ライダースパブリシティが家サイトにてご紹介している家づくり最新コラム ~【2024年4月版】マイナス金利解除で住宅ローンはどうなる?金利の影響と住宅購入のポイント~④
ライダースパブリシティがご紹介する「家づくり最新コラム」。
前回、変動金利の返済負担がただちに上がる可能性は低いということをお伝えしました。
今回は、これから新規に借り入れを行う場合の返済負担についてお伝えします。
マイナス金利が解かれたことから、優遇幅を小さくする金融機関が出てくる可能性があります。そうなると、新規で変動金利型住宅ローンを借り入れた場合の返済負担は上がることでしょう。
たとえば変動金利を年0.4%、返済期間を35年かつボーナス返済なしとして5,000万円のローンを借り入れた場合、月々の返済額は127,595円となりますが、ここから金利が年0.5%上がると負担は月11,230円も上がってしまいます。
そのため、優遇幅が小さくされる前に住宅ローンの借り入れを行うのも方法の1つと言えます。しかし、優遇幅が実際に小さくされるのかどうか、はっきりとしたことは言えません。むしろ、すでに新規借り入れの金利を引き下げるとしている金融機関もありますので、調べてみることをおすすめします。