る最高の技術!」の山下さんという異質なお二人のインタビューを是非ご覧ください!(笑)

▼近藤 秀彦/教材開発ディレクター(詳細は後編へ)

制作会社でWebデザイナー、アパレル関連企業でECサイトのWebエンジニア、SESで組み込み系のプログラマー、スマホゲームアプリのエンジニアなどの職業を経験。その後フリーランスになりSAMURAIの教材ライターの仕事を請けたことがきっかけで入社。現在はディレクターとして教材の編集業務に携わっています。副業でライターやインストラクターもやってます。

▼山下 孝志/教材開発ディレクター(詳細は後編へ)

エンジニア経験10年。大手情報システム会社の関連企業で大規模システム開発、インフラ関連、Webアプリ開発経験を経た後にエンジニア兼ライターとしてフリーランスとして独立。その後2018年にSAMURAIへ入社。SAMURAI ENGINEER Blogのディレクターを経てテラコヤの教材開発に携わる。

そもそも教材とは・・?

ーそもそも教育業界に携わっていないとイメージが湧かないことも多いと思うので、まずは教材について教えて下さい。SAMURAIが提供している教材とはなんですか?

山下:弊社の教材というのは、弊社のマンツーマン・オーダメイドカリキュラム「SAMURAI ENGINNER」のプログラミングスクールと、サブスクリプション型のプログラミングスクール「SAMURAI TERAKOYA」の学習で使用するプログラミング学習教材全てを指しております。

現在はWeb系の言語を中心とした約40種類の学習教材があり、例えば「プログラミングの前提知識を身につけよう」という言語を学習する前の準備教材から「WordPressで美容室のサイトを作ろう」「JavaScriptでタイピングゲームを作ろう」などの実践的な学習教材まで、多種多様な教材があります。

村山:この前まで約30種類と聞いていたのですが、この短期間で約10種類の教材が増えたのですね!私のようなプログラミング未経験者には「プログラミングの前提知識を身につけよう」という学習準備の教材もあるのは、とても安心感があって良いと思いました。

近藤:村山さんの仰るとおりで、弊社をサービスを利用されている方の多くが「プログラミング未経験者」のため、初学者にやさしい教材づくりを目指しております。

具体的にはどのようなお仕事ですか?

(画面左:近藤さん(愛知)、画面中央:山下さん(神奈川)、画面右:村山(埼玉)※インタビュアー)

ー教材について理解できました!実際にお二人はどのように教材づくりに関っていますか?

近藤:私と山下さんはプログラミング学習教材の企画やディレクション業務を行っております。

1つの教材が出来上がるまで2~3ヶ月程度で、具体的な業務内容は下記「ライターへ執筆依頼」以外の業務を行っているイメージです。

市場調査・ニーズ調査などを経て作成する題材を決定する
教材の構成を考える
ライターへ執筆依頼
成果物のチェックやレビュー
テスターレビュー
リリース

村山:まさに出版社の編集者のような仕事ですね・・・!

山下:確かに似ていますね。

ただ一般的な編集者と決定的に異なるところは「テスターレビュー」があることですね。社員や受講生に実際に下書きまで終わった教材を見ていただき、実際に動作がするか、分かりづらい説明がないかをチェックしてもらう工程があります。

村山:ということは、スケジュール通り行かないということでしょうか・・・?

山下:そうですね。そういうことのほうが多いです(笑)

例えば経験者の立場から「これは知っているだろう」と思って当たり前に入れてしまう用語も、「初学者にとっては分からない、分かりづらい」という指摘もあります。分かりづらい箇所は違う言葉に置き換えたり、丁寧な説明を付け加えることがあったりと、日々発見や気付きがありますね。

「誰であっても理解できる教材でないと意味がない」ので、納期を優先するより質を大事にして教材開発は進めていくという方針です。

村山:質にこだわっている点はとても素晴らしいですね。まさに弊社のValueである「User First」を体現されていますね!

ー教材開発を経て身についたスキルはありますか?

山下:過去のエンジニア経験を活かしながら、大きく5つを更に伸ばすことができています。

①ビジデブとしての企画力

教材の開発は、世の中でどのような開発言語/技術/学習教材が求められているのかニーズを捉え、リリースすべき教材の選定をしていくことからスタートします。社内のコンサルタント(=営業担当)やインストラクターマネジメント(=プログラミングを実際に教える講師のサポーター)をしているメンバーから今、世の中で需要のある言語や、受講生からのニーズを吸い上げたうえで、次回リリースをする教材の選定をしていきます。リリースする教材が決まった後は、効率的かつ継続的な学びを提供するために教材の構成や内容を細部に渡り考え尽くすため、企画力は大いに身につくと思いますね。

②ディレクションスキル

開発する教材の企画を行なった後は、複数のライターの方々へ教材を作るために関わっていただいています。教材のリリース毎にQuality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)のバランスや優先順位が異なるため、計画を立てながら周囲を動かしていくスキルと、滞りなく進めるための危機管理能力は自ずと働くようになりましたね。

③ライティングスキル

SAMURAIのサービスを使い学習をする方には、プログラミング未経験者の方も多くいらっしゃいます。未経験者の方にもどういう言い回しであれば内容を理解をいただけるか、構成や情報の出し方だけではなく、言葉のチョイスやニュアンスなどの感覚や、文章力も重要です。エンジニアとして技術の専門知識を「誰にでも分かる言葉へ変換していくこと」は、簡単なようでとても難しいスキルです。

④技術(プログラミング)スキル

技術の専門知識を「誰にでも分かる言葉へ変換していくため」には、自分自身の技術への深い造詣が必要です。教材を作る中で、意外と忘れていたり、知らなかった機能や仕様に気付いたり、発見したり....教材づくりを経て自分の知識やスキルの棚卸しに繋がったり、新たな知見を習得することができるため、エンジニアとしての技術スキルもアップしていると思います。

⑤コミュニケーションスキル

自分の経験上、エンジニアの方って、”それくらい分かるでしょ”というコミュニケーションを取ってしまうことも多かったのですが、分かりやすい教材・文章を日頃から考えてライティングをしているため、日常会話の中でも相手に端的かつ分かりやすい言葉で伝える能力は身についていると感じます。

今後の展望

ー今後教材チームとしてどのようにサービスを成長させたいという展望はありますか?

近藤:特に教材の質が売上に直結するSAMURAI TERAKOYAを教材の力で成長させたいと考えております。

現在、プログラミング教育市場には下記2つの課題があります。
(1)独学での学習:安価だが、挫折率は80%を超え頓挫する(当社調べ)
(2)スクールでの学習:挫折しにくいが、費用が数十万円を超え金銭的負荷が高い

上記2つの課題を解決するために、弊社はプログラミングスクールで蓄積してきたノウハウを生かしサブスク型プログラミングスクール「SAMURAI TERAKOYA」を2021年3月にリリースしました。


山下:SAMURAI TERAKOYAのサービス成長のために教材の観点からは下記を取り組みたいと考えております。

①複数の教材コンテンツの開発(量)

社内で教材を作り始めたのも約2年前からのため、WEBサイト制作、WEBアプリ、WEBデザインと言った基本的な教材のみになっております。今後はAI/人工知能教材、DX教材、ITパスポート教材、インフラ教材など、幅広い教材を作りたいと考えております。

②テキスト教材を補完するコンテンツの開発(質)

習熟度をあげるための確認テストや課題などをより質を高めていきたいです。また、動画や図解(イラスト)を入れ、初学者でも分かりやすい理解しやすい教材を作っていきたいです。

上記を取り組むことによって、プログラミング教育市場が抱えている課題を解決することやSAMURAI ENGINEERを金額面で手が出せなかった層にもアプローチができ、弊社の掲げる「質の高いIT教育を、すべての人に」というミッションの実現に一歩近づくと考えております。

後編は山下さん・近藤さんのご経歴、SAMURAIへの入社経緯などに迫っていきます!

是非後編もご覧ください*

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