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初めて住む国、初めての職種。会社の厚いサポートで困難を乗り越え始まった新たな挑戦

RITのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第7弾は、コンサルタントのシン・ジュンハンです。韓国で生まれ幼少期よりニュージーランドで育ち、今度は日本で働いてみたいと転職活動を開始。内定から入社・勤務開始に至るまでの課題やサポート、自身が描くRITで実現してみたいことなどを語ります。

プロフィール
シン・ジュンハン
韓国出身。幼少期から大学までニュージーランドで過ごす。大学卒業後、兵役を経てニュージーランドの化学メーカーでの財務関連業務に従事。その後、韓国の音楽製品の生産販売会社にて自身の強みである財務会計以外にも営業や製造を含む全領域を担当。2022年4月よりRITに参画。

面接官の印象は「雰囲気がコンサルっぽくない」。それが自分には良かった。

ーご経歴について教えていただいてもよろしいですか。

はい。ニュージーランドの大学で財務会計の勉強をして、卒業後に2年間の兵役を経てニュージーランドに戻り、化学メーカーで財務関連の仕事に就きました。この会社では財務計画や原価や販売価格の設定分析などの業務を含めて、新規市場に参入する際のリサーチや意見書作成などのサポート業務を担当していました。その当時、韓国で音楽製品の生産販売会社を経営している父が体調を崩してしまいまして。父をサポートするために、化学メーカーを退職して韓国へ渡り、父の会社で経理関係から営業、製品の組み立てなど、業務の全領域に関わりました。

ーなぜ日本で働こうと思われたのですか。

ちょっと漠然とした言い方かもしれませんが、以前から興味があった国でもありますし、ずっと住みたいなと思っていました。もう一つは、日本の方々って、小さい仕事でも自分がやることに誇りを持っていて、何でも一生懸命にやるイメージがあるのです。そういう環境で僕も自分をブラッシュアップしたかったという気持ちがあり、それで2021年の6月ぐらいから仕事を探し始めました。数社からお声がけいただいたのですが、2021年の秋ごろにRITへの入社を決めて、2022年の4月から勤務開始という経緯になります。

ー何社かお声掛けがあった中で、なぜRITに決めたのですか?

一番大きい理由は面接の際に会った方々の印象がすごく良かったことですね。COOの長田さん、コンサルタントの石坂さん・鳥本さんとお話する機会があったのですが、コンサルタントってお堅いイメージがありましたし、他社の面接でお会いした方もそういうタイプの方が多かったです。でもRITのコンサルタントはとても穏やかで親切でしたし、論理力や頭の回転が速く、スマートだなと感じたところです。二つ目の理由としてはやっぱりベンチャー企業なので、コンサルティングをやりながらお客様をサポートしつつ、会社を成長させていくという部分や社員の新規事業を支援する会社の制度があって、今後僕自身にもそういう何か想いや機会ができたとき、RITで支援をいただければと、思ったからです。

ー財務会計からコンサルへのキャリアチェンジですが、それには何か理由があるのですか?

財務会計の仕事の中でも課題を把握してさまざまな角度から事象を紐解いていったり、効率的な方法を探すなど、そういう部分に楽しさややりがいを感じていましたので、次のキャリアではコンサル職に就きたいと思っていました。実は大学生の時コンサルティングファームで3ヶ月ほどインターンをしたのですが、正直なところとてもきつかったけれど、仕事自体はとてもやりがいがあったので、心の奥底でいつかコンサルとして働いてみたい気持ちはずっと持っていましたね。



ビザ取得や部屋の契約をはじめ、会社の手厚いサポートで日本で働くという夢を実現。

ー2021年の秋頃に内定で、勤務開始が2022年4月というのは何か事情があったのですか?

そうなんです! 2021年の10月に内定はいただいたのですが、コロナの関係で日本への入国ができなかったのです。その間RITには入社をずっと待っていただいていました。待っていただいたことには本当に感謝しかないです。その間、2022年の2〜3月ぐらいまで父の会社を手伝いながら入国の準備をしていました。

ービザや日本で住むためのお部屋探しなどはどうされたのですか?

ビザは代行してくれる方がいらっしゃったのですが、会社と連携する必要があったので、僕とバックオフィスの新井さんとずっとメールでやりとりをしながら、新井さんから直接ビザ代行の方に連絡していただいたりしました。今住んでいる部屋も新井さんから不動産会社を紹介していただいて、その方と連絡を取りながら部屋選びをしました。契約は会社の名義でやっていただいています。というのも、外国人は入居の際の審査がいろいろと難しいという話がありましたので、会社の名義で契約してもらい、家賃を除いた分を給料としてもらう形にしました。

ー会社の方も臨機応変に対応したのですね。

いろいろとサポートしてもらった事が多かったですね。入国前には先ほどのビザや部屋探しもそうですし、会社のオンライン忘年会にも招待していただき、皆さんとコミュニケーションを取ることができました。入国後も役所関連の手続きの際に、もし区役所とか必要であれば一緒行きますよ、と言っていただいたり、いろいろ支援していただきました。それにRITの皆さんは仕事以外にもケアしてくれるというのを感じますね。普通に仕事の話以外にも、日本の生活はどうですかと聞いてくださったり、僕から質問があっても軽い気持ちで聞ける環境を作ってもらったのがあるかな。例えばバックオフィスの新井さんが生活関連でも何かあったら聞いてくださいと言ってくださったので、先日果物が安く買えるとこはどこですかってSlackで聞いたりしました(笑)。そういう生活のことでも軽い気持ちで聞ける環境というのはありがたいです。

ー内定が出てから日本に実際に来て仕事が始まるまで、ご自身の中で一番心配だったことはありますか。

RITはフルリモート勤務なので、友達が作れるかなという心配があったのですが、意外とすぐにできました(笑)。普通にみんな優しくて、こちらの心配はもうなくなったかなと思います。仕事的にはやっぱり新しい事が多いので……。内定をいただいてから、会社にはだいぶ待っていただいたので、それに感謝する気持ちを持って勤務しなければと思っていますが、日本で働くのも初めて、コンサルティングも初めてなので、ちゃんと結果出せるかな、迷惑かけるのではないか、ちゃんとできるかなという心配は大きかったです。


大好きなビール。ビールが縁で繋がった友人もいます。


新規事業を応援する会社の制度や社員のサポート。いつか自分の持つ夢をカタチにしていきたい。

ーシンさんから見たRITのメリット、いいところとはどこだと思いますか。

いろいろありますけれど、入社して感じた一番大きい魅力はお互いがサポートしあえる文化・社風だと思います。他部署の人でもSlackで何をやっているのか、ある程度見えるじゃないですか。それを見て他の部署の方も支援ができる領域があったらサポートしてくれたりと、お互いに協力しあう会社なので、頼りになる人が多いなと感じます。

ーこれからの目標や、ご自身が思い描いている未来図はありますか?

短期的にはコンサルタントとしていろいろな会社さんの支援やプロジェクトに参画できるように成長したいです。少し長期的な目線としては二つあります。一つ目は僕はビールが好きなのですけれど、いずれ自分でビールバーを立ち上げ、各国に店舗を出したいと思っています。二つ目はスマートホームに興味を持っていまして。こちらはまだ具体的な考えはないですけど、スマートホーム関連のデバイスなどが好きなので、こちらに関連するような仕事もやってみたいですね。

ーRITでやってみたいことはありますか?

そうですね。自分の事業を立ち上げる人が何人かいらっしゃるので、本当に意思さえあれば、こういうことをやりたい、起業してみたいと、声を上げればできる環境だと思います。その上、そういうメンバーがいたら他の社員が積極的に支援する文化がありますよね。まだ自分自身の中で具体的な形にはなっていないので、どうなるかわからないですが、本当にやりたいなという気持ちができたときに、会社も社員の方も積極的に支援してくれると思いますね。

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