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一期生として入学した大学では4つの教員免許を取得
大学は教育系の大学に通っていて、在学中は小中高と特別支援学校の4つ教員免許をとり ました。大学に入るときから高校教員になろうと思っていたので、卒業後は国語の教員と して高校に就職しました。
大学は一期生として入学しました。教員免許が取れる大学はいくつかあったのですが、大 学で一期生になる機会はなかなかないと思ったので。学校では基本的に既にある伝統やルールに従っていくと思うのですが、一期生として入学後1から自分たちで作っていける 環境に魅力を感じましたね。入学後は先輩がいないのは少し寂しくもありましたが、大学自治組織の副会長として、学校の制度・イベント作りが1からできたので大満足でした。
もともとはそんなに前に出るタイプではなかったんですが、中学の時にちょっと前に出てみようと思って生徒会に入ったのがきっかけで人前で何かをするのが苦にならなくなりました。そこから高校では部活の副部長をしたりと主体的に動くことが増えて、大学選びでも一期生であることに抵抗感を感じることなく自分たちで作っていく環境に面白みを感じました。
夢見るを見つけたきっかけ
教員は大学卒業後3年間していたのですが、特に転職先を探していたわけではなくて。「世の中の流れを知るためにもとりあえず転職サイトには登録しておこう」みたいな風潮 があったので元々登録だけしていました。教員として就職した時から毎年一つは資格を取ろうと決めていて、転職サイトにも毎年取得した資格を追加するようにしていたんです。 それで昨年情報系の資格を取った時に夢見るからオファーをいただきました。
最初は夢見るが教育関係の会社ということで興味を持ちました。「主に小学生向けにプログラミングを教えているので、レッスンの見学だけでも」という話だったので、教員としての経験値が増えればという考えでレッスンを見学することにしました。
好きなことに全力で取り組む子ども達の姿をみて 最初は登美ヶ丘と富雄教室に行ったんですが、1番に思ったことは、子供達が本当にレッスンに対して目を輝かせて取り組んでいたところですね。それが一番衝撃的でした。高校 で教科を教えていると、本当にその教科が好きで目をキラキラさせて学ぶ生徒は40人のクラスで5人、10人くらいで。ほとんどの生徒たちは受験で使うから・必要だからやるという感じでした。自分の高校生時代を振り返って見ても同じ感じでしたし。その点ロボ団で はそこに通う全員が「ロボットが好き、プログラミングが好き」って言って目を輝かせな がら取り組んでたので、これだけ主体的に学べるこの環境ならなんでもすぐに吸収できだろうと思いました。
あと高校教員として進路指導や受験指導をしていると、生徒の口から「やりたいことや好 きなことが無い」という話がよく出ます。「何がやりたい?」「何が好き?」って聞いたときに、「いや好きなことないですね」と言っている高校生を毎年見る中で、自分の好きなものとかやりたいことの原点には幼少期が一番影響するんだろうなと思って。もちろん、高校卒業時点でやりたいことや好きなことが明確にないといけないとは思っていませんが、あったほうが楽しいとは思うんですよね。
そういった経緯もあって子ども達に「どうすれば好きなことや、やりたいことを見つける手伝いできるだろう」ってちょっと自分の中で悩んでた時にロボ団のレッスンを見て、新しい発見がありました。
夢見る入社の決め手は? 尖った社員も魅力的!
新しいことできるのが大きかったです。教室長としての入社だったので、今まで1教員としてやってきたことに加えて、マネジメントや外部との連携などを全て自分でやらなければいけないということへの不安はありました。でもそれ以上にやってみたいことができて、何をすべきかを1から考えられるのは面白いなと思いました。
それに「好きを学びに社会と繋がる」という理念にも強く共感しました。やっぱり好きなことなら普通のことより2倍3倍、あるいはそれ以上吸収できるし、自分の意志で学ぶというのは人間として凄い大切なことだと思っています。だからこそ無理やりやらされている訳ではなく、主体的に自分から何かを掴みに行こうとする姿勢で子ども達が教室へ来てくれるのは嬉しいですね。こちらも子どもたちの「好き」という気持ちを少しでも学びに繋げられるよういつも全力です。
ロボ団がやってる教育内容に関しても、子どもたちの心にそういう気持ちを芽生えさせる ことができるっていう意味で凄く良いコンテンツ、良いレッスンだと思いますね。
あとは企業なので、色んな特性を持った従業員がいることが強みだと思います。学校現場はその性質上、どうしてもある程度同じようなタイプが多くなりますし。教育現場と比較して夢見るはいい意味で尖ってる人たちが多いのが強みですかね(笑)
夢見るでのキャリアプラン
教室長としてレベルアップしていくのはもちろんですが、それに加えて今よりさらに魅力的な教材開発にも携わりたいです。あまり枠にとらわれないキャリアの作り方もできたら 良いですね。
やはり現場には携わっていたくて、教育現場で今まで培ってきたことを活かしたいです。 子どもたちの表情が見える場所から教材や現場の改善点を見つけて、それをみんなに還元していきたいです。
他には、ロボ団のミッションに掲げる”好きを学びに”を活かせるイベントはどんどんやっていきたいなって思います。今ちょうど近鉄さんとのコラボさせてもらってるし、ロボット制作の会社アルゼさんともコラボさせてもらっています。そういった外部の会社や近鉄沿線とコラボして教室の中のロボットとプログラミングだけに拘るんじゃなくて様々な角度から”好きを学びに、社会と繋がる”という体験を子どもたちに広めていきたいと思っています。