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医療・介護からバス業界への転換。バス運転手専門事業への軌跡とは。

Photo by Shunsuke Ono on Unsplash

こんにちは!リッツMC人事部です!今日は弊社が今までどのような歩みをしてきたのか、そしてどのような背景でバス運転手専門の求人を展開するようになったのかを、代表の中嶋にインタビューをしてみました!ぜひ最後までご覧ください。

リッツMCの創業時の話を教えてください。

当社は創業当初、医療・介護専門の人材採用支援事業を行っていました。当時は医療・介護に特化した人材採用支援を行う会社は多数ありましたが、バス業界に特化した会社は一社も存在せず、調査を進めると、バス運転手不足は地方だけでなく全国的な問題であることが分かりました。また、バス運転手を目指す方々がどこに相談すればよいか分からず困っている現状も明らかになり、バス運転手専門の求人を扱うことを決めました。

どのようにバス専門の媒体を立ち上げたのですか?

リッツMCを立ち上げてから3年。売上も右肩上がりでお客様も増え、順調でしたが、医療・介護分野をクローズし、人間関係の構築からバス業界への広報・PRまで、全てをゼロから始め、バス業界に特化した人材採用支援に切り換える決断をしました。バス業界は公共交通機関であり、国土交通省の認可事業であるため、非常に「慎重」な姿勢が求められました。バス会社一社一社を訪問し、「新しい採用サービスを創ろうと思っています。ご参画いただけませんか?」と提案しましたが、多くは「少し様子を見させてください」「他社の動向を踏まえて検討します」といった返答でした。

どのようにバス会社様の信頼を獲得していきましたか?

「是非やりましょう!」と言ってくださるバス会社はほとんどなく、信頼を得ることの難しさを改めて、痛感しました。最初にバス運転手専門の求人サイト「どらなび」を始めたときは、無料掲載にして、約70社の参画がありましたが、定価販売にした時ご掲載いただけたのは、わずか7社でした。求人サイトと言うからには、たくさんの会社を比較検討し、絞り込めないと、求人サイトとは言えないので、正直つらかったです。でも、立ち直りの早さは自慢でもあるので、「少なくとも100社は集めよう!」「日本全国のバス会社の求人が掲載されるような媒体にしよう!」と気合いが入りました。それからはとにかく無我夢中で、気がついたら掲載社数が100社を超えていて、その時は感動しました。

今後の事業の展望について教えてください。

事業というのは、仲間と一緒に考えて、開発して展開していくものだと思っています。だからこそ、若い人たちから新しい奇抜なアイデアをたくさんもらって、それらを検討して、「これビジネスにできるね!」というものを世の中に出していきたいと思っています。将来的な話になりますが、色々な事業展開を考えています。 例えば、労働力不足を解消するために、バス業界にも海外の人材が参入しやすいような環境を整備すること。あるいは日本と同じようにバス運転手不足で困っている国に「どらなび」を展開することなどです。私が思いつくアイデアを実行するよりも、みんなのアイデアを展開していく方が面白いものが出来ると思っています。だから、リッツMCの今後の新しい事業は、社員と一緒に考えて、展開していきたいと考えています。


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