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SAFELYで働くメンバーを紹介するインタビューシリーズ。今回はWebディレクターとして活躍する有泉 裕貴さんに、これまでのキャリアやSAFELYの魅力について語ってもらいました。
※本記事の内容は2025年11月公開時点のものです。
目次
デジタル領域の可能性を感じ、UXディレクターとしてキャリアをスタート
ユーザー体験を育て、プロダクトの継続的な成長を実感したかった
定性と定量の両面に目を向け、ユーザー体験の向上と向き合う
スピード感のある環境で、自分の意思が形になっていく魅力がある
デジタル領域の可能性を感じ、UXディレクターとしてキャリアをスタート
──まずは、これまでの有泉さんのキャリアについて教えてください。
大学卒業後、デジタル領域における課題解決を支援する企業に入社しました。多種多様なデジタル課題の中でも私が担当していたのは、UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善支援です。UXディレクターとして、さまざまなUXの改善プロジェクトに携わりました。
──UXの改善というと、具体的にはどのような取り組みをされていたのでしょうか?
そうですね。クライアントの課題や要望によって支援内容も変わるのですが、簡単に言うと「どんな体験であればユーザーにとって心地よいか」を意識しながら試行錯誤を重ねる取り組みです。
たとえば、以前担当した大手インターネット通販アプリのUIUX改善プロジェクトでは、ユーザーがより商品を比較しやすくなる導線設計や購入ボタンの配置・デザインの見直しといった、購入までの流れをよりスムーズにするような改善を行っていました。
──なるほど。専門的な知識が必要そうなお仕事ですが、学生時代からUIUXの勉強をしていたのでしょうか?
実を言えば、学生時代は税理士を目指して、大学院への進学も視野に入れていたんです。しかし、社会のデジタル化が進む中で、IT領域の可能性と興味が大きくなっていきました。それで、税理士の道を進むのではなくIT業界を目指すことにしたんです。
なので、デジタル領域の専門知識がほとんどなく、入社後は基礎から必死に学びました。実際のプロジェクトを通して、データ分析やユーザーリサーチの手法を身につけるなど、試行錯誤の連続でしたね。
ユーザー体験を育て、プロダクトの継続的な成長を実感したかった
──ご活躍される中で、転職を考えたきっかけはなんだったのでしょうか?
支援会社という立場上、プロジェクトに携われる期間が短いことも少なくありませんでした。さまざまな事例から得られる学びは多いものの、個人的には改善施策の先にある「ユーザー体験がどう変化したのか」「継続的にどのように良くなっていくのか」を追っていきたい気持ちが強かったんです。
プロダクトを継続的に成長させていく過程で、自分の取り組みがユーザー体験の向上に繋がっていることを実感したい。その想いから転職を考えるようになりました。
──より長期的な目線でユーザー体験の向上に携わりたいと思っていたんですね。
そうですね。ユーザー体験を「育てる」経験ができる環境を求めていました。スピード感があって、UIUXの観点を大事にしている会社に出会えたらいいなと思っていたんです。
自分の望む環境を求めて、本当にいろいろな企業の面談や面接を受けました。その数は30以上だったと思います。そのうちの1社がSAFELYだったんです。正直、会社のことをほとんど知らなかったのですが、面談では代表の岡野さんの考え方に強く共感しました。
SAFELYは「どのような体験をユーザーに届けたいのか」「人の行動や感情にどう寄り添うのか」を真剣に考えている。こういう会社で働きたいと入社を決めました。
定性と定量の両面に目を向け、ユーザー体験の向上と向き合う
──SAFELYでは、Webディレクターとして活躍されていますよね。具体的なお仕事内容を教えてください。
自社メディアである『水道修理のセーフリー』『生活のセーフリー』のWebサイトおよびアプリのUIUX改善を中心に担当しています。
課題や要件を整理したうえで、どのような改善や施策が効果的かを検討し、ワイヤーフレームの作成からデザイナーへの依頼、そして公開までのディレクションが主な仕事です。
とくに、細かなデータ計測環境の整備やユーザーインタビューの企画など、ユーザーの行動と感情を定性と定量の両面から調査し、改善に取り組める環境づくりに力を入れています。
──ユーザーの体験向上を追求しているんですね。有泉さんが「やりがいを感じる」瞬間を教えてください。
そうですね。やはり自分が立てた施策でユーザーの行動が変化すると嬉しいですね。離脱率が高かったページや、あまりクリックされていなかったボタンに対して改善策を講じた結果、滞在時間が伸びたり、問い合わせ数が増えたりといった変化が見られると、やってよかったなと思います。
数字として成果が現れるのはもちろんですが、その裏にある「ユーザーがより快適に感じてくれた」という気持ちの変化を想像できる瞬間に、仕事の意義を強く実感しますね。
スピード感のある環境で、自分の意思が形になっていく魅力がある
──SAFELYのどのようなところに魅力を感じていますか?
SAFELYの魅力は、意思決定までのスピード感と、個人の提案がきちんと受け止められる環境があることです。前職ではクライアントワークということもあり、当然ながら最終的な決定権は相手側にありました。そのため、自分のアイデアを実現するまでに時間がかかったり、距離を感じたりすることもあったんです。
SAFELYでは、社長との距離が近く、直接提案する機会も多くあります。社歴に関係なく、データや根拠をもとにした提案であれば「こんな仕組みをつくりたい」「このように改善したい」といった提案をバンバン出せる環境です。
また、チーム内のコミュニケーションがとても密で、プロジェクトの細部まで一緒に考えながら進めていけるのも魅力ですね。自分の意思で動き、スピード感を持って形にしていける環境は、とても刺激的だと感じています。
──最後に、今後の目標を教えてください。
今後は、よりデータドリブンなUIUX改善ができる環境や体制を整えていきたいと考えています。
先ほども触れましたが、定性的なリサーチだけでなく、ユーザーの行動データやコンバージョン数といった定量的なデータも組み合わせて分析し、施策の精度やスピードを高めていくことが目標です。
アプリのほうでは、ユーザー属性や利用状況に応じたパーソナライズされた体験設計にも挑戦しています。そこで得られた知見をもとに、Webの体験にも同様の仕組みを取り入れ、より一人ひとりに寄り添った体験を提供していくことが直近目指しているところです。ゆくゆくは、プロダクト全体のUX戦略を描き、チームを導いていけるようなディレクターを目指していきたいですね。